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キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

箱根トレラン

2010年09月20日 | Weblog
この三連休の一日目。

箱根の芦ノ湖周りの山々でトレラン(山を走るマラソン)をした。

試合以外でのプライベートなトレランは初めて。相方が所属している、会社を越たアウトドア志向の強い人たちのグループの中のトレラン班による企画。

9時半くらいから走り始め、途中の休憩や昼寝タイムもあわせてトータル6時間、20キロの行程だった。

下りの一瞬の選択を繰り返すスリル、トレランならではの醍醐味をしっかりと味わうことのできるコースだった。あとは最後まで足が笑わないだけの力が付けばこのコースを存分に堪能できるだろうが…。

昨年のトレランの反省でも書いたが、僕みたいなビギナーにとってはトレランで最もタイムの縮み代が大きいのは登りだ。
登りの登り方を「山登り」りではなくいかに「駆け上がる」割合を大きくしていくかが最初のポイントだと思う。
トレランが速い人はほぼ10割の登りを駆け上がっているわけで、まずはそこが大きな関門かな(フルでいえばサブ3?)

驚いたことが一つ。
一緒に走ったメンバーで唯一の女性が下りになると途端に速くなったこと。その速さたるや他の男性が追いつけないほど。僕も本気で追いつこうとしたけれどどんどん差が広がっていく。ただしその人は登りが不得意なため、登りになるとすぐに追いついてしまうんだけど。
それにしてもすごい。もともと長距離選手だったわけでもなく、昨今のマラソンブームから始めたら面白くてはまったそうだ。

そうやって考えると、学生時代に陸上部で長距離を走っていた選手よりも社会人になって長い距離を走り始めた人の方が発想や活動が自由な人が多い気がする。
特にトレランは、それまでトラックやロードを走ってきた人にとっては同じ長距離種目としてすら見られていないような気がする。

まあ、トレランの位置づけはいいとしても、こうして(自分も含めて)新しい人への門戸が広いというのはうれしい。文化として長距離種目と登山の盛んな日本ではもっと受け入れられていくのではないか。
もっと短い距離の試合が多ければ…とも思う。