Simply Wonderful

生れて、死ぬ。ゲノムに乗って旅をする。

生物の定義

2010-12-29 | 生命
『生物の構造維持の最小単位は細胞である』と学校で習った方がほとんどだと思います。


動物も植物も細菌も、たった一つの細胞からスタートして、
自身の遺伝子を後世に繋げるため、外部から必要な栄養素を取り入れ、
エネルギーを作り、DNAを複製し、分裂する。

知っている方も多いと思いますが、”ウィルス”は、微生物として扱われるも、
”細胞”を持たないので”非生物”と言われています。

  ”生物”の定義は、
   1 自己増殖能力(→DNAを複製し分裂できる)
   2 エネルギー変換能力(→ブドウ糖からATPを作ったり)
   3 恒常性能力(→からだを一定に保つこと)
  という3つの能力を持つモノとされています。


では、どうやってインフルエンザや口蹄疫、ヒトパピローマウイルスなどは
元気に生きてしまうのでしょう?

ウィルスは、核酸(DNAまたはRNA)とタンパク質というごく単純な構造から成っています。


つまり、泳ぐための鞭毛も、食べるための口も、呼吸のためのミトコンドリアもありません。

ウィルスは感染先の細胞のエネルギーを使って、子供をたくさん作り、
増えたところで細胞を突き破って拡散して、また次の細胞に感染します。

標的は動物だけなく、植物や細菌もその犠牲になったりします。
原始的で他力本願ですが、とても効率よく子孫を残す、頭の良い非生物なのです。


個人的には、細胞を持たなくてもこれだけ繁殖しようとする意思が見られるし、
そろそろ”生物”と呼んでも良い気がします。

今年5月、NATUREに発表があったように、
『全生物は同じ単細胞生物から進化した』そうです。

ウィルスが単細胞生物より先に誕生したかどうかはわかっていませんが、
”核酸を持つ”ことが一致している時点で、単独で進化したとは考えにくいですね。


話が難しくなりそうなので、今日はこの辺で(笑)



人気ブログランキングに参加してます。
良かったらクリックお願いします★
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

人気ブログランキングへ


ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ☆ヾ(=・ω・=)o

毒キノコ

2010-12-24 | 自己紹介
毒キノコって、色鮮やかで、ちょっと気味悪くて、なんだか魅力的なイメージですよね( ̄ー ̄)
(え?そうでもない?笑)


このザッツ毒キノコである”ベニテングダケ”は、食べると下痢・幻覚等の症状が現れますが、死ぬことはありません。


怖いのはこちらの”ドクツルタケ”で、なんと死亡率は70%以上!
食べたら肝・腎臓障害を起こし、昏睡状態に陥り、4~7日で死に至ることが多いそうです。


さあ、今日はクリスマス・イブ☆とはまったく無関係に、
私自身の過去の研究について綴りたいと思います(*^m^*)


私は大学の頃、毒キノコにすごく魅力を感じていて、
当時の研究室の教授につぶやいたら、「ちょうど良いテーマがある」と言われました。

その名も、『ドクササコの毒成分の研究』

ドクササコというのは日本のみに群生する毒キノコで、
見た目は食用の”カヤタケ”とそっくりで、大変地味なキノコです。

(あまり魅力的ではなかったけど。笑)

間違って食べると、数日後に手足や鼻など身体の末端部分が火傷の様に赤く腫れ、
激痛が生じ、この症状が1ヶ月も続きますw(@。@;)w


私はドクササコから、毒成分であるクリチジンを単離して、
(すでに構造式はわかっていたのでエバポレーター*1や高速液体クロマトグラフィー*2を駆使して無事に成功♪)
ニワトリの肝臓片と一緒にインキュベート(=培養)しました。
そして、クリチジンの構造に変化があるかを調べました。
 (*1 液体を蒸発させて結晶化させる装置)
 (*2 物性を利用し特定の物質を検出・分離する装置)


なぜ肝臓と混ぜたのかというと、ドクササコの毒成分自体は、
そこまで毒性は強くないはずなのです。
しかも、数日後に症状がでることから、
弱毒成分が代謝されることによって猛毒化する可能性がありました。

(-"-)‥‥…━━━━━>>

残念ながら、結果は思うようにはいかず、時間もなく、
どこで、どうやって代謝されるのか?
代謝されたものが、なぜ末梢神経特異的に(=手足に)作用するのか?

という疑問は解決できませんでした。

あれから約10年経ち、今PubMedで調べてみましたが、
未だ解明に至っていないようですね(・ε・?


中途半端ではありましたが(笑)、
この大学4年生での研究が、(実習以外の)私の人生初の実験でした。

1年という短い期間でしたが、興味のある分野を
試行錯誤し、教授にめいっぱい迷惑をかけ(笑)、
実験って楽しいなって思うことができました(^^)

またそのうち、今度は大学院時代の研究についても書きたいです★


ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ☆ヾ(=・ω・=)o

風邪と食欲不振

2010-12-21 | 健康
『なんとなく食欲がない・・・』

そんな経験をしたこともあるのではないでしょうか。
このような食欲不振は、バランスを乱したからだの重要なメッセージです。

”食欲”という生理的欲求は、脳の視床下部でコントロールされています。
そもそも食欲不振は、からだの不調や、精神的な影響によって起こります。
その他にも、抗生物質や薬剤、タバコに含まれるニコチンの影響も知られています。

では、風邪など、からだに不調を感じた時はなぜ食欲不振になるのでしょう?

これに関しては、まだはっきりとした理由はわかっていませんが、
「食事をすることで消費するエネルギーは膨大で、
優先的に『白血球とウィルスの戦い』にエネルギーを使うため」


つまり、自己防衛機能であると考えられています。


風邪薬を飲むためには食事を取らなければいけないとか、
風邪のときの食事 など、
食欲旺盛にするレシピなんかも多く出回っていますが。

食欲がないなら食べない方が良いと思います。
(ただし、水だけは大量に摂取が必要!)

風邪薬を飲みたいなら飲むヨーグルトをコップ半分位で十分でしょうし、
食欲不振の原因となる風邪が治ったら自然と食欲も復活するでしょうし。


私自身これまで生きてきて、どんなに体調が悪くても、精神的に参っても、
『食欲がない』と感じたことがありませんでした。

今回風邪をひいて初めて、「あ、食欲ないかも」と気づきました。
若いころはエネルギーが有り余っていたんですね。

ちょっと切ないけど、年齢を重ねるごとに体質や欲求が変化します。

食べたい時に食べたいものを食べる、寝たい時に好きなだけ寝る。
からだがそれらを要求をしている時、それなりに理由があるのです。

お酒やタバコ、甘いもの、脂っこいものなど、もちろん我慢も必要ですが、
自分のからだの声に耳を傾け、日々無理をしない生活を心がけましょう★


画像は『脳内メーカー』による母の脳です(笑)


ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ☆ヾ(=・ω・=)o

風邪と白血球

2010-12-20 | 健康
今、私の体内では、白血球とウィルスとの大戦争が起こっています。

はい、風邪をこじらせました。
のどの痛みから始まり、熱っぽくだるく、そして全身に痛みが襲ってきました。
健康をウリにしているのにお恥ずかしい限りです(笑)
せっかくの機会なので、風邪について書きまーす(-^〇^-)


‐‐‐風邪はなぜ冬に多い?

風邪(正式には風邪症候群)は、ほとんどの場合感染性ウィルスが原因です。
空気が乾燥し、ウィルスが拡散しやすいこと。
体温が低下し、免疫力が下がること。
が、冬に多い理由です。

‐‐‐風邪の時、体内では何が起こっているのか?(私の場合)

【第1ステージ】
ウイルスがのどの粘膜を突破;免疫部隊の守備隊(顆粒球=好中球とマクロファージ)がパトロール中。

【第2ステージ】
のどに痛みを感じる; 顆粒球はウィルスを発見し戦うが、どんどん増殖するウィルスにはかなわない。

【第3ステージ】
ゾクゾクと寒気を感じ始める; 顆粒球の絶体絶命。顆粒球はヘルパーT細胞に援軍を求める。

【第4ステージ】
発熱; さらにヘルパーT細胞はリンパ球B細胞に攻撃命令を出す。

【第5ステージ】
高熱; キラーT細胞も応戦し感染した細胞を破壊。中から飛び出してきたウィルスを次々に撃破する。

【第6ステージ】 
熱も下がり、のども痛みもなくなる;マクロファージがゴミ処理する。サプレッサーT細胞がに引き上げを命じる。

これで免疫部隊とウィルスの戦い(免疫反応)が終了し、風邪は治癒します。

免疫システムの詳細はこちら→[人が持つ自然力 自然治癒力]

風邪をひくと、体内では様々な白血球が協力し、ウィルスをやっつけてくれています。
私の場合、おそらくもう既に、第5ステージを抜けたころだと思います。

‐‐‐なぜ発熱する?

ウィルスは37度前後で活発で、40度近くになると活動を停止します。
ですからウィルスを退治するために体温を上げようとするわけです。
(ただし40~42度と高温になりすぎると人間のたんぱく質も死んでしまうので、
高温になりすぎないよう、頭を冷やすなどして気をつけましょう。)

ゾクゾクし悪寒がする時(体内を温めようと体表温度が低下)=ウィルスが優勢の時
体の芯からポカポカ発熱する時=白血球が優勢の時

と考えると、応援しやすいんじゃないでしょうか?(笑)


いくら自分の体力や健康に自信があっても、
うがい&手洗いなどの基本的な予防もきっちりして、
油断しないことが大事ですね。。。


ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ☆ヾ(=・ω・=)o

表裏一体

2010-12-16 | 生命
---馬鹿と天才は紙一重。

---科学と宗教も紙一重。

---薬と毒も紙一重。


約200年以上前にドイツの医師が提唱したという”ホメオパシー”という療法は、
「ある症状を持つ患者に、極く僅か、その症状を誘引する物質を与えることにより、
その症状を軽減する」
というものです。

つまり、ほんの少し刺激を与えて、体内の抵抗力を高めようという理論らしいです。


その物質をキャッチする受容体タンパク質があるからこそ、良くも悪くも体は応答するので、
”ワクチン”や”フィードバック”のような、本来人間が持つ機能を誘導させるものなのかと、
勝手に想像していました。
 (フィードバック=ある反応が原因となって生じた事象が、もとの反応に影響をもたらすこと。
 生物では、恒常性を維持する重要な機能。)


しかし、よくよく調べてみると、どうやらホメオパシーでは、
その誘引物質の分子がほぼゼロになるほど水で薄め使用するそうです。

そして、「誘引物質が(過去に)溶けていた(事を記憶する)水」を飲むことが良いらしいです。


確かに水の善し悪しというか、硬度・pH・還元電位・水分子構造等の物性の違いは理解できます。
しかし、『水が情報を記憶すること』は理解できません。


2005年、Natureの論文で、『水(液体)のネットワーク構造は極めて寿命が短く、
特定の構造が記憶されることはない
』と報告がありました。


水自身の構造が保てないのに、何がその物質の存在を記憶しているのか?
仮に記憶が蓄積するならば、使用する水の過去の記憶を消しとかなくて良いのか?
とか、疑惑ばかり抱いてしまうわけです。


結局のところ、『ホメオパシーはプラセボ以上の効果はない』と結論付けられ、この自然療法は淘汰される傾向に向かっているようですが。
 (プラセボ効果=偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられること。)


ただ、人には目に見えない波長がほとんどで、もしかしたら水分子の間に見えない(=測定できない)
何かが存在し、情報処理を行っているのかもしれません。


肯定も否定も慎重に。



ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ☆ヾ(=・ω・=)o

ソマチット

2010-12-14 | 生命
みなさんは、『ソマチット』って聞いたことがありますか?

Wikipediaから引用すると、
ソマチット(ソマチッドの表記もある)とはフランス系カナダ人ガストン・ネサン(1924年 - )が「ヒトの血液中に極微小な生命体が存在する」とした仮説のこと。もしくはその生命体のことを指す。なお、このソマチット仮説は医学的・科学的に認められているものではない。

とあり、さらにソマチットは、
 ○ 300度の高温でも・5万レムの放射能でも・強い酸でも死なない不死の生命体である。
 ○ 細菌でもウイルスでもない別の生命体で、DNAの前駆物質である。
 ○ 原子変換(生物学的元素転換)を起こす。
 ○ 癌患者の血液中にはまったく存在しない。
 ○ 健康状態により、真菌など様々な形態に変化する。
という特徴を持つのだという。

この、赤血球の周りにウヨウヨいる小さな黒い点がそのソマチットです。



私は生物学が専門ですが、数年前までソマチットの存在を知りませんでした。
Wikipediaにも書いてある通り、医学的・生物学的に認められておらず、
教科書・科学雑誌・学術論文にはまったく記載のないモノです。
いわゆる”疑似科学”として扱われています。


約2年前、とある病院で、暗視野顕微鏡で私自身の血液を見せてもらいました。
すると確かに、ウヨウヨと動くモノが血漿中にたくさん存在しました。

最初、何か物質のブラウン運動かなと思いましたが、振動してるだけではないのです。

さらに、その病院内にある電子治療器で体を充電させると(←この治療器に関してはまたの機会に)、
そのウヨウヨがさらに元気に動き出し、連なっていた赤血球もパラパラとほぐれたのです。


もう一つ、前の職場でのことですが、染色したヒト受精卵の核を蛍光顕微鏡で観察していました(←この話もまたの機会に)。
すると、残った細胞質の周囲に、これまたウヨウヨがいるのです。
通常の光学顕微鏡のような明視野では一切見れませんが、蛍光ではバックが暗いため観察できたのだと思います。
しかも、ずっと蛍光を照射して観察していると、その光が嫌だったのが、じりじりと移動し視野の外に出て行きました。

その当時、ソマチットの認識はなく、細菌か何かが混入したのだと思っていました。
しかし良く考えてみると、そのスライドを作成する過程で、70℃以上の熱湯に浸したり-20℃にしたり、ものすごくいじめているわけです。
耐熱性・耐冷性を兼ね合わす特殊な細菌なのか??

後で考えると、その動き方といい大きさといい、それがソマチットであった可能性は十分考えられます。


日本ソマチット活性研究所やソマチットを信じる機関では、上記のような特徴をすべて肯定しているようです。

私は疑い深いので鵜呑みにはしませんが、
 ○ 血液中にウヨウヨ動くモノが存在する事。
 ○ ウヨウヨするモノは、なかなか死滅しない事。
 ○ 電子治療器によって動きが活性される事。
だけは信じようと思います。


電顕で切ったらどうなのか?
吸収スペクトルはどうなのか?
塩基配列はどうなのか?

なぞは多いけれど、1000倍程度の暗視野・位相差・蛍光顕微鏡があれば、誰でも観察できるこの物体。
医学・生物学では今後もシカトし続けるのでしょうか。。。


ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ☆ヾ(=・ω・=)o

寿命

2010-12-09 | 健康
前回の日記でも書いたように、“メタボ”という言葉が流行り出し、『肥満は病気である』という認識が広まってしまったのは事実です。

しかし、すでに厚生労働省が発表した通り、『痩せすぎは寿命が短くなる』のも事実なようです。
この場合の“痩せ過ぎ”はBMI[=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)]が18.5以下。
なんと平均で6~7年も寿命が短くなるようです。


戦後、西洋文化が導入されて以降、日本人の平均寿命はぐんぐん伸びています。
そして同時に、癌患者がぐんぐん増加しています。

近年、空前の健康ブームで、

【食事】魚、野菜、玄米を主に食べましょう。お酒・タバコ・肉類はだめです。
【睡眠】十分な睡眠を取りましょう。
【運動】ウォーキングなど、軽めの運動を行いましょう。ストレッチやヨガも良いです。
【ストレス】溜めないようにしましょう。

何を読んでも、どこに行っても、上記のような生活が健康に良いというのが主流です。

確かに健康に良さそうですし、このような生活を続けた場合、ひょっとすると癌になる確率が減るかもしれない。
しかし同時に、寿命が縮んでしまうかもしれない。

寿命が延びるから癌が増えるのか。
逆に、癌が増えるから寿命が延びるか。


おいおい、さすがにそれはないだろw 
癌は悪いものなんだから、癌で寿命が延びるわけない!

そう考えるのが普通でしょう。
しかし、これらを判断できるほど、生命に関しては解明されてないことだらけなのです。

癌=悪者

本当にこの公式は正しいのでしょうか?

癌細胞はどんな健康な人でも毎日3~4千個生まれます。
それを、NK細胞などの免疫細胞が戦って、癌細胞の増加を防いでいます。

もともと癌細胞は自分自身の正常細胞だったわけなので、完全に敵と見なすのは少し可哀想ですね。
自身が犠牲となって、全身に”緊急事態”を知らせる役割をしてると考えると尊敬さえ覚えます。

癌とうまく共存できれば、適度に免疫細胞を刺激し、寿命が延びることも考えられなくはありません。

寿命に関しては、BMIの問題か、食事や運動などの生活の問題か、テロメアなどの染色体の問題か、遺伝子の問題か、答えをひとつに絞るのは難しいと思いますが、

私自身、寿命が延びた理由は衛生面に対する認識の変化なのではと考えています。

その真意についてはまたいつか。


ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ☆ヾ(=・ω・=)o

肥満遺伝子

2010-12-06 | 健康
みなさんはご自分の体型を気にされていますか?


日本では近年”メタボ”という言葉が流行りだし、2008年4月から特定健診制度が導入されました。

勘違いしている人も多いようですが、メタボ [=メタボリックシンドローム=内臓脂肪型肥満+高血糖/高血圧/高脂血症] 自体が病気ではないのです。

あくまで、動脈硬化や糖尿病になる確率が上昇する可能性があるから、”予備軍”として検査項目に入ったに過ぎません。

少しくらいお腹がぽっこりしてても大丈夫なんですよ。

日本の医療は恥ずかしいくらい露骨にビジネス化していきます。。。



それはそうと、『肥満遺伝子』というのがここ数年で約60個ほど発見されました。

中性脂肪を分解するもの、脂肪を燃焼させるもの、満腹中枢を刺激するもの。

様々な遺伝子がそれぞれの人に存在しています。
これらの遺伝子がほんの少し異なるだけで、太りやすくなったりするのです。


ですので、太った人に対して
「自己管理ができていない!」「病気になるぞ!」
と言いたい場合は、その人の肥満遺伝子を調べ、異常がない場合にのみ注意するようにしましょう(笑)


ちなみに、肥満遺伝子の検査は頬の内側の細胞から簡単にできるそうです。
お金が有り余っていて医療ビジネスの思惑に乗ってみようという方は是非★
『肥満遺伝子・検査方法と判断基準』

ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ☆ヾ(=・ω・=)o

NASAの発見

2010-12-04 | 生命
日本時間の昨日、12月3日に、NASAが驚くべき事実を発表しました。

一部の噂では「宇宙人発見か?!」なんて言われてましたが、

その発見とは、”猛毒である「ヒ素」を食べて増殖する細菌がいる!”でした。


少々がっかりされた方も多いと思いますが(笑)、面白い発見ですね。


動物や植物、これまで知られていた細菌類など、生命を構成する元素は、

C(炭素)H(水素)O(酸素)N(窒素)P(リン)S(硫黄)

のすべてが必要不可欠でした。
(私たち人間も、ミジンコも、同じ元素からできているんですね。)


しかし、発見された新種の細菌GFAJ-1は、P(リン)がない環境で、As(ヒ素)を取り込み増殖できるんだそうです。


確かにすごいんです。すごいんですが、この実験はGFAJ-1を「培養環境からリンを除く」という”極限環境”に曝しているのです。



GFAJ-1「うわっ!どんどんリンがいなくなってく!やばいぞ~(;´ρ`) 」

GFAJ-1「リンに置き換わる何かしらの元素がないと死んでしまう!助けてくれ~;(゜□゜*川」

GFAJ-1「あ、ここにリンに良く似た形のヒ素って元素があるぞ?!試しに食べてみよう(。・ω・。) モグモグ」


と、GFAJ-1は必死で生きる方法を探ったんでしょうね。


つまり、実験によって突然変異を誘導した結果、このような発見が生まれたんですね。



---この発見が地球外生命体が存在するかどうかの糸口になるのか?!


それは、「地球外で、突然変異をもたらす刺激的な環境変化があるか」に尽きると思います。



ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ☆ヾ(=・ω・=)o

はじめまして

2010-12-03 | ご挨拶
思いついたテーマを、生命倫理的または科学的に、だけどシンプルに書き綴っていきます。

主に、健康や生命についてです。

メモ代わりに気になる論文を紹介すると思います。

稀にくだらないことを書くかもしれません。


よろしくお願いします。