プータロー風味な自営業者の日誌

勤め人を62歳で卒業し、自営業で人生を楽しんでいるおっさんのブログ

#1818 11月度太陽光売電結果

2019-12-02 | 最新情報

今年もあと1ケ月になった。実に1年は早い。

今年からプータローになったこともあり、1年が非常に早く感じられるが、それだけ老いが進んでいるのだろうか?

さて気を取り直して11月度の太陽光発電の発電結果が出たので報告。データはこちら

11月は中旬まで晴天が続き、その後1週間連続の雨。最後の2日は晴天だったので、平均的な発電量と思ったが、予想発電量に対し、プラス14.9%と今年最高のプラスとなった。

これまで悪い子だった千葉県にある2基がようやく予想発電量に達した効果が大きい。

但し、11月は1年間でもともと発電量が一番低い月なので通年へのインパクトは小さい。

通年では予想発電量に対して11月まではプラス3.3%。

昨年は11月までがプラス8.9%だったが、これまで今年が去年よりも5.5%も少ない原因は、7月が予想発電量に対し、超長雨の影響でマイナス35%にもなってしまったことが非常に大きい。まさに恐怖の7月だった。

これを異常気象が原因とするならば、太陽光発電事業の最大のリスクは、やはり地球温暖化になる。

さて太陽光発電投資を2017年9月に始めてから約2年が経過したので、そろそろ個々の発電所の発電実績の他に投資回収率と利回りの確認を始めたいと思う。

これまでは太陽光発電を技術的な視点でミクロ的に細かく見てきたが、これからは投資的な見方でマクロ的に見ていく必要がある。

毎月公表している太陽光発電データに投資回収率と利回りを追加した。(P1とP2 )

投資回収率の計算式は、あくまで税込み購入金額(税込販売価格)に対しての税込み売電総額。

つまり表面の数字になるが、実質的な回収率を算出する際の上大きな要因である消費税とローン金額は、消費税が課税業者になったことで全額還付されているので、ほぼローン金額と相殺することができるので大体実質的な回収率に近い。

利回りも、表面利回りになるが、こちらも実質利回りに近い。こちらの計算式は、投資回収率を算出する月を売電開始からの経過月数で割り戻した数字で年換算したもの。なので毎月変動するが、LIVE感覚で利回りが算出できる。

現在稼働している7基の先月までの平均投資回収率は18.8%。平均利回りは10.4%。

今月4基稼働するので来月から平均投資回収率は下がるが、平均利回りは上がってほしいものである。

ここで不動産投資と比較。

私が所有する不動産物件7棟の表面利回りは約14%あるが、実質利回りは約11%ぐらい。

つまり資産価値を除くと不動産投資も太陽光投資も利回りはそう変わらない。

但し不動産投資は、空室が無い限り、安定したincome gain(家賃収入)が得られるし、地価の高いエリアに所有していると売却時にCapital gainが得られる。

一方太陽光投資は、20年間売電額は決まっているので安定したincome gainが得られて、20年以後も現状では10円/kwぐらいで売電できそうなので設備が問題なければ更にincome gainが得られる。

反面20年以上経過し、設備の賞味期限が過ぎると不動産と違い、廃却する費用が掛かる。

現在この設備廃却費用を強制的に積み立てるかどうかが話題になっている。

国は賞味期限が過ぎた太陽光パネルが不法投棄されるのではと心配しているが、これだけ広まり、大量処分が予想されるパネルを上手にリサイクルする業者が必ず現れると思う。

不動産投資も太陽光投資もそれぞれmerit, demeritがあり、またそれぞれの物件はすべて違いがあるので、他の投資と同様によ~~~く、調べることが大事で、安易に投資するとかぼちゃの馬車事件になってしまうので皆さま注意致しましょう。

 


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