大阪府豊中市。
4世紀から5世紀頃、桜塚の地に、素戔嗚尊など五神をまつり祇園神社とします。
684年には天武天皇が神宝・神鏡などを奉納。
現在の原田神社で、豊中は古代から豪族・皇族との繋がりがあった地でした。
豊中市役所周辺にはかつて、36基に及ぶ古墳が点在し、
桜塚古墳群と称され、大阪北部最大のものでした。
しかし都市整備の中、多くの古墳は消滅・破壊され、
現在、わずか5基が残るのみです。
大石塚古墳(後円部より撮影)
小石塚古墳(前方部より撮影)
大石・小石塚古墳は2つの前方後円墳が縦に並んでいます。
もともとは原田神社の山林の一角にあり、
大石塚古墳は全長90m、小石塚古墳は全長49m。
4世紀末の築造と思われます。
葺き石が敷き詰められていたことで、「石塚」と呼ばれていたそうです。
被葬者は伝承では宣化天皇皇女石姫・小石姫の墳墓とされていますが、
宣化天皇は6世紀の人物なので、時代があいません。
南天平塚古墳
道路整備のため、4分の1しか残っていません。
たぶん、帆立貝式古墳?
大塚古墳
5世紀前半築造。
直径80m、3段構造の円墳で、現在は2段で復元。
盗掘されてはいたものの、多くの埴輪が出土、
また鏡や勾玉など500点にも及ぶ副葬品が出土しました。
3人の被葬者が埋葬されていたそうです。
案内板に「遺体」と書かれていました。
間違いでなないけど、「遺体」はやめてほしいな・・・。
ポリポリ(。;´Å`)9ウーン…
御獅子塚古墳
全長50mの前方後円墳。
後円部に2つの埋葬施設があるそうです。
南桜塚小学校の東隅に復元保存されているため、立ち入り禁止です!
ゥヮ━━。゜(゜⊃Д;゜)゜。━━ン!!!!!!
大塚古墳の円頂から御獅子塚古墳が見えます。
階段付きで復元されてるのに、立ち入り禁止って・・・・。
一度、行ってみて
大阪府豊中市 桜塚古墳群