旅、酒、音楽、料理、写真も・・・

静かに酒を飲みながら、ジャンルを問わずに古今東西の音楽について語りたいものです。ついでに料理と写真についても…。

菜の花畑に立つ美人

2016年04月30日 | 写真

写真サークルが企画した撮影会に参加した。
参加者は7人。

空一面に雲が広がり、花を撮るには絶好の天気だ。

ただ、空が写らないように撮らなければならない。

平日の午後の菜の花畑は私たち以外に人影がなく、
あたかも要人の来場に備えて一般の人が入って
来ないようにしていたようだった。

この菜の花は菜種油を採るために栽培している。
もう少し経つと、農産物直売所で菜種油が販売
され、あっという間に売り切れるそうだ。

東京都の郊外に位置するこの地域は、農地を
守るために市役所が特別の配慮をしている。

青森県の酒「ねぶた」を飲んだ

2016年04月29日 | 

「ねぶた」は青森県上北郡おいらせ町の
造り酒屋、桃川株式会社の酒。

4合瓶のラベルには、赤文字で“淡麗純米”と
書いてあり、ブランド名“ねぶた”は金文字で
印刷してある。

“おいらせ町”の町名は漢字ではなく、
平仮名で表記してあるのは、“奥入瀬”を
読めない人が多いと思ってのことか?

造り酒屋は“淡麗”な酒造りを目指すようだ。
また、“ねぶた”と金文字で印刷するのは、
北津軽郡の人たちにとって“ねぶた”は特別な
意味があると考えているのだろう。

ラベルの最後には“南部杜氏”と印刷し、落款も
印刷してある。

精米歩合は65%、原材料は米と米麹。アルコール分は14度以上15度未満。
飲んでみた感想は、☆4つ(☆5つが満点で)。

映画「ルーム」を見た

2016年04月28日 | 映画

主演女優のブリー・ラーソンは第88回アカデミー賞主演女優賞(2016年)を受賞した。

アイルランドとカナダの合作映画「ルーム」は久しぶりに見た本格的な映画。
本格的とは、安っぽいメロドラマでなく、アクションたっぷりのお手軽映画でもない、
心に響く感動的な映画だ。

映画の筋書きからすれば、単なるお涙ちょうだいの映画になったかもしれないものを、
見事に、語弊はあるがごく普通に演じた主演女優のブリー・ラーソンに拍手を送りたい。

物語は、7年前から施錠された部屋に監禁されているジョイ(ブリー・ラーソン)と、
彼女がそこで出産し、外の世界を知らずに育った5歳の息子ジャック。

部屋しか知らない息子に外の世界を教えるため、自らの奪われた人生を取り戻すため、
ジョイは全てをかけて脱出するが……。

あとは見てのお楽しみ・・・・。

水星交響楽団第53回定期演奏会を聴きに行った。

2016年04月27日 | 音楽

ブリテン作曲の「シンフォニア・ダ・レクイエム」と
ブルックナー作曲の「交響曲第7番ノヴァーク版が
演奏された。

1984年に一橋大学交響楽団の出身者を中心に結成された
水星交響楽団は、アマチュアオケにもかかわらず、意欲的に
大作を演奏曲目に取り上げることで知られる。

近年、ブルックナーの曲を演奏会で取り上げられることが
多くなり、そろそろ日本でもブルックナーが好きだという
クラッシックファンも増えてきた。

ブルックナーをCDで聴く限り、曲が“長大”、“難解”
という印象が強いが、生で聴く機会が増えれば、聴きなれる
ためか、ブルックナーの曲の理解度は高まるような気がする。

鎌倉・源氏山に上る途中に咲くヒメシャガを撮った

2016年04月26日 | 写真

老人会の行事で鎌倉の源氏山に登ることになり、
横須賀線北鎌倉駅で降り、駆け込み寺として
知られる東慶寺の横から山道に入った。
その道端に咲いていたヒメシャガをパチリ。

老人会の行事だから当然、平日に行ったのだが、
高齢者の登山?客が多いのに驚いたことと、
日本に住んでいるらしい外国人と観光で日本を
訪れたらしい外国人の姿が多いのに驚いた。

写真を撮った花はアヤメ科アヤメ属の多年草で
ハイキングに行けば山道の日陰などに咲いている
のをよくみる。

最近は日本人も時間の使い方が上手になり、
お金がかからなくて健康にもよいウオーキングが
盛んなのはとっても良いことだ。

岩田一男著「英語に強くなる本」を読んだ

2016年04月25日 | 

本を買うとき、本屋の棚を眺め、本の帯を見て
買う本を決める人が多い。

この本の帯には“昭和を代表するベストセラー”
“この本でダメなら英語はあきらめた方が……”
“50年前の本ですが今も新鮮なわかりやすさ”

なるほどね、と思いながらこの本を買う。

1961年の発売時わずか3か月で100万部を突破した
この本の存在を知る人も多いことだろう。

本文に、「あなたへの五つの質問」があり、
その第四問に「はいっています」
(便所にいるときです。外からたたかれたりすると、
だまっているわけにもいかない。
それを英語で何といいますか。)
その質問に対する答えが三つ用意され、
1. I am here.
2. Mr.So-and-so is here.
3. I am inside

岩田一男先生は上記の三つとも間違いだと言い、正しくは“Someone in.”と書いている。

この本の解説文を書いた作家で実践英語振興協会理事長の晴山陽一氏は、
「なにしろ半世紀も前の著作なので、(中略)現代とマッチしない部分を含むことは仕方ないと思う」
と書き、その1例として、“Someone in.”は不自然で、“I'm in here.”くらいのほうが自然と言う。

もっとも、ノックされたら日本語で「入ってます」と言えば相手に通じますね。

先日見た映画「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」の中の台詞に、
高齢の宿泊客が無事かどうか確かめるためにホテルのマネージャーが毎朝、
点呼を行い、「Mr.XXXX」「Ms.XXX」と大きな声で呼びかけると、
呼びかけられた宿泊客はまだ死んでいないよという言う意味で「here」と
返事をしていた。

映画「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」を見た

2016年04月24日 | 映画

私が2013年2月1日に見た「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」の第2作目の映画。

イギリスの国宝級の名優、OO7のM役でおなじみのジュディ・デンチに加え、マギー・スミスが出演し、
今作はアメリカの美男俳優、リチャード・ギアも出演している。

3年前に「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」を見た時の私の評価は☆4つだったけれど、
今作は☆3つにした。
やはり、2作目となると余程面白くないと、柳の下のドジョウの感がぬぐえないので☆3つにした。

ジュディ・デンチとマギー・スミスはともに1934年12月生まれの81歳。

女性の元気さは洋の東西を問わず、といったところか。

ただ、この2作目の良い点は、ボリウッド風の歌と踊りをたっぷり見ることができる明るい映画であること。

きれいになった大仏さんを拝観した

2016年04月23日 | 日記

老人会の仲間と鎌倉・源氏山にハイキングに行った。

女性5人、男性4人のあわせて9人の平均年齢は80歳くらい。

険しい?山道を木の根っこにすがりながら下って大仏さんのすぐ近くの国道(もしかしたら県道)にたどり着いた。

大仏さんの汚れを取り去る作業が終わり、きれいになった大仏さんを拝観した。

外国人観光客の多さに驚いた。

牛肉と牛蒡の煮物

2016年04月22日 | 料理

この煮物は毎日新聞の暮らしナビ欄に載っていたのを参考にして作った。

“常備菜”という言葉に惹かれるのは、できるだけ省エネで料理を作ることに魅力を感じるからだろう。

料理を作る立場から言えば、
“料理”は栄養満点で作るのが簡単で、食材を安く調達できて、美味しくて、作り置きできるのが理想だ。

この“牛肉と牛蒡の煮物”は、上記の条件を「安い食材」を除いてすべて満たしている。

名前のとおり、「牛肉と・・・」とあるように、使う牛肉は高くても上等で美味しい牛肉でなくてはならない。

今の季節、“新牛蒡”が出回り始めたので、牛蒡の香りが“新”という名のとおり、爽やかだ。

使った調味料は、砂糖(大さじ1)、味醂(大さじ1)、醤油(大さじ2)とサラダ油少々。いたってシンプルだ。

映画「スポットライト 世紀のスクープ」を見た

2016年04月21日 | 映画

今年のアカデミー賞の作品賞と脚本賞をとった映画。

2002年、アメリカの新聞「ボストン・グローブ」紙がカトリック教会の神父たちによる、
少年たちに対する性的虐待をあばいた、事実に基づいた物語の映画化作品である。

アメリカ人にとっては、今から14年前の出来事とは言えないほど、記憶に残る大事件だったはずだが、
我々日本人にはあまり知られていない事件だろう。

この映画を見て、アメリカ社会におけるキリスト教と教会の存在がいかに大きいかがよく分かった。

また、アメリカに限らず、ヨーロッパでも、インドのカースト制度を非難できないほど、
社会の格差が大きいものだということが、この映画を見て実感した。

上流社会、下流社会がはっきりわかれている。
卒業した学校の違いによって住む世界が異なる。

料理教室戸塚塾で作った「桜餅」

2016年04月20日 | 料理

季節感あふれる「桜餅」を作った。

まず、もち米2合を30分間浸水し、炊く直前に砂糖50グラム、塩1グラム、食紅少々を加える。
このとき、食紅を入れすぎないように注意する。

炊きあがったご飯を混ぜながら軽くつぶす。
これを“半殺し”という。

ご飯を12等分してラップに乗せて平らにする。

あらかじめ12等分しておいた200グラムのあんこを桜の葉っぱで巻いて、桜の花を乗せて出来上がり。
(桜の葉っぱと桜の花はスーパーで売っているものを使い、あらかじめ水洗いしてペーパーで水気を拭きとっておく)

さて、きょうの料理教室で桜餅の作り方を教えてくださったのは、Ms.Threebranch先生。

新潟県の酒「越乃雪椿」を飲んだ

2016年04月19日 | 

「越乃雪椿」は新潟県加茂市の造り酒屋、
雪椿酒造株式会社の酒。

精米歩合は60%。原材料は米と米麹。
アルコール分は15度以上16度未満。

4合瓶に貼ってあるラベルは和紙で、
墨痕鮮やかに「純米吟醸」と書いてある。

私たち日本人は和紙に対する信仰のような
ものがあり、和紙を見ると・・・・
「これは良いものに違いない」と本能的に
感じてしまう。
この酒のラベルが和紙でなくても、一口
飲んだだけで「これはうまい」と感じる。

飲んでみた感想は、☆4つ(☆5つが満点で)。

長芋のパプリカとピーマンとチーズが乗ったピザ風

2016年04月18日 | 料理

長芋を輪切りにし、その上に赤のパプリカと緑のピーマンを乗せてから溶けるチーズを置き、
オーブントースターで焼けば出来上がりという、極めてお手軽な料理である。

西洋人といってもイギリス人やドイツ人やアメリカ人などは
包丁を使うことはめったにないと聞いたことがある。

彼らの台所には包丁はあってもペティナイフのような、小さな包丁で、
これは我々が考える包丁ではなくて果物ナイフと呼ぶべき小さな包丁である。

長芋のピザ風チーズ焼きはペティナイフがあれば作れるような料理である。

近頃の葬式・・・家族葬、直葬、一般葬、葬儀場、自宅、お寺

2016年04月17日 | 日記

叔父が亡くなり、通夜式と告別式に参列した。

最近読んだ新聞によると、葬式の出し方は多様化が進み、
以前なら考えられなかった“直葬”という名前の葬式が増えたそうだ。

“直葬”とは、火葬場で家族だけが立ち会って荼毘に付すという葬式の方法だそうだ。

叔父の通夜と告別式は街の葬儀場で遺族、親戚、縁者、友人が集まって故人との別れを惜しむ、
いわば以前ならごく一般的な方法で行われ、これを“一般葬”と呼ぶそうだ。

宅配生協で買った“梅酢タコのスライス”を並べる

2016年04月16日 | 料理

この“梅酢タコのスライス”は100gのパック入りでで408円。
タコの原産地表示を見落としたけれど、多分、アフリカのモーリタニアから届いたものだろう。

ヨーロッパの人々はタコとイカを食べないと聞いているが、
アフリカのモーリタニアの人たちもタコは食べず、日本に輸出しているそうだ。

タコとイカを食べないと言われるヨーロッパだが、
スペイン、ポルトガル、イタリア、南フランスではタコもイカも食べるという。

はるばるアフリカから運ばれてきたタコを極東の日本で食べるとは、
モーリタニアの人たちに感謝しなければならない。

お皿の外周に並べたキュウリの薄切り、その内側にトマトを並べ、
梅酢で味付けされたタコを中央にきれいに並べてタコのサラダの完成である。