千葉、栃木、茨木の県警から毎月のように太陽光発電所でのケーブル盗難情報が届いているが、ついに所有する1基に盗難が発生してしまった。
発生は、3/21の深夜と推定。
場所は、栃木県で、全部で20基ぐらい太陽光発電所があるエリア。ここに家族分も含めて6基所有している。
県道から近い7基が被害にあった。
私は1基、販売会社の若社長様は3基も被害にあった。
これまで盗難被害は、ケーブルの多い高圧の発電所や低圧でも「ぽつんと1軒屋」的な人家のない場所が狙われていると勝手に思っていたが、今回の場所は、人家もあるし、県道にも近いエリア。
今回の盗難情報は、近隣の住人が警察に連絡してくれた。
とうとう盗難エリアが、市街地にも広がってきてしまった。
手口は、まず東電所有の1次側のケーブルを切断して電気を遮断してから、私が所有する2次側のケーブルを切断しているようだ。
はしごを使い、切れ味の鋭い専用工具で実に美しく、切断している。
残ったケーブルの長さがほぼ同じで見事な出来栄え。10分も掛かっていないのではないか、、熟練の技を感じる。まるでジェイソンボーンのような完璧さだ。
さて見事な盗難に感心している場合ではない。
盗難にあったケーブルは、現在価格が急騰している銅線を使っているので、再販を目的にしている。
このケーブルは、現在メーカーに在庫が無く、納期は4ケ月以上、または未定となっている。
仮に4ケ月も売電ができないとすると、これから最も日射量が高くなる時期になることもあり、売電の被害額は、100万両以上になる。
一方総合保険に加入しているので、まず盗難保険で復旧工事は無料、休業補償もあるがmax1ケ月だけなので、実際の被害額は、3ケ月分の売り上げになるか、、
復旧手順としては、
1)保険適用のためにまず警察立会いで、被害届を出す。
2)復旧工事の見積もりを入手。
3)問題はケーブルの納期なので、知人、友人、付き合いのある業者様すべてに連絡してケーブルを探し、少しでも休業期間を短縮する。ケーブルの材質を銅からアルミに変更することも考えたい。
盗難は再発すると思う。
この間に対策をしたいが、良い案が無い。監視カメラを付けても先に切断されて被害が拡大してしまう。
ケーブルを切断するのに時間が掛かるような方策をしている方もいるようだ。
このような場合は、1人で悩まずに効果的な対策情報を集めて、コピーする。