千葉県立美術館で千葉県誕生150周年記念事業で房総の海をめぐる光と影のアート展が開催されています。先日息子とアクアリンクちばに行った際に寄ってきました。京葉線で千葉みなと駅まで。駅からは徒歩10分程度でしょうか。海が近くて素敵なところです。展覧会は前半が千葉県ゆかりの方々による房総各所の絵画。(撮影禁止)後半がクワクボリョウタさんの作品という構成。クワクボリョウタさんの . . . 本文を読む
rin art associationから「まえばしガレリア」での展示のお知らせが届いたので、さっそく行ってきました。
アーツ前橋から少し北に歩いたら、明らかに周囲とは異質な建物が。
「まえばしガレリア」
設計は太田市美術館・図書館と同じ平田晃久さんです。
ぐるっと回遊する太田市美術館・図書館とは違い、縦に伸びていく印象の建築。
こちらも素敵です。
アーツ前橋、白井屋ホテル、まえ . . . 本文を読む
本日の目的地に到着です。
銀座のポーラミュージアムアネックス。
こちらで彫刻家の西島雄志さんの個展が開催中なのです。
中之条ビエンナーレでお馴染みの西島さん。
旧廣盛酒造や五反田学校で展示されていたあの作品にまた会えるなんて・・・。
《shin-shi #3》
入り口では八咫烏さんが迎えてくれます。
《神使 shih-shi ー空ー》
展示室は三つの空間で構成されていて、はじめに表れ . . . 本文を読む
パブリックアート巡り。
丸の内からは少し歩きますが、気になっていた作品を観に行きます。
ありました。
こちらはレアンドロ・エルリッヒの《Cloud》という作品。
場所は飯野ビルディング。
四角い空間に雲が閉じ込められています。
遠くから観ると雲のもくもく感があるのに、近づくとぼやっとするところがいかにも雲。
エルリッヒさんの作品まで観られてすっかり満足してしまったわけで . . . 本文を読む
さて、次は丸の内ストリートギャラリ-の方へ行ってみましょう。
こちらも気になっていたけれどなかなか来られなかった場所。
道沿いにパブリックアートがたくさん。
有名な作家さんの作品も多く、これだけでひとつの美術館に来たみたい。
やはり鑑賞は朝がおすすめ。
レナーテ・ホフライト《凹凸のブロンズ》
名和晃平《Trans-Double Yana(Mirror)》
舟越桂《私は街を . . . 本文を読む
連休中日の今日は東京でアート散歩です。
多くのギャラリーが開くのは11時なのですが、その前にやってみたいことがあったので早く来ました。
丸の内のパブリックアート巡りです。
丸の内に杉本博司さんのパブリックアートがあることはけっこう前から知っていたのですが、意外と駅から遠くていつも行きそびれていたのでした。
というわけで、東京駅を丸の内口から出て少し北に歩いていきます。
お、ありまし . . . 本文を読む
高崎のビエントアーツギャラリーで開催中の鉾井喬さんの個展に行ってきました。
今回の展示は写真が中心。
「風を可視化する」というコンセプトで制作されているそうです。
カメラが風上を向くような装置を作り、露光時間を8分19秒に設定しているのだそうです。
8分19秒とは太陽から地球に光が届く時間。
その時間で . . . 本文を読む
渋川の原美術館ARCの冬期休館が終わり、24日から新しい企画展が始まりました。
「青空は、太陽の反対側にある」
原美術館ARCは渋川の街中から伊香保温泉へと向かう坂道の途中にあります。
美術館のあるところはすでに山の中腹。
空気は山の空気だし、美術館からは赤城山の方面が見渡せます。
現代アートのギャラリーと觀海庵とをつなぐ廊下に立つと、建物を中心にして太陽側の空と太陽の反対側の空が見られ . . . 本文を読む
高崎のビエントアーツギャラリーへ古賀充さんの個展を観に行ってきました。
会場に入った途端目に飛び込んできたのがこちら。
何やらメモとか文献の切り抜きとかいろいろ貼り付けてあります。
そしてサイドには鉛筆で精巧に描かれた作品。
どうやら作品を制作するまでの「思考」がここに表現されているようです。
面白い試みですね。
鉛筆で描かれた作品には《空間構築》というタイトルがつけられているのです . . . 本文を読む
毎週のように前橋に行っているのに、ボーッとしていたら会期ギリギリになってしまいました。
アーツ前橋で開催中の「潜在景色」展です。
写真展なのですが、テーマは「その場所に潜む見えない何かをとらえる」こと。
写真はありませんが、いちばんはじめに展示されていた下道基行さんの映像作品は興味深かったです。
何気ない道を歩いて文字だけで地図を作成する。
後で他の人がその地図で街を歩くことを想定し、必ず . . . 本文を読む
資生堂ギャラリーの「shiseido art egg」。
新進アーティストの公募制のプログラムだそうです。
今回で16回目なのだとか。
そしてその第1期で展示されているのは岡ともみさんの作品。
地下の会場は照明が落とされて薄暗くなっています。
ぼんやりと見えているのは古い時計。
そして時計は逆回転しています。
あの世とこの世はあべこべで、こちらが夕ならあちらは朝。
着物はこちらが右前に着る . . . 本文を読む
六本木クロッシング展と同時開催の「MAMコレクション016:自然を瞑想する」。
年明けに来たときには昼間だったのですが、こちらの作品は断然夜がおすすめ。
こちらは久門剛史さんの作品。
暗い中での電球の明滅はずっと観ていられる。
「光」が関わる作品って何か惹かれるものがあります。
会場には虫の声などの音。
この音と電球の明滅で何かジャングルに迷い込んでしまったかのような錯覚を起こします . . . 本文を読む
展示室の空間として好きだなと思ったのがこちらの作品。
青木野枝さんの作品です。
鉄のリングで構成された作品。
溶接して組み上げているそうです。
鉄を切って溶接して・・・ものすごく大変な作業だと思いますがきっと楽しいんだろうなぁ。
鉄のリングとガラスでできた彫刻、そして影。
ずっと観ていられます。
光の当て方とかつくづくセンスが良いなぁと思いました。
展示室の最後にこの作品が . . . 本文を読む
気の遠くなるような単純作業をくり返すこと。
青木千絵さんの作品では漆を磨くという作業でした。
写真家の石内都さんの場合は「写真を洗う」という作業になります。
この展示室の写真は、石内さんが現在お住まいの桐生に引っ越す直前に撮られた写真とのこと。
場所は金沢八景のようです。
金沢八景は自分の足で歩いたことのある場所なのですが、都会でも田舎でもないあの土地独特の空気がよく表れている気がします . . . 本文を読む
六本木の森美術館で開催中の「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」に行ってきました。原美術館ARCメンバー限定のギャラリーガイド付きという超豪華バージョン。実はこちらの展覧会、年明けにも一度来ています。そのときは情報量が多すぎて言葉で表すことができなかったんですよね。こういうガイドツアーに参加すると、作品のいろいろな面を知ることができて面白い。まずは前回来たときにも非常に印象 . . . 本文を読む