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Be Natural

気取りも なんのてらいもなく 
あるがままの自分を 感性の赴くままに
そんな独りよがりの書き捨て日記です。

"きまぐれ菜園”の徒然日記【今年こそは!と捕らぬ狸の皮算用中】

2025-05-30 10:29:18 | 素人の土いじり

【前編からの続き】

4月16日

前日の15日、3月に申請しておいた個人向け有害鳥獣駆除の許可がおりたため

市役所に許可証を取りに行き

開始日となったので檻の設置がてら淡竹の竹林に向かい

猪の様子を点検するも動いている形跡なし

とりあえず監視カメラを設置

 

 

4月19日

近くの農協の精米機のヌカハウスで

米糠を確保して

トリガーの上までしっかり積み上げ様子見することに

 

 

4月20日

めげずに今年は菜園もしっかりお世話しようと

お気に入りの種苗店へ行って

数種類の夏野菜の苗を買い

(接ぎ木の茄子x2,接ぎ木の胡瓜x2,シシトウ、旨辛唐辛子、鷹の爪、パセリ、ゴーヤx2と山椒で計6,000円弱)

ホームセンターに立ち寄って培養土と発酵鶏糞等もしっかり準備して

 

4月22日

またまた雑草が伸び出した畑を耕し

鶏糞を元肥にして

水捌けの悪い元田圃の菜園なので

今年はしっかりと溝切

その後ジャガイモの芽欠きと土寄せがてら雑草を抜き

 

しっかり芽を出してくれたメークインの畝のマルチを張り直し

ヒョロヒョロで収穫できるかわからない玉ねぎとニンニクの畝の雑草もしっかり抜いちゃいました。

肥料が落ち着くまで時間を置くことにして

 

4月26日

庭先で水遣りしておいた苗を植え付けることに

 

今年は初めて胡瓜とゴーヤ用にしっかりと網を張り

ここには胡瓜とゴーヤを植え付け

別畝には茄子も支柱と誘引を施し コンパニオンプランツにパセリとシシトウ&唐辛子類も植え

茗荷はとりあえずベランダのプランターへ

 

4月29日

近くのホームセンターでバジルとゴーヤカーテン用にまたまたゴーヤを二株と

長茄子、赤紫蘇、青紫蘇そしてトマトx2にバジルを買い足し

 

こうして菜園の手入れを始めてからは

夜中に目覚めてはYouTubeで野菜関係の動画ばかり観るようになり

そこで知ったさまざまな情報の虜になって

スマホからAmazonでヨーグルトメーカーとミルを注文

(Amazonにはいい加減な口コミや評価の高い中国製が多いので

敢て少し高いけど米国製と日本製を選択)

クエン酸もAmazonで購入

実は、数か月前から卵の殻を利用しようと思って溜めていた殻を洗って天日干し

ミルに投入して

有機石灰にしました。

この玉子の殻

問題は、下手なところに置いておくと蛇が寄ってくると聞いて

それだけがちょっと不安

 

実は、トマトとバジルを買い足したのは

少し前に突然ブルスケッタが無性に食べたくなり

スーパーマーケットに走り

バゲットとトマト、バジルにモッツァレラチーズ

そしてバルサミコ酢とBox入りの赤ワインを買い

たっぷりのオリーブオイルを注いで週末のお昼としたのですが

やはり欲していたものだけあって超美味

 

それならトマトとバジルも栽培しようと

思い立ったわけなんです。

 

ところがホームセンターに行く度に

アレコレと欲しいものが増えていってしまい

 

5月3日

発酵鶏糞が稲作の肥料にもなると書いてあったので10袋買い足し

更には液肥の噴霧器や納豆菌水培養にまたまた容器と

計量バケツにジョウゴと発酵鶏糞散布用に柄杓

そしてプランターの土の再生やぼかし肥料作り用にとプラ容器まで

まずは納豆菌水を作り

 

5月8日

プランターの土はもう永年放置したままだったので

培養土も追加し

トマトの移植には活性剤が必須とのYouTubeの動画を観て

急いでリキダスと真夏の渇水期に備えてビオトープのような池を作り

そこから水を汲もうと大きな柄杓も購入

 

その後、トマト他の苗を移植しようと菜園に向かい

卵の殻の有機石灰とリキダスを入れて

トマトとバジル

長茄子とバジル、赤紫蘇、青紫蘇を植え終わったところ

もう10年以上前に植えたアスパラガスが出てきてビックリ

残りのバジルもとりあえず茗荷のプランターに植えて

 

 

 

 

とりあえず籾殻と米糠、そして草木灰を混ぜ込み

発酵させて再生しようかなと思ったのですが

温度管理や毎日にように攪拌する必要があるとのことで

手っ取り早くカルスで低温発酵しようと決め

Amazonでカルスを注文

新しい培養土を入れたプランターには

生姜と

アスパラガス

そしてニラを植えてたっぷりの水遣り

 

 

続けて、これまたYouTubeで知った液肥作りに没頭

カテキン鉄液なるものを作るために

容器と古い鉄サビのついた針金を入れ

カテキンのために粉末のお茶を投入

幸いにも井戸水が使えるので楽ちんなんですよ。

続けて、カテキン二価鉄液も作ることに

緑茶とコーヒーの二種類を作ることにして

YouTubeのとおりカルシウム/マグネシウムも投入して

鉄が溶けだすのを待ち

 

 

5月5日

孟宗竹の竹林で自家製支那竹用にと置いておいた筍を掘り
(2m程度の竹の子がいいとのことでしたが)

2mの竹の子はほとんど既に緑色の竹になっていたので

1mほどの竹の子を使うことに

節を取って半分に割って約1時間茹で

たっぷりの塩をまぶして

発酵するまでビニール袋に入れて空気をできるだけ抜いて約1月寝かすことに

 

その後、里芋用に畝を立てようとミニ耕運機でプラウ

畝立てしてマルチかけ

ついでに既に植えてある野菜に納豆菌水を葉面散布

 

またまたついでにミニ耕運機で昔無花果を20本ほど植えていた農地を耕すことに

 

実は、またまたYouTubeで学習した堆肥作りをしようと目論んで(笑)

 

 

ベランダで水遣りしていた時に

上を見上げたところ 

スズメバチの巣を発見

どうやら女王蜂がいないのかまだ春先だからなのか

特に動きがなくてホッとしましたが

また駆除をお願いしなけりゃいけなくなっちゃいました。

(なんせ田舎のこと、納屋にできた巣を除去してもらったり、

農地の土手に巣を作っていて冬まで待って巣を潰したこともあったんです)

 

菜園での野菜作りに熱中しながら

水の確保が大変なんだよなぁと

雨水タンクに溜めるためのシートを張ることに

苗を植えることを優先して畦畔や畑以外の草刈りをサボっていたため

実は腰高ほどの雑草をかき分けていたのですが

とりあえずシートをかけて里芋用にと置いて置いた畝に目をやると

たぶん叢に隠れていたマムシが踏みつけられそうになったのか

逃げ出してて大焦り

これは雑草を刈っておかないと、そのうち噛まれて大変なことになるなと

刈払い機出動

 

なんとか夕方までに畑の周辺を刈って胸を撫で下ろしました。

その晩

続いて雨水を集めるためのシートが風で捲れてしまい

せっかく大雨が降ってくれたのにこぼれてしまったため

急いで杭を買ってきて打ち込んだところなんせ元田圃

長さが足らず

 

5月10日

またまたYouTubeでバジルは水耕栽培できるとの情報に大喜びして

百均であれこれと購買

その他、安い木酢液は危険だとかカルスで土づくりした時は

窒素飢餓にならないよう硫安も必要とあったり

ジャガイモの後作には葉物がいいとあったので

キャベツとチンゲン菜、赤紫蘇、緑肥になるマリーゴールド、そしてひまわりの種に

育苗用のトレイとポットも

とりあえずひまわりと赤紫蘇を育苗することにしました。

 

5月12日

新たにしっかりと固定するための杭を購入

 

家に帰ると注文しておいた雑草堆肥ます用に使おうと考えた畦板が届いていたため

早速農地に運び

組立てみたのですが・・・

長さ1.2mの板が6枚

円周約7mなので面積が約4平米

 

雑草は山ってほどあるし、籾殻も米糠も準備できるけど

ちょっと大きすぎるかも

ま、様子見して3枚のます2つにするとか

4枚と2枚でサイズ別にして出来上がった堆肥と新しい雑草入れにするもいいなと

なんせ大雑把な性格なので

これが最初に打ち込んだ杭(右下が新たに購入した長い杭)

短い杭は胡瓜とゴーヤの網用に

 

渇水期でも水遣りができるようにと

バイオトープもどきを作ろうと、簡易池を作り

雑草堆肥作りのための枯草集めをして

古いマルチを集め

 

5月14日

まだ気温が影響してるのか茄子も胡瓜も成長が遅いため

祈りながらカテキン二価鉄液を葉面散布

ジャガイモは花も咲いて いまのところは順調なんですけどねぇ

ま、焦らずに待つことにして

”えひめAI-2”を作ることに

 

三温糖にドライイーストとヨーグルト、そして納豆を合わせ

30℃のお湯を加え

ミキサーでしっかり攪拌

その後ヨーグルトメーカーで30℃に設定して

1週間じっくりと発酵させるのですが

さて、どうなるかなぁ

 

 

 

【文字数が超過しそうなので続きにさせていただきますね

 

 

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”きまぐれ菜園”の徒然日記(前編)

2025-05-14 11:52:05 | 素人の土いじり

明治時代の洋服屋(仕立屋)の次男坊として育った父と

牛久保城下の八幡神社に隣接した養蚕を営む家で育った母のもとに生まれ

農家、百姓とは全く縁のない家庭で育ったこともあり

土いじりする機会も意識もなく生きておりました。

 

ところが

奈良市西部の集落の数百年の歴史を持つ農家で生まれ育ったチャンカーと結婚して

その元農家の家屋敷で暮らすこととなったものの

義父も義祖父もサラリーマンとなって農地は小作任せだったり

山林は仕事師さんが手入れしてくれていたため

農業をすることは無いと聞いて、農地や農業には我関せずと思っていたのですが

 

時代は流れ、稲作が衰退して小作に貸していた土地が次々と戻され

仕事師さんもいなくなって

ほとんどの農地は耕作放棄地となり

一部を畑にして祖母が野菜づくりして

燃料用の椚の剪定や筍堀は義父がしていたものの

 

祖母が高齢となって骨折して入退院を繰り返しやがて逝去

義父も85歳まで家庭菜園で土いじり生活を続けていましたが

椚の剪定作業中に高所から落下して骨折してからは

「もう菜園には行かない」と宣言

 

突然のことに泡食いながら菜園を引き継ぐことになって

誰にも教わったことも経験もしたことのない”土いじり”を始めることになって

早9年(その前年の2015年に別の耕作放棄地を開墾して里芋栽培していましたが)

 

とはいえ、農機もないためしばらくは

義父が育てていたイチジクを収穫する程度で誤魔化し

その後、玉ねぎ、里芋、大根に生姜にじゃがいもに挑戦したりもしていたのですが

なんせど素人、土づくりもせず堆肥も肥料もいれず

畝づくりも適当だったのでほとんど収穫できないが続き

モチベーションはダダ下がりして悩ましいばかり

 

 

2024年春

4月20日:今年こそは家庭菜園でまともな夏野菜を作ろうと

冬眠していた畑をミニ耕運機で耕し準備していたところ

 

GW前から出張が入ってしまい植付時期を逃していたため

5月に入って、さてそろそろ苗でも買おうかなと思っていた矢先

 

いやいやしている集落の自治会役員で里道の土地境界の揉め事に直面

なんせ理屈の通らないことには絶対納得しない面倒な性格のため

市役所の道路課に法務局の筆界確定室に行ったり弁護士に相談したりとバタバタ

その上、委員長をしている環境整備を取り仕切ったり

二つの水利組合の梅雨堀(これも組合長と副組合長)をこなし

ようやく時間に余裕ができ

例年のようにすっかり自然に還っているだろうなぁと思いつつ

 

やっぱり夏野菜は欲しいよなと

畑に向かうとこの有様

めげずにミニ耕運機でプラウして雑草を鋤込み、何とか畝を立てマルチを張って

 

6月9日:とりあえず茄子と胡瓜、冬瓜とオクラにシシトウと甘唐辛子を植え付けたのですが・・・

 

もう既に稲作の時期

田圃へ向かいトラクターと耕運機で耕耘して代掻きして田植えを済ませ

水管理に時間を取られ家庭菜園を放置していたら、↓この有様

 

畑は勿論のこと

イチジクも鳥に食べられ

ブルーベリーもほとんど収穫できず

茄子も胡瓜も芽欠きはおろか水遣りさえせずに放置してしまい

更に雑草にウンザリしてしまい畑から足が遠のいていたところ

雑草に覆いつくされ

更には猪とアライグマも大暴れ

 

9月26日:市役所へ檻罠を借りて仕掛けたのですが

今年は結局 猫とイタチしら入らず断念

(檻を借りられるのが基本2週間、その間に捕獲できたらもう2週間延期できるのですが)

 

茄子はそれなりに自然任せでも成長してくれたものの

芽欠きも支柱もしてなかったため実がつかず

YouTubeだったかどこかで

雑草は刈らずにドラム缶をローラー代わりにして倒し

不耕起で美味しい野菜を栽培しているのを観て

 

https://youtu.be/tzKNmFp0_5w?si=7ErsWG9stnPHqcqz

(日テレNews 【大注目】水も肥料もやらない⁈甘くて美味しい野菜ができる”耕さない農業”とは)

 

『それならいっそのこと自然農法にしちゃおかな』 

なんて逃げ道を作って、酷暑で草刈りもままならないなとそのまま放置

 

そうこうしていたら農協から玉ねぎの苗が届き、焦って草刈り(10月10日)

ミニ耕運機で畝立てして

長年手入れもせず土が硬くなっていたので

籾殻を山ほど投入(米ぬか入れずに)

ついでに去年強剪定しておいた椚の枝を集め

玉ねぎ用に一畝だけ準備して

なんとか苗を植付てホッと一息

根付いてくれるかなぁと期待していたのですが・・・

ところが雨が続き苗はどうやら根腐れを起こしてしまった様子

マルチに籾殻を載せて様子見していたら

強風でマルチが飛ばされて苗もほとんど消滅

 

なんせ大雑把な性格なので

『ま、過ぎたことはしゃーない』とスッパリと諦め

年が明けてから

ブルーベリーとイチジクの剪定をすることにしました。

 

そんなこんなで

2024年は、田圃では猪に大暴れされるし、畑はほぼ収穫なし

悲惨な年だったなぁと思いつつ

よし、今年は頑張ろっと思い直し

ミニ耕運機でしっかりと耕して

 

3月22日:ようやく豆類とジャガイモの植付とネギを移植することに

ついでに遅くなったけどキウイとブルーベリー、イチジクと柿の木、栗の木に寒肥を施し

ジャガイモは発芽したらわかるようにと透明なマルチを張り

山林で蕗の薹を見つけて

大喜びして収穫し、天ぷらにして春の訪れを実感

 

4月20日:ようやく田圃を田起こしするために稲藁を燃やし

我が家の桜もようやく開花してくれたので

桜の名所 佐保川堤に行ってみると丁度満開

花を愛でながらようやく冬眠から目覚めさせてもらいました。

 

さてそろそろ孟宗竹の筍があがる季節だなと思っていたところ

川の水利組合がファブリ(ゴム堰)の装置を改良したため

両岸の水利組合の役員が立ち合うことになり

説明を受け、今年からは大雨でファブリが萎んだあとの復旧を分担することになっちゃいました。

普段より10日ほど遅れて筍が出だし

竹林へほぼ隔日に行かなければならなくなり

義父が趣味で接ぎ木している椿が桜と同時に咲き誇ってるのに驚きながら

 

さて、今年の冬は

病院での検査漬けで身動きがとれず

(11月の人間ドックで肺に白い影があるとのことで、肺癌だったらいけないからと主治医に勧められ精密検査をしたところ

肺には異常がないものの、胃の横にリンパの塊があるとのことでまたまたCTで精密検査

再度胃カメラに腫瘍マーカーに造影剤CTに血液検査までしたものの結局原因不明。経過観察となりました。

 

一時は、「そうかぁ、そろそろお迎えがきちゃうのかぁ」と半ば悟りの境地にも至っていたので

拍子抜けしちゃいました。

 

強がりじゃなく『これで自治会や水利組合の役員に草刈りや農地のお世話から解放させてくれるのかな』と

無責任かなと思いつつ、それが我が身に与えられた運命なら

甘受して”後は野となれ山となれ”と思っていたのですが

どうやら神様はまだ許して(?)くれないらしい。

 

それじゃあ仕方ないなと家庭菜園に向かってみると

 

ジャガイモも透明マルチが風で飛ばされているものの

露出した箇所だけ既に芽が出ていて大焦り

(マルチで覆われたジャガイモは全く芽をだしていなかったため日光不足なのか温度不足だときづき)

急いでマルチを戻して、等間隔で植えていたので適当に破っておき

メイクイーンの方は全く芽を出していなかったのでマルチをどけて日光に当てて発芽させ

隣は夏野菜用に耕耘して元肥を入れて黒マルチを張り

植付られるまでの間にと

麦と蕎麦を植えた農地をハンマーナイフで刈っておいたため

トラクターで耕耘することに

その後、猪が暴れまわった田圃も田起こしして

トラクターの入れない田圃は耕運機で耕し

燃やした稲藁の灰は草木灰として活用しようと少しだけ袋詰めして家に持ち帰ることに

家に帰ると燕が来てくれていて

今年も幸せを運んできてくれるかな と嬉しい気持ちに

孟宗竹の筍は、やはり不作らしく例年の半分もあがってきませんでしたが

筍好きの友人・知人や近所に配るだけなので、

作業量が減って実はホッとしてたりして

 

さて、この筍堀、高齢となった義父から引き継いで恒例の年中行事のひとつとなりましたが

隣家は跡継ぎが大阪で暮らしていることもあって

先代が亡くなってからは竹林も荒れ放題

我が家も息子たちが戻ってくる可能性が低いので

いずれこうなっちゃうのかな と悩まし気に眺め


つい愚痴りたい気分に

 

なんの因果か、トンガでチャンカーと出会い

あまり深く考えず請われるままに、養子縁組してしまいましたが

 

こんな人生を送ることをわかってたら

跡取り娘だと聞いた時に

後ずさりして逃げ出したんだけどなぁ

 って🤣

【ということで支離滅裂のまま後編に続く】

 

 

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30年以上放置して野生化したキウイ再生プロジェクト始動!

2023-04-10 17:51:00 | 素人の土いじり

あまり記憶が定かではありませんが

たしか2017年の秋

家庭菜園にしている農地の土手に植えている椚の木を強剪定していた義父が

齢85歳となって運動神経が鈍ってきたのか

木から転落して脊椎を圧迫骨折してしまい

 

それに懲りたのか

『もう畑には行かん!』と言い出したとかで

丁度農協から玉ねぎの苗を買っていたこともあって

その約1反ある土地の隣で借地で野菜作りしているオジサンに植えてもらうと聞き

 

なんせ一度貸したら取り戻すのに並み半端ない労力を要することを学習していたため

「それやったら、オレが植える」と宣言

 

それまでにもアチコチの休耕田や耕作放棄地、

その上山林や竹林の草刈りや伐採に辟易としていたのに

更に重荷を背負ってしまったのですが・・・

 

それまで定期的に草刈りしていた土地でアップアップ状態で

ついつい放置したらこの有様

義父が丹精込めて無花果の木を20本以上植えていたため

せめて無花果が収穫できるようにしなければと

(チャンカーが収穫してたのでマムシに噛まれないようにと)

重い腰をあげ刈払い機で処理していたのですが

 

そこで明治30年代生まれの祖母が植えていたものの

棚が壊れて放置したキウイを発見

棚が無くなっても恐ろしいほどの勢いで枝を伸ばしていたため

 

思いっきり強剪定

家族に聞くと「酸っぱすぎて食べられへん」と言っていたので

「しゃーないなぁ・・・」と思っていたところ

ある日実がなってるのを発見

その後熟してきたのを見て

『ホントに食べられへんのかなぁ』とネットで調べてみると 

どうやら収穫したままで食べられる果物でなく

追熟するものだと知り

試しに追熟してみようと100ケほど収穫

大きめの密閉できるプラ容器に入れて

リンゴとバナナを入れ

毎日硬さの変化を確認していたところ

 

数週間後、手で握るとじんわりと柔らかくなり

試しに食べてみたところ、まだ少し酸味が残っていたものの

糖度も増してとても美味

 

その後も数日おきに柔らかさと味を確認していたら

酸味はほとんど感じなくなり無茶苦茶美味しくなり

 

家族で毎日のように皮を剥いて丸かじりしてたので

とうとう食べ尽くしてしまい

 

これは野生のままにしとかずにちゃんと栽培しようと決意

 

竹林も数カ所あるので、ただで使える竹で棚を作ろうかな

とも考えたのですが

よくよく考えてみると 防腐処理をしなければ数年で朽ちてしまうのを思い出し

単管パイプでしっかりした棚を作ることに決定

 

どうせなら夏場は日陰にして休憩できるように大きめにしようと

縦横 4mx8mの棚にしようと

 

ホームセンターに行き(パイプを切断できるか確認して)

4mを7本

柱用に3mを6本買って 収獲しやすい高さにと2.5mで切断してもらい

25kのバラスを3袋と基礎用のコンクリートブロック6ケ

それと接続用のジョイント金具を購入

 

(軽トラでは4mのパイプを運べないのでホームセンターで運搬用のトラックを無償で貸してもらいました。)

そこそこ重量があるので単管パイプは4mは1本ごと

2.5mは2本束ねて農地まで運び込み

バラスと金具は一輪車を使いましたが、これも結構重量物で重たかった~

ここまでで半日

 

体力を残しておいて

翌日パイプを並べて基礎の位置決めをして

柱の位置の穴堀り

 

大雑把にだいたいの位置としたため

少し大きめにして深さは55cmに

(バラスの厚みと収穫時のために高さ2mくらいとするため)

6カ所の穴を掘ってから

単管を組み立て(反転したら基礎に入るように)

バラスを敷き

基礎のブロックに差し込み

パイプが沈まないようにクランプで位置決めして締め込み

水準計で各柱の高さを調整

切断した50cmのパイプと自在クランプを使い

斜交いで強度を増し

その後土を戻して単管パイプの骨格が完成

翌日竹林に行って 細身の竹を切り

鉈で枝を払い

無理やり軽トラに積み込み

棕櫚縄とワイヤーを買ってきて

竹とワイヤーで棚を作りました

その後、誘引用の紐を使って暴れ放題だったキウイの枝を棚に引き込み終了

あくまでもご参考までに


今回のパーゴラ作りには

 

Manpowerは

単管等資材の購入と運搬(ホームセンター3店)4時間

基礎用の穴堀り 6ケ所 4時間

仮組み立てと設置 3時間(反転時チャンカーが手伝い1時間)

竹の切断と枝払い及び運搬 3時間(竹12本、追加8本)

棚作り(竹を棕櫚縄で取付)5時間

キウイの誘引 1時間

 

【合計20人時間】

 

費用は

単管パイプ、クランプ他金具、基礎用ブロック、バラス 約6万円

棕櫚縄、誘引用紐、ワイヤー 7千円

 

【計6万7千円】

 

7月と9月に8-8-8の肥料を追肥して

11月に収穫と有機の堆肥類で元肥

 

1月か2月に剪定して

3月に柱の下の土づくりをしてから剪定した枝を挿し木

 

 

さて、そこそこ順調に育ってくれたら

本格的にキウイ農家をしちゃうかも

 

もし空いてる土地があったら是非挑戦してみてくださいね

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