後伏見天皇十九世皇孫 晃親王墓

2013-12-12 12:55:10 | 歴史あるトコ-京都

賀陽宮墓地・久邇宮墓地を訪問した時、

同行していた旦那が、「これもそうじゃねぇ?」と発見した、

後伏見天皇十九世皇孫 晃親王墓です。

 

 

月輪陵がある泉涌寺の側にあります。

 

 

 晃親王は、伏見宮邦家親王の第一王子。

1816年(江戸時代 第11代将軍・徳川 家斉の時代)に誕生しますが、

すぐに京都山科の門跡寺院・勧修寺を相続。

済範(さいはん)入道親王となりました。

 

1841年、二歳年下の叔母・幾佐宮隆子女王と共に出奔するという不祥事を起こし、

光格天皇養子・二品親王・勧修寺門跡の地位が停止され、伏見宮より除籍されます。

 

1864年還俗し、伏見宮家に戻り、親王宣下、山階宮の宮号を賜ります。

 

なので、「山階宮晃親王」というのが名前なのですが、

陵墓名は「どの天皇の子孫か」という書き方をするので、

後伏見天皇十九世皇孫というわけです。

 

明治維新後、外国事務総督などの要職に就き、

1898年(明治31年)2月17日に薨去しました。

 

 

この「後伏見天皇**世皇孫」がたくさんいるんですが、

実は伏見宮家は北朝第3代崇光天皇の子・栄仁親王を初代としているのですが、

三種の神器を持っていた南朝を「正朝」と考える数え方としているので、

正朝である北朝1代光厳天皇の父第93代後伏見天皇から数えて、

「何代目の孫」という表示をするわけで・・・・・・

 

なので、大量にあるんです・・・・・

 

 

 

それにしても、制札もない、普通の広場見て、「これっ!」と発見した旦那って・・・・(笑) 

 

 

 

一度、行ってみて

京都府京都市東山区  晃親王墓

 

 



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