「あれ?今日のお月様はおっきいなぁ」
なんて、思った事ないですか?
月は地球の周りを約27.3日かけて公転するんですが、その軌道が楕円である為、地球に近い時と遠い時とでは見た目の大きさが14%も違うそうです
では、月の出から入りまでの間で月がおっきく見えるのは、月が地平線の近くにある時ですか?
それとも天頂付近にある時ですか?
月は刻一刻と大きさを変えます
変えますが、その見た目の大きさはその違いに気付かない程のほんの僅かな差でしかありません
今日は新月ですので、残念な事に夜空に月はありません
月のある夜にでもご確認頂ければと思うんですが、月は・・・
天頂付近にある時の方がほんの少し大きいのです
しかし、私達の目には地平線の近くにある月の方が大きく見えます
この現象を「月の錯視(さくし)」と言って、地平線付近に存在する物と月との対比が、月の大きさの錯覚を生じさせるそうです
ちなみに私達が見る月は、五円硬貨を手に持って腕を伸ばした状態の穴の大きさに過ぎないらしい
もっと大きいような気がする方は、満月の時にでも一度試してみて下さい
月は不思議な天体なんだそうです
ボールなんかの球体に光を当てると、円の際である周辺部分が暗くなってぼんやりとします
この現象を「周辺減光」と呼ぶんですが、月はこの周辺減光が全くみられないんだそうです
確かに満月の夜、はっきりくっきりな球体が空に浮かんでいます
その様が、私は堪らなく好きです
月って本当に「ぽっかり」と浮かんでいますよね、空に
そんな月を見ると、「宇宙って本当にあるんだなぁ」って実感するんです
できる事なら、
宇宙から地球を見てみたい
月の地表にも触れてみたい
でも、宇宙船に乗り込む勇気は・・・ありません ノ∀`)テヘ
月の地表って、どんな明るさなんでしょうね
月には本当に生命が存在しないのかなぁ
月のお話 ~弐~ 了