F-91
「たこぼうずのスキー天国」「たこぼうずのスキー地獄」に続く
3作目のスキーシリーズで、一旦この回で終了です・・・
1 スキーの教え方
誰でもスキー初心者のときはあるのに、いざ自分が滑れるようになると
そのときのことは忘れて無茶な教え方をするものです。
なぜそうなるかと言えば、スキーが滑れる人にとって、ナゼ滑れないかが
わからないために、強引に急な斜面に連れて行って、そこでボロボロに
なるまで「滑れ!」「滑れ!」と強要することになるのです。
確かにこのような教え方?は早くスキーを覚えるという面もあります。
(たこぼうずもこのような残酷な方法で覚えました)
しかし、この教え方は現在の法解釈では「体罰」にあたるために
文部科学省が許可してないのと、これをすると女の子が帰ってしまう
という欠点があるので、よろしくない(笑)
まずは最初にゲレンデに立ったときのことを思い出してください。
いちばんの恐怖は「滑るよりも 止まれないことの恐さ」だったのでは
ないでしょうか。
そこで僕は画期的な方法を開発し、実践することによってその有効性を
自ら証明することに成功したのだった。(スタップ細胞の話しではない)
まずはゆるい斜面でボーゲンから両足のエッジをきかせて止まることができる
ことを徹底的に納得させる。自分の思う場所で止まれることがわかれば
初心者は安心してその後の練習・・・右足の内側にチカラを入れたら
どう曲がるか、左足ではどうか・・・に励むことができる。
そして曲がりを2回、3回とつなげることによって、連続して曲がれるように
なるのであるが、このときでも、いつでも思う場所で止まれることを確認
しながら少し傾斜のある場所に連れていくのがよい。(コブはダメだ!)
自然にスピードが増して、ターンをつないでいくのを繰り返していくと
アラ、アラ不思議・・・だんだんと滑れるようになり、板を揃えてなどと
言わなくても、どんどん板は平行に近くなっていくのである。
僕はこの教え方で木○君がさじを投げた2名の初心者を見事スキーフリーク
に変身させることに成功した。あまりの見事な指導ぶりに木○君はその後
僕に対して何も感謝の気持ちを表すことなく、呆然としていたのである。
僕はスキーだけでなく、人に何か教えることに向いているのではないか・・・
と確信したが、その後指導するチャンスには恵まれない不幸な境遇を
恨むばかりである。できればカワイイ女の子に教えたいな~~~
2 八方尾根でのリフトの乗り方
八方の場合、他のスキー場に比べて長いリフトが多いので、次のような
注意が必要である。リーゼンなどのリフトに乗る場合、男だけのときは一番左の席
には決して自分は座ってはいけないので、それとなく、何気なく誰か変なヤツを
一番左の席に誘導する。女の子と一緒の場合・・・自分が一番左に座り、
何回か乗ったあと「八方は左から風が来るからこちら側は寒いんだよ」と
やさしさをアピールするとよい。たいへんよい(笑)
八方は風の強い日(風が強い日が多い)には左側のHAKUBA47スキー場との間にある谷
の方向から強烈な風と雪が吹き付けて悲惨な状態になることがある。
何回乗っても気付かないアホな男がいるのは笑えるが、言うと気付かれて
しまうので、言わないことである。
3 スキーの帰りの温泉は天国だ
八方にももちろん温泉はあるが、やや平凡である。ここは北隣の岩岳スキー場下
の「倉下の湯」をお勧めしたい。な~に隣のスキー場と言っても八方の街中から
10分もかからない距離である。道もいい。
ここは僕のような都会育ち?の人間にはたまらん温泉で、やや古びた建物はたいへん
風情があるし、湯船もヒノキ?で露天である。ただし冬季は一部ビニールで
寒さよけをしてあるが、雰囲気がいい温泉である。(雪山がちょっと見える)
肝心のお湯だが、湯出口からは透明のお湯が出ているものの、湯船のなかは
茶色である。塩分と鉄分のためであろうか、それがまた視覚的にも
温泉効果を高めている・・・ように感じる。
「倉下の湯」は八方でのスキー疲れをとるには最適の温泉だと思う。
4 FISワールドカップスキーの楽しみ方
僕はケーブルテレビでダウンヒル(滑降)競技のしかもクラシックレース
のみ録画して見るのを楽しみにしている。
なぜダウンヒルが好きかというと、人間がスキーで出せるスピードの限界
に挑戦するような競技であるし、そのダウンヒラーの勇気に感動する
からである。最大時速は130キロ~150キロも出るコースである。
クラシックレースというのは伝統的な滑降コースで、そこでの優勝が
全ダウンヒラーにとって、大変名誉なことである・・・と解説者が
言っておった!
コースとしてはスイスの「ウエンゲン」と
オーストリアの「キッツ・ビゥーエル」があり、どちらも他のコースに比べて
長く、タフなレイアウトに設定されている。
この2つのコースはダウンヒルの選手でも恐怖を感じるみたいであり、
スタートするときにはチビりそうになる(これも解説者の話し)との
ことである。実際転倒する選手も数名はいるのだ。危険な競技である。
どちらもコースの長さは4.5KM~5KM程。標高差は2000Mで
これを2分半ほどで滑り降りてくる。とういうか落ちてくる!
ド迫力の競技なので、ぜひご覧ください。
スラロームなどの技術系の競技が好きな方はそちらもどうぞ!
5 八方のお土産
夜、①宿で食事をしたあと②飲みに出て③お土産を買うという段取りだろうか。
(①でもすでに飲むので場合によっては②は省略してもよい)
お土産は迷わず「雷鳥の里」である。
クッキー系、パイ系、まんじゅう系、蕎麦系、野沢菜系はスキー場なら
どこにでもあるので「雷鳥の里」がよいと思う(個人の感想です)
なかなか味もよくて、だいたい評判がいい(個人の感想です)
しかし、みやげ物屋さんで観察するとクッキー系、チョコ系が評判いいようでもある。
やはり時代の波であろうか・・・
6 八方尾根 死の行軍
八方はそのゲレンデのレイアウト上、扇を広げたようなカタチになっている。
必然的に上方向へはゴンドラなり リフトを使って最上部のリーゼングラート
までどんどん行けるのであるが、ゲレンデ同士の横の連絡はやや弱いところがある。
例えばゴンドラで上るとパノラマゲレンデの上部に出るのでそこで滑るか
リーゼンスラロームか、うさぎ平で滑ればよい・・・のではあるが、
何故か、うさぎ平の横の黒菱(くろびし)やその下のスカイラインという
ゲレンデで滑ってみたくなるのがスキーヤーの性(さが)というもんだ!
であるから、ある日僕たちバホバホスキー隊はうさぎ平からいつものように
黒菱方面に出てスカイラインなどでヘラヘラ滑っていたぞ・・・(山の天気は急変する)
こちらからまたうさぎ平方面に戻らないと宿に帰るのに大変なことになる
ことはわかっていたのだが・・・肝心の黒菱方面からうさぎ平に戻る唯一の手段
である短いリフトが強風で停止してしまった。ぎょえ~~(泣)
しばらく風が弱まるのを待っていたのだが、リフト全体の営業終了時間が
迫ってきたので、その場に居た約100名ほどのスキー難民は意を決して
歩いてうさぎ平に向かうことにしたのだ。
小さな尾根越え・・・と思ったが、とんでもない!
スキー靴はそもそも大変歩きにくい構造であるのに加えてスキーの板を肩に
担いで、雪にもぐる足を一歩づつ必死に、少しづつ前進するハメになったのだ。
思い出されるのは映画「八甲田山 死の行軍」である。
まさかお気楽なバホバホスキー隊が体験することになろうとは・・・トホホ
左側は下に落ち込むガケ、風と雪が吹き付けて前がよく見えない程であった。
もう死ぬかと(大げさ)思ったころ、ようやくうさぎ平ゲレンデに到着したのであった。
ところが・・・うさぎ平、パノラマなどのゲレンデは風も強くなく、
多くの女性スキーヤーがのんびりとボードやスキーを楽しんでいました。
黒菱の強風は何だったのだろう。やっぱり山の天気はコワイということだろうか。
「たこぼうずのスキー天国」「たこぼうずのスキー地獄」に続く
3作目のスキーシリーズで、一旦この回で終了です・・・
1 スキーの教え方
誰でもスキー初心者のときはあるのに、いざ自分が滑れるようになると
そのときのことは忘れて無茶な教え方をするものです。
なぜそうなるかと言えば、スキーが滑れる人にとって、ナゼ滑れないかが
わからないために、強引に急な斜面に連れて行って、そこでボロボロに
なるまで「滑れ!」「滑れ!」と強要することになるのです。
確かにこのような教え方?は早くスキーを覚えるという面もあります。
(たこぼうずもこのような残酷な方法で覚えました)
しかし、この教え方は現在の法解釈では「体罰」にあたるために
文部科学省が許可してないのと、これをすると女の子が帰ってしまう
という欠点があるので、よろしくない(笑)
まずは最初にゲレンデに立ったときのことを思い出してください。
いちばんの恐怖は「滑るよりも 止まれないことの恐さ」だったのでは
ないでしょうか。
そこで僕は画期的な方法を開発し、実践することによってその有効性を
自ら証明することに成功したのだった。(スタップ細胞の話しではない)
まずはゆるい斜面でボーゲンから両足のエッジをきかせて止まることができる
ことを徹底的に納得させる。自分の思う場所で止まれることがわかれば
初心者は安心してその後の練習・・・右足の内側にチカラを入れたら
どう曲がるか、左足ではどうか・・・に励むことができる。
そして曲がりを2回、3回とつなげることによって、連続して曲がれるように
なるのであるが、このときでも、いつでも思う場所で止まれることを確認
しながら少し傾斜のある場所に連れていくのがよい。(コブはダメだ!)
自然にスピードが増して、ターンをつないでいくのを繰り返していくと
アラ、アラ不思議・・・だんだんと滑れるようになり、板を揃えてなどと
言わなくても、どんどん板は平行に近くなっていくのである。
僕はこの教え方で木○君がさじを投げた2名の初心者を見事スキーフリーク
に変身させることに成功した。あまりの見事な指導ぶりに木○君はその後
僕に対して何も感謝の気持ちを表すことなく、呆然としていたのである。
僕はスキーだけでなく、人に何か教えることに向いているのではないか・・・
と確信したが、その後指導するチャンスには恵まれない不幸な境遇を
恨むばかりである。できればカワイイ女の子に教えたいな~~~
2 八方尾根でのリフトの乗り方
八方の場合、他のスキー場に比べて長いリフトが多いので、次のような
注意が必要である。リーゼンなどのリフトに乗る場合、男だけのときは一番左の席
には決して自分は座ってはいけないので、それとなく、何気なく誰か変なヤツを
一番左の席に誘導する。女の子と一緒の場合・・・自分が一番左に座り、
何回か乗ったあと「八方は左から風が来るからこちら側は寒いんだよ」と
やさしさをアピールするとよい。たいへんよい(笑)
八方は風の強い日(風が強い日が多い)には左側のHAKUBA47スキー場との間にある谷
の方向から強烈な風と雪が吹き付けて悲惨な状態になることがある。
何回乗っても気付かないアホな男がいるのは笑えるが、言うと気付かれて
しまうので、言わないことである。
3 スキーの帰りの温泉は天国だ
八方にももちろん温泉はあるが、やや平凡である。ここは北隣の岩岳スキー場下
の「倉下の湯」をお勧めしたい。な~に隣のスキー場と言っても八方の街中から
10分もかからない距離である。道もいい。
ここは僕のような都会育ち?の人間にはたまらん温泉で、やや古びた建物はたいへん
風情があるし、湯船もヒノキ?で露天である。ただし冬季は一部ビニールで
寒さよけをしてあるが、雰囲気がいい温泉である。(雪山がちょっと見える)
肝心のお湯だが、湯出口からは透明のお湯が出ているものの、湯船のなかは
茶色である。塩分と鉄分のためであろうか、それがまた視覚的にも
温泉効果を高めている・・・ように感じる。
「倉下の湯」は八方でのスキー疲れをとるには最適の温泉だと思う。
4 FISワールドカップスキーの楽しみ方
僕はケーブルテレビでダウンヒル(滑降)競技のしかもクラシックレース
のみ録画して見るのを楽しみにしている。
なぜダウンヒルが好きかというと、人間がスキーで出せるスピードの限界
に挑戦するような競技であるし、そのダウンヒラーの勇気に感動する
からである。最大時速は130キロ~150キロも出るコースである。
クラシックレースというのは伝統的な滑降コースで、そこでの優勝が
全ダウンヒラーにとって、大変名誉なことである・・・と解説者が
言っておった!
コースとしてはスイスの「ウエンゲン」と
オーストリアの「キッツ・ビゥーエル」があり、どちらも他のコースに比べて
長く、タフなレイアウトに設定されている。
この2つのコースはダウンヒルの選手でも恐怖を感じるみたいであり、
スタートするときにはチビりそうになる(これも解説者の話し)との
ことである。実際転倒する選手も数名はいるのだ。危険な競技である。
どちらもコースの長さは4.5KM~5KM程。標高差は2000Mで
これを2分半ほどで滑り降りてくる。とういうか落ちてくる!
ド迫力の競技なので、ぜひご覧ください。
スラロームなどの技術系の競技が好きな方はそちらもどうぞ!
5 八方のお土産
夜、①宿で食事をしたあと②飲みに出て③お土産を買うという段取りだろうか。
(①でもすでに飲むので場合によっては②は省略してもよい)
お土産は迷わず「雷鳥の里」である。
クッキー系、パイ系、まんじゅう系、蕎麦系、野沢菜系はスキー場なら
どこにでもあるので「雷鳥の里」がよいと思う(個人の感想です)
なかなか味もよくて、だいたい評判がいい(個人の感想です)
しかし、みやげ物屋さんで観察するとクッキー系、チョコ系が評判いいようでもある。
やはり時代の波であろうか・・・
6 八方尾根 死の行軍
八方はそのゲレンデのレイアウト上、扇を広げたようなカタチになっている。
必然的に上方向へはゴンドラなり リフトを使って最上部のリーゼングラート
までどんどん行けるのであるが、ゲレンデ同士の横の連絡はやや弱いところがある。
例えばゴンドラで上るとパノラマゲレンデの上部に出るのでそこで滑るか
リーゼンスラロームか、うさぎ平で滑ればよい・・・のではあるが、
何故か、うさぎ平の横の黒菱(くろびし)やその下のスカイラインという
ゲレンデで滑ってみたくなるのがスキーヤーの性(さが)というもんだ!
であるから、ある日僕たちバホバホスキー隊はうさぎ平からいつものように
黒菱方面に出てスカイラインなどでヘラヘラ滑っていたぞ・・・(山の天気は急変する)
こちらからまたうさぎ平方面に戻らないと宿に帰るのに大変なことになる
ことはわかっていたのだが・・・肝心の黒菱方面からうさぎ平に戻る唯一の手段
である短いリフトが強風で停止してしまった。ぎょえ~~(泣)
しばらく風が弱まるのを待っていたのだが、リフト全体の営業終了時間が
迫ってきたので、その場に居た約100名ほどのスキー難民は意を決して
歩いてうさぎ平に向かうことにしたのだ。
小さな尾根越え・・・と思ったが、とんでもない!
スキー靴はそもそも大変歩きにくい構造であるのに加えてスキーの板を肩に
担いで、雪にもぐる足を一歩づつ必死に、少しづつ前進するハメになったのだ。
思い出されるのは映画「八甲田山 死の行軍」である。
まさかお気楽なバホバホスキー隊が体験することになろうとは・・・トホホ
左側は下に落ち込むガケ、風と雪が吹き付けて前がよく見えない程であった。
もう死ぬかと(大げさ)思ったころ、ようやくうさぎ平ゲレンデに到着したのであった。
ところが・・・うさぎ平、パノラマなどのゲレンデは風も強くなく、
多くの女性スキーヤーがのんびりとボードやスキーを楽しんでいました。
黒菱の強風は何だったのだろう。やっぱり山の天気はコワイということだろうか。