社会人になってからの人生のほとんどを
海外中心で生活していたため
日本国内はほぼ外航商船の岸壁のある港町以外訪れることがなく
特に離島へは行く機会に恵まれていなかったのですが
2013年にドイツの機械の代理店となってから
幸運にも度々南西諸島への出張の依頼をいただけるようになりました。
2015年 石垣島(珍しく単純往復)
2018年 石垣島(仕事を終えてから与那国島を訪ね、帰路に那覇と鹿児島までのフェリーの旅)
2021年 石垣島(その後、沖縄本島本部から~与論島~鹿児島とまたまたフェリーの旅)
〔※全て発電所の発電機エンジンのお仕事なんですよ〕
そして今回半年前から稼働した機械の技術移転のため
新たに宮古島から出張の依頼をいただいちゃいました
そして、いつものように事前には何も調べないようにして
とりあえず往路の飛行機を探し
神戸から直行のスカイマークを使うことに
(帰路は沖縄本島や石垣からまた八重山に行ってもいいやと片道キップだけ)
スカイマークは下地島空港発着となるため
レンタカーを確保しようとネットで探すも
どうにも予約ができず(WEBでは利用可能な車両が全て満車の表示)
車があればホテルも仕事先から少々離れててもいいやと気軽に考えてたのがダメ
そうなると食事や仕事へのアクセスにタクシーを使わなければならないかもと
島の中心部近くのホテルを予約して
当日家を出発
そんなわけで ほぼ定刻に下地島空港に到着してくれましたが
平日だというのに 機内はほぼ満席
キャンペーンをしてたからか”リゾート客”だらけでビックリしましたねぇ
到着後、手荷物を引き取ってからダメ元でレンタカー会社のカウンターに行き
空車がないか尋ねたのですが、またまた『え?何言ってんの?』って感じでなし
仕方なく空港バス乗り場に向かいました。
(エアポートライナーバスも路線バスも、コロナ禍もあってか1日たった5・6本のみ
乗り遅れたらタクシーしかなくなるので要注意
といっても飛行機を降りた乗客がすべて乗るまで待っててくれるのでその点では安心なんですけどね)
宮古島はヴィラタイプのリゾートホテルが多いのが特徴
だからレンタカーの需要も多いんだろうなぁ
(伊良部大橋:伊良部島側)
(伊良部大橋:濃いブルーの箇所は浚渫した航路)
この航路では往路でも帰路でも海亀が泳いでいるのを発見
宮古島ってホントに海亀がいっぱい棲息してるんだな~と実感しました
(平良の公設市場: 公設市場とはいまや名ばかりで観光客用のスポットになってました)
エアポートバスだと空港から3つ目の停留所
北小前バス停で下車して目の前のホテルにチェックイン
(午前中に到着するフライトが早いからか14:00からチェックインできるんですよ)
とりあえずチェックインの時間まで間があるしと
荷物をフロントに預け 昼食を食べようとメインストリート(?)の西里大通へ
基本的に飲食店というより夜の街のため 昼からあけているのは喫茶店くらいしかなく
ホテルのフロントで聞いた24時間営業の喫茶店で日替わりランチとなりました。
税込み900円弱だったかな? まあ観光地にしてはリーズナブルかも
当初、仕事は翌日の朝からだったので
のんびりしようと思っていたのですが
梅雨明けして電力需要が高まったからか
日中にエンジンを停められないからと 到着日の夜10時からとなったため
早朝出発で寝不足だったこともあり 真昼間から寝ることにしたのですが・・・
外はこんな感じでした
それにしても、石垣島、与那国島といいこの宮古島も 角ばった建物だらけ
台風銀座なのでそうなってしまうんでしょうね
夜の仕事となったため、軽めの晩御飯をと飲食店を探したのですが
焼き肉屋か居酒屋だらけで選択肢なし
本土のチェーン店で『宮古島まで来てラーメンかよぉ』とラーメンを啜り
その後、レンタカーが借りられなかったのでタクシーで仕事現場に向い
01:30に完了してから 真夜中に電話でタクシーを呼んだのですが
さすがは観光地
夜通し店を開けている飲み屋もあるらしく タクシーも24時間走ってて助かりました~
ホテルに戻ってから 近くのコンビニに行き
『夜中だしアルコールは買えないかなぁ』と思ってたら
全然問題なく買えてこれまたビックリ
おまけにコンビニなのにお刺身まで売ってるんですよ~
深夜、ホテルの個室でマグロのお刺身と焼売での一人慰労会となりましたとさ(笑)
ここのホテル、部屋の中に電子レンジや洗濯乾燥機があるんですよ
観光地値段で割高だなぁって思ったけど
そんな利点もありました
んで、実はホテルに到着した時に
宮古島空港近くの某大手レンタカー会社直通の無料電話があったので
翌日は島内巡りしようと”空車”の有無を確認すると
「8月末まで予約が埋まってます」とけんもほろろの返答
参考までにとネットでこの時期の料金を調べると
軽自動車で24時間で2万円超え
足元みるのもいい加減にしろ と思いつつ
こりゃあ諦めるしかないのかなぁと思っていたところ
ロビーに手作りのレンタカーの広告があったのでダメ元で電話したところ
翌日の朝9時~夜7時までならご用意できますとの返事
料金は3,500円に保険の安心パックが1,500円とのこと
嬉しくて飛び上がりそうでした
ホテル送迎だと9:30になると言われていたので
夜中に仕事を終えるから それで十分とピックアップをお願いし
まずは腹ごしらえと
ホテルの朝食バイキングとしたのですが・・・(これで1,000円也)
ホテル代も、ツインのシングルユースで 二泊で20,000円弱(朝食なし)
観光地値段ですよねぇ
そんなこんなで無事レンタカーを借りて
観光地もわからないし
とりあえず島内一周してみようと
島の中心地でホテルのある平良から反時計回りに南下してゆくと
”与那覇前浜”との表示が出てきたので
とりあえず行ってみたところ
この信じられないようなホワイトサンドのビーチ 【10:10】
日本にこんな真っ白い砂のビーチがあったんだ と、
まさしく目から鱗状態
石垣の川平湾や与論島のビーチが霞むほどの衝撃でした
ただ、思いっきりリゾートビーチで
ジェットスキーやシュノーケリング、SUPやその他のアトラクションだらけで
短時間滞在には不向きだったので
気に入ったらまた延泊して来ようと
対岸にみえる来間島に向かってみました
これが竜宮城展望台からの眺め 【10:25】
なんせ隆起サンゴの島で山がないため高台に居るだけで爽やかな風が吹き抜け
梅雨明けで太陽の下では灼熱状態なのに日陰はまさに天国
景色は抜群だし 時間が許せばずっと海を眺めていたいと思った場所でした
(対岸の白浜が 直前に訪れた与那覇前浜ビーチ)
橋を渡って宮古島に戻り 南側の海岸線を東に向かうと
大型リゾートホテルやゴルフ場だらけ
そう思うとリゾートとして宮古島へ行くならお勧めのエリアかもしれません。
↓ココはインギャーマリンガーデンという名所のひとつ 【10:56】
波穏やかなところなので シュノーケリング初心者向けですね。
こちらは偶然看板が目に入って訪れた ムイガー断崖と湧水池【11:07~11:19】
Tongaでもフファンガルペという同じような断崖の地があったので
懐かしいような景色でしたが
Tongaと違うのが 水汲み場所であったところ
雨水が石灰岩の間を伝って流れているんだろうなと思いながらも
コンコンと岩の隙間から湧き出る水に驚かされました。
その先を更に東に向かうと
この東平安名埼となるのですが
宮古島の主要観光スポットのひとつで
協力金を払うと灯台の下まで行けるのですが
この日は駆け足で回っていたので周回すると時間がかかりすぎるのでパス【11:35】
代わりにこのゲートの横にある漁港への道を下り
海を眺めてみたのですが
とてもシュノーケリング向きの海岸にみえました。【11:45】
今度来るときはシュノーケル持参するぞ~
(離岸流やウミヘビ、ハブクラゲなど事前に調べてからにしますが)
狭い砂浜には 海底火山の噴火で問題となった軽石がまだ残ってました。
こちらは漁港を挟んで北側のビーチ
波静かな場所だからか、
シュノーケルングをすることもなく海に浸かってる観光客がいました(笑)
この宮古島では至るところでみかける岩
大昔、大津波で打ち上げられた岩なんだそうです。
ここからは島の東海岸をひたすら北上し(正確には三角形の島なので北西方向)
北端の池間島手前の西平安名崎に到着 【12:39】
池間島大橋を渡り
池間島灯台に到着【12:59】
(灯台以外には何もみえません)
この池間島
ヤシガニの保護区域なので運転にはご注意くださいね。
池間島大橋の袂にドライブインがあり
昼食としたかったのですが
残念ながら大賑わいで満席
宮古島は飲食店の数が少ないので
昼も夜も基本的に予約が必須みたいです。
面倒臭いなと 平良の公設市場まで戻り
2階の食堂で 鰹漬け丼を食べてみたのですが・・・【13:55】
これで1,600円に消費税だったかな?
ボリュームは凄いんだけど
まあ特に美味しいなと思うほどではありませんでした。(言っちゃったよ)
午後2時の休憩時間直前だったからか
「鰹漬け丼しかできません」と言われたのにはちょっとビックリ
食後は
にっぽん縦断こころ旅で とても印象的だった
高所恐怖症で大橋が渡れず 橋の袂の駐車場へ
ここでなぜか文字数超過とかで
どうにも投稿できなくなってしまったので
とりあえず画像で ご紹介しますね。
↑これは帯岩 やはり大津波で打ち上げられた岩なんだそうです。
宮古島観光で最も人気のスポットのひとつ
”通り池”
ほとんど波もない池なのですが
海底で海と繋がっているらしく ダイバーの憧れのスポットなんだとか
↓こちらは帯岩の隣にある人気の海水浴場
シュノーケリングにも向いている場所なんだそうですが
離岸流には注意が必要みたいです。
さとうきびの収穫機
与論島でみた時は、こんな機械があるんだとビックリしましたが
鉈や鎌で1本づつ収穫しているのとでは雲泥の差だから
サトウキビ農園の人達はみんな欲しがってるだろうなぁ
その後、にっぽん縦断こころ旅の目的地だった佐和田の浜を観て
琉球独特のサバニ船もあって
伊良部島の名所めぐりをしながら
この日のドライブを終了
レンタカーを返却してシャワーを浴び
ワクワクしながら予約しておいた島唄ライブをしてくれるお店に
お店の名前どおり、魚介類をメインにした店で
沖縄料理屋らしいところを期待していたので
ちょっぴり落胆していたのですが・・・
定刻の8時をしっかり過ぎた 8時半
ようやく島唄ライブが始まり
この黄色いシャツを着たオジサン達は大阪からのゴルフ客だったらしく
ノリが良くて ライブも盛り上がって
最後には店員もお客も全員が一緒になって歌って踊っての最高のひと時となりました
周りにすぐ影響されちゃうヤツなので
大阪のグループを真似して 通天閣の地下にあった演歌の劇場のように
箸にチップを挟んで渡したところ
大阪のオッサンたちから”奈良のオッサン”と呼ばれ
嬉しくなっちゃって つい隣の若者のお勘定もまとめて払ってしまいましたが
それくらい楽しかったんですヨ~
店でもいいかげん飲み食いしたのに
ホテルに戻る途中で またまた缶ビールとお刺身を買い込み
ホテルでひとり二次会(爆)
翌日どうしようかな~と思いつつ
ドライブも島唄ライブもじゅうぶん満足できたので
そのまま帰ることにしちゃいました。
↑空港のメンテのオジサンが日陰でお昼寝してて いい感じでしょ(笑)
なんか石垣島より好きになっちゃいました