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登山とえとせとら

登山が好き、遊ぶのが好き、飲むのが好き、楽しいことが大好きな勢いとノリで生きてる人の日常。絡まれると喜びます(≧∇≦*)

仙丈ヶ岳

2018年08月14日 | 登山
大平山荘でまさかの19時消灯……

隣の女の子は2時に起きて3時に登り出すという。
私達も3時には起きようと思ってましたが、2時45分Mさんが起きて私も用意始めました。

因みに隣の女の子はまだ寝てました(笑)

山小屋での身支度はまるで八つ墓村
みたいな感じで……いけてんのかいけてないのか分からないけど、まぁ仕方ない。


3時半のそのそと小屋を後にします。
小屋の後ろにある藪沢重幸新道から登ります。
北沢峠からのルートで、小仙丈ヶ岳経由で行きたいと思ってましたが……
そこまでも時間がかかること。
また大平山荘に荷物おかせてもらえることから、
残念だけど同じルートで下山予定です。

今の私たちは帰りのバスに乗るのが至上命題

外は満天の星です。
こんなに星があるならきっと晴れるよね


という看板横からスタート

ヘッドライト付けますが暗いので、自転車用ライトを手に持って歩きます。


最初の1キロはこれで3000メートルまで登れるのか?ってくらい平坦。


1キロすぎたら少し登りだしますが、急登はないです。
つづら折りの登山道を登っていきます。


あっ明るくなってきた。


晴れる……?
晴れて欲しい


こんな看板あるけど、崩落は昔なんでしょう。
現在のルートもきちんと整備されてるし問題ありません。




藪沢に出ると景色が見えるようになり、鋸岳辺りがみえます。

そしてその沢を登りつめます。

ヘッドライト消しましょう。
そろそろ日の出

登っていくと見える景色が鋸岳辺りから甲斐駒ヶ岳へ変わっていきます。


日の出は甲斐駒ヶ岳の横辺りか……







10秒ごと位に後ろ振り返って日の出チェック。


こんな沢沿い


雪も何も無いのに水が湧き出ててます。

北アルプスは雪解け水が多いけど、南アルプスは湧き水って感じでしょうか?斜面からも出てるとこあります。


5時半……眩しい
日焼け止め塗ってないとこあるのにと走り出し

この分岐のとこで


日焼け止め塗りたくる人

分岐を5時45分出発。


突然現れる馬の背ヒュッテ

ここでジンジャーエール購入。
中も綺麗な小屋でした。
皆さん朝食を終えて出発される所。

鹿の食害がひどいのであちこちネットだらけ。

ホントに山なの?梨畑なんじゃ?と思うほどネットが続きます。


丹渓新道

調べるとマイナールートとの事ですが道はしっかりしてるそうです。


稜線に出るとガス


走りたくなるような稜線ルートも何も見えない。





甲斐駒ヶ岳は花全然ないですが、仙丈ヶ岳はお花たくさんです。


南アルプスの天然水


突然見える仙丈小屋
6時45分到着。

この頃になると、仙丈小屋泊まりで下山してる人もチラホラ出てきます。

朝からガスガスだったので日の出も何も見えなかったそうです。


地蔵尾根分岐。
破線ルートですね。TJAR予選とかでできたよーな……


もうすぐです。


7時11分山頂です。

見てください何も見えません

「仙丈カールはどのへんなんですか?」

と聞いてみるけどどうやらこの下にあるそうで……
まぁ何も見えません

Mさんがナイスアイテム




仙丈ヶ岳登りやすい山です。
甲斐駒ヶ岳みたいなドカーンという感じではなくまさに南アルプスの女王。

晴れてれば

こんな感じだったのかな。

いつか晴れてるとき登りたい山です。






30.8.12