冷製パスタなる代物を“食わず嫌い”していたことを思い知った。
これからの暑い日の昼食には冷製パスタが良いだろう。
少々大きめのむき海老をたっぷり使い、ニンニクも入れ、
キャベツと一緒にマヨネーズソースで和えるだけというお手軽さだ。
とにかく色合いが綺麗でよろしい。
海老のピンクとキャベツのグリーンとパスタの白がパステル調で美しい。
冷製パスタの正しい作り方は知らないが、
レシピ本などには、茹で上がったパスタを冷水に取ると書いてあるものがあるが、
パスタをざぶざぶ水洗いしたのではパスタの旨味が流れ出て美味しくなくなるような気がする。
そこで今日は、茹で上がったパスタに製氷室から取り出した氷を振りかけて冷やした。
映画「超高速!参勤交代」はコメディータッチの娯楽作品の体をしているが、
なかなかどうして、多少軽いところはあるが見方によってはシニカルな映画だと感じた。
テーマは、無理難題を押し付ける独断専行の幕府のお偉方と
東北地方の小藩、湯長谷(ゆながや)藩の奮闘ぶりを皮肉を込めて描いている。
勧善懲悪と判官贔屓の要素に、観客は心ひそかに喝采する。
深田恭子の31歳になった大人の女性の美しさに魅せられる。
今から10年前、映画「下妻物語」に出演した深田恭子は21歳だったのだ、
と思いながら彼女の美しさをスクリーンで楽しんだ。
私の好物の一つに人参のグラッセがある。
好きな理由は、
甘いこと、柔らかいこと、色が綺麗であること、体に良さそうであること。
料理というのは、と大上段に振りかぶった言い方であるが、
動物にエサを与えて太らせるためとは違い、
人生を楽しみ、心が豊かになる、
それが料理であると思う。
人参のグラッセ風サラダは、生の人参ではなく、
茹でた人参をオリーブの実のみじん切り入りのフレンチドレシングで和える。
友人の畑のジャガイモを掘りに行った。
彼の畑は横浜市のアメリカ軍深谷通信隊があったところで、
広大な敷地には高いアンテナが今でも立っているが、
通信衛星の時代になり、通信隊としての役目は
とうの昔に終わっていたのである。
深谷通信隊があった敷地は、野球のグランウンドが8面くらいあるだろうか、
そのほか、友人のように家庭菜園としてかなり広い面積が利用されている。
アメリカ軍から日本に返還されたのは今年の6月で、
畑として利用している人たちは来年3月末日までに更地にして返還する義務がある。
週末に野球をやっていた子どもたちは、
来年の4月からどこで野球をやるのだろうか。
通信隊跡地の利用計画は、横浜市がこれから作るのだろうが、
多くの子どもたちが楽しんできた野球をする喜びをなんとか守ってもらいたいものだ。
旅行のお土産として一番気に入っているのは山葵だ。
粉末の山葵の素を水で溶いて使う寿司屋もあるだろう。
家庭の食卓でお目にかかるのはチューブ入りの山葵が多い。
スーパーの野菜売り場で本物の山葵を見ることもあるが、すこぶる高価である。
ところが、お土産で買う山葵は多少高くても旅先ということからか
ついつい手が出て買ってしまう私だ。
すりたての山葵をお刺身につけて、あるいは、
ざる蕎麦に添えて食べるのは贅沢な気分にさせてくれる。
以前、愛知県豊橋市のお蕎麦屋さんでは、
ざる蕎麦を注文すると山葵を丸ごと1本添えて出してくれたことを思い出した。
そのお蕎麦屋さんは、ある皇族の方が贔屓にしていると聞いたけれど、
今でもざる蕎麦に本物の山葵を添えて出しているのだろうか。
ヤマボウシ(山法師、山帽子)はミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。
花のように見えるのは総包片といって花ではなく、
総苞片の真ん中にちょぼちょぼっと見えるのが花である。。
ミズキ科の花で私たちの身近によく見るのはアメリカハナミズキであろう。
最近、住宅街の並木として多く植えられている。
老人会の旅行で行った富士五湖の一つ、
西湖のほとりにある癒しの里の水車を撮った。
駆け足の観光旅行ゆえ、見学時間は僅かであるが、
こんな素敵な施設があるとは知らなかった。
こんどはプライベートで訪れてみたい場所だ、
入場料が350円とは驚くべき安さだ。
私たちは団体割引だったので300円を支払った。
今から約50年前に土石流の災害で集落は
被災し、その後、復旧された過程でこのような
施設を作ったとのことで、施設で働いている
人たちは集落の住民らしい。
その人たちの接客態度が素晴らしく、
名前のとおり、まさしく癒されるような
感じの応対ぶりだった。
老人会の旅行で行った富士浅間大社で撮った
アジサイである。
年に1回の老人会の旅行は1泊2日で、
今年は伊豆・熱川温泉に泊まり、
2日目に富士浅間神社、西湖癒しの里、
忍野八海を観光した。
旅行の参加者の平均年齢は77歳くらいか。
元気だから旅行に参加するわけだが、
皆の元気さに感心した。
実は、今年の春から老人会に入会した私。
「老人会に入らないか」と以前から誘われて
いたが、とうとう断りきれなくて入会した。
老人会の会員は80人くらい。
町内会の世帯数は540もあるのに、
老人会の会員数が80人とは、老人会の
人気のなさがよく分かる。
「恵 いづみ橋」は神奈川県県海老名市の造り酒屋、
泉橋酒造株式会社の酒。
安政4年というから西暦では1857年、今から
150年余り前に創業した泉橋酒造である。
4合瓶の表のラベルには・・・・、
“純米 吟醸 海老名産 山田錦”と誇らしげに
書いてある。
この酒蔵は、~酒造りは米作りから~、を謳い、
首都圏のベッドタウン、海老名市で減農薬により
自社栽培する山田錦を使って醸造する。
精米歩合は58%、扁平精米。無濾過タイプ、
1回火入れと瓶の裏のラベルに書いてある。
この酒蔵の若い経営者が(蔵元という)が、
熱い心で酒造りをしていることがこちらに
伝わってくるように感じた。
私の評価は、☆☆☆☆(満点は☆5つ)
映画「グランド・ブダペスト・ホテル」を見た。
映画の題名が良い。
最近の洋画の題名は、原題そのままの題名、見当はずれの日本語訳の題名などが多く、
もう少しましな題名、もう少し題名を考えたらよいのに、と思うことがしばしばである。
かつて、1940~1950年代の洋画、特にヨーロッパ映画のしゃれた題名が懐かしい。
この映画の原題は“The Grand Budapest Hotel”なので、
原題そのままではあるが、原題をそのまま使ったのは賢明な選択である。
戦後、ヨーロッパの映画を多く見た私は、
ヨーロッパの香りがするこの映画を懐かしい思いで見た。
この映画は2014年に製作されたアメリカ映画で、
配給は20世紀フォックス映画であることを意外に思った。
イタリア・ベスビオ火山の大噴火によってポンペイの街が火砕流に呑み込まれる話。
3D版で見たこの映画の迫力はまことに見事であり、奴隷たちの死をかけた闘い、
主人公の愛の物語、家族愛、火砕流のすさまじさ、などなど、映画の醍醐味を十分味わえる
大娯楽作品であることは間違いないが、今までこれと似たような多くの映画を見てきた私たちは、
「あゝ、またか、すごいね」という感想は述べるが、それ以上の何物でもないというのが正直な気持ちだ。
具を市販の餃子の皮に包んで蒸し器で10分間蒸した。
具の材料は・・・・、
ムキエビ(半分は粗みじん切り、半分はペースト状にした)
タケノコ(みじん切り)、長ネギ(みじん切り)
具の材料をボールに入れ、
塩少々と中華だしの素小さじ1、酒大さじ1、胡麻油大さじ1、片栗粉大さじ2を加えた。
中華料理店で食べる海老焼売のように、
具のエビの薄桃色が餃子の皮から透けて見えて素敵だった。
つるつるした食感も良い。
「千寿 久保田」は新潟県長岡市の造り酒屋、
朝日酒造株式会社の酒。
父の日の贈り物として娘婿から届いた。
“久保田”といえば酒通にはよく知れ渡った銘柄。
洒落た小料理屋などに置いてあるのを見たことはあるが、
高価な酒とあって、酒屋で買ったことはない。
一升瓶の裏側に貼られたラベルには・・・・、
新潟県産米100%使用、
精米歩合:こうじ米50%、かけ米55%、
アルコール分:15度、と書いてある。
母の日に比べて影が薄い父の日に娘婿から届いた
有名な酒を嬉しく飲んだ。
秋になれば私の誕生日がやってきて敬老の日も
あるので楽しみだ、などと書いて祝いの酒の
アンコールを期待しているわけではない。
私の評価は、☆☆☆☆(満点は☆5つ)
ファンクラブに入ろうかと思うほど、綾瀬はるかが大好きな私は、
彼女が主演する映画「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」を見に行った。
この映画の原作は松岡圭祐の人気ミステリー「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズで、
相手役の男優は松坂桃李が務める。
テレビの2時間ドラマ風な映画で、気楽に楽しめる娯楽作品なので、
ある映画評論家は、この映画は100点満点中60点だと酷評に近い点数を付けた。
しかし、綾瀬はるかの大ファンである私は、そんな酷評にめげず、
大いにこの娯楽作品を楽しんだのである。
鎌倉交響楽団の演奏会を聴いたのは今回で3回目。
アマチュアオーケストラが迎える指揮者は
毎回同じ人、毎回違う人と様々であるが、
鎌倉交響楽団は決まった指揮者ではなく、
その都度、違う指揮者を迎えるようだ。
指揮者といっても、アマチュアオーケストラの場合、
技術的な指導が重要な要素であるように思うが、
指揮者によって同じオーケストラの“音”が
まったく違うと感じたのが今日の演奏会の感想だ。
演奏した曲目の内、チャイコフスキーの交響曲第4番が
素晴らしかったと思ったのは、トランペットを吹いた女性の
奏者が見事な演奏ぶりを披露したからだ。
土曜日の午後、演奏会場の鎌倉芸術館の客席はほぼ
満席で、聴衆の平均年齢は見渡したところ73歳くらい。
高齢化が進んだのは地方都市だけでなく、鎌倉市も
同様なのだろう。