Simply Wonderful

生れて、死ぬ。ゲノムに乗って旅をする。

【体温4】冬眠と体温

2011-03-18 | 健康
先週の3月11日、『東北地方太平洋沖地震』が発生して日本が大きく動き、止まりました。
被災地の皆さん、ご家族のみなさん、携わる多くの方々の健康をお祈りします。

私にできることは節電に募金、こうしてブログで小ネタを披露することしかできません。
明るく前向きに、いつも通りの調子で書かせていただきます。

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それでは気を改めまして、今日も懲りずに体温についてです!!

私たち哺乳類や鳥類のように、常に一定の体温を保てるものを「恒温動物」
両生類(カエルなど)や爬虫類(ヘビなど)や魚類など、外界の気温によって体温が変動するものを「変温動物」と言います。

変温動物だけでなく恒温動物の中でも、ハムスターやコウモリ、クマなどは”冬眠”によって冬を越します。

前回の記事(【2】自律神経失調症と体温)で『エネルギーのほとんどが熱を生み出すことに使われる』と書きましたが、
冬眠中はエネルギー消費を抑えるため、必要最低限の熱しか作りません。


[画像;冬眠中のヤマネちゃん]

ヤマネはなんと、体温を0℃にまで落とし、代謝を数十分の一にします。
クマは少し例外で、体温は33℃程度に下げただけで代謝を1/4に抑えます。
(参照:「冬眠中のクマの驚くべき体内メカニズム」

この、超エコなクマの冬眠メカニズムはまだ解明されていないようですが、
こんなシステムが人間にも備わっていたら、寿命も長くなるし宇宙旅行も夢じゃない(^^)


そしてもう一つ。
がん細胞は35℃でもっとも増殖します!

がんの代替医療では「温熱療法」(42℃くらい)でがん細胞を殺すのですが、
これは、”がん細胞は正常細胞よりも高熱に弱い”ことを利用しています。
(参照:「がん情報サービスー温熱療法ー」
*がんについては、またの機会に詳しく書きたいと思います。


さあ、体温維持が生命にとってどれだけ大事か、わかっていただけたでしょうか?

●適度な運動をする
●お風呂は湯船にゆっくり浸かる
●(循環を良くするために)水をたくさん飲む
●規則正しい生活をする
●身体を冷やす食べ物(お酒・アイスなど)を控える
●ストレスを溜めない
●便・尿・汗など、出せるものは出す

冬眠システムを持たない我々人間は、体温が下がっても何も良いことはありません。
上記のことに気をつけ、体温&代謝を上げましょう(^^) 


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