ほのかなる月明かりの夜に

~人生激情 外伝~
気儘に更新

月のお話 ~拾弐~

2010-09-23 00:00:00 | 月のお話
カレンダーを見ても今日がいつなのか分からない時が時々あります(笑)

毎日必ず見ています
今月はアニーです
来月は吉井です!!キャッホー!!

・・・コホン
カレンダーが無くなったら、私達の生活はどうなっちゃうんだろう
好きな人の誕生日を祝えなくなるのか
それとも、毎日祝えるのか(笑)


現在、一部の国を除いて世界各国で使われているカレンダーはグレゴリオ暦です
この暦(こよみ)は、地球が太陽の周りを回る周期(太陽年)を基にして作られています
日本のカレンダーも明治6年(1873年)からこのグレゴリオ暦が使われています

では、それ以前は?

「旧暦」、「陰暦」という言葉が浮かんだ方もいらっしゃるのでは?
日本においては、月の満ち欠けの周期を用いた暦が使われていました
正に天体の「月」が暦の「月」だったのです

月は晴れてさえいれば見えますし、どの場所であっても誰が見ても月の形は同じです
毎日月を見ていれば、月の形で「新月から何日経ったのか」その日数が分かります

月明かりが闇夜を照らしてくれる最大のモノであった頃、月は人類にとって世界レベルの共通の基準でもあったのです


1朔望月(さくぼうげつ:新月から次の新月までの期間)は29.5日でしたね
この周期を暦にしたのが「太陰暦(たいいんれき)」です

月の満ち欠けを1ヵ月としているので、1日は新月、8日頃に上弦、15日頃に満月、23日頃に下弦と暦と月の形はほぼ一致します
「1日(ついたち)」は「月立ち(つきたち)」が語源となっていて、「朔」「朔日」は訓読みで「ついたち」と読みします

1朔望月が29.5日ですので、太陰暦は29日と30日の組み合わせとなるのですが・・・
さて、お手元に電卓をご用意下さい

1朔望月(29.5日)を12倍すると?

354日ですね

太陽年の1年は何日ですか?

365日ですね

354日-365日=△11日

太陰暦の1年は、太陽年より11日短くなります

という事は・・・
3年経つと1ヵ月程季節がずれてしまいます

太陰暦を使っていた頃は、地球の季節よりも月の満ち欠けが基準だったんですね

月が好きな私ですが、毎年11日早く歳を取るのは・・・
「あなたが生まれた年の4月27日は、春だったのよ」なんて会話をしていたのかもしれませんね


時間が経つと暦と季節がずれてしまうという太陰暦の欠点を直したのが「太陽太陰暦」です

約3年に1度「閏月(うるうづき)」という1ヵ月を余分に入れて季節とのずれを解消しました
しかし、この方法ではまだ3年で3日のずれが生じてしまいます
(29.5日×12ヵ月×3年+29.5日)-365日×3年=△3.5

このずれをなるべく少なくしたのが「19年7閏法(じゅんほう)」です
またまた、お手元に電卓をご用意下さい

正確な1太陽年は、365.24219日(①)です
正確な1朔望月は、29.53059日(②)です

太陽年19年分の日数は?(①×19)

6939.60日です

6939.60日を1朔望月で割ると?(6939.60日÷②)(四捨五入)

235朔望月です

235朔望月を日数に換算すると?(235朔望月×②)

6939.69日です

その差は僅かに0.09日!!

19年間に閏月を7回入れれば220年で1日季節が早くなるだけの正確な暦が作れます
この方法はギリシャで発見され、中国で広く用いられました
太陽太陰暦は日本でも明治5年(1872年)まで使われていたので、一般的に「旧暦」とも言われます

太陽太陰暦はどのタイミングで閏月を入れるかによって様々な暦が生まれました
日本では中国から伝来した太陽太陰暦が6世紀半ばから使われ、江戸時代の1685年、渋川春海によって初めて日本独自の太陽太陰暦「貞享暦」が生まれ、江戸末期の1844年から1872年まで使われた「天保暦」は最も完成された太陽太陰暦といわれています

太陽太陰暦を使っていた頃は、1ヵ月丸々の「閏月」が約3年に1度やってきていたんですね

それはそれで・・・
なんか、嫌
気分的になんか嫌
「今年、なげぇ~よ!!」って絶対言ってたと思う(笑)


さて、太陰太陽暦を使っていた頃に、季節とのずれを調整する為に使われていたものがあります
「二十四節気(にじゅうしせっき)」です

聞いた事あります?
私は「二十四節気」って初めて聞きました

1太陽年を太陽の位置(黄経)によって24等分し、その分割点を含む日に節気(せっき)と中気(ちゅうき)を交互に配列し、それぞれに季節の名称を与えたものです

中国の戦国時代(紀元前403年~紀元前221年)の頃に黄河の中・下流の農耕等で培われた経験から生まれた「二十四節気」は、太陽暦が使われるようになった現在でも、私達の生活の中で季節を表す言葉として生きています

【春】
一月 :立春(りっしゅん) 2月4日、雨水(うすい) 2月19日
二月 :啓蟄(けいちつ) 3月6日、春分(しゅんぶん) 3月21日
三月 :清明(せいめい) 4月5日、穀雨(こくう) 4月20日
【夏】
四月 :立夏(りっか) 5月6日、小満(しょうまん) 5月21日
五月 :芒種(ぼうしゅ) 6月6日、夏至(げし) 6月27日
六月 :小暑(しょうしょ) 7月7日、大暑(たいしょ) 7月23日
【秋】
七月 :立秋(りっしゅう) 8月8日、処暑(しょしょ) 8月23日
八月 :白露(はくろ) 9月8日、秋分(しゅうぶん) 9月23日
九月 :寒露(かんろ) 10月8日、霜降(そうこう) 10月23日
【冬】
十月 :立冬(りっとう) 11月7日、小雪(しょうせつ) 11月22日
十一月:大雪(たいせつ) 12月7日、冬至(とうじ) 12月22日
十二月:小寒(しょうかん) 1月5日、大寒(たいかん) 1月20日

注)日付(現在の日付)は年によって変動します


私達が普段何気なく見て、使っているカレンダー
それは人が初めて月の満ち欠けを見た時から続いてる暦の歴史そのものなのかも

にしても、秋分だというのに日中は一向に秋らしくなりませんなぁ
予報では今日以降気温が下がるとの事ですが・・・

10月8日
秋晴れの空が見れますように





吉井、やっぱ「望」の頃に釣りしてはるな(笑)

月のお話 ~拾弐~ 了

綾子の独り言

2010-09-13 18:55:18 | 独り言
頑張れる
ことが、幸せ