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たこぼうずの我楽多呆告

とある事情から浜松市在住の医療関係者となった 風来坊の突発的日記

たこぼうずのスキー曼荼羅

2015-01-31 16:06:34 | たこぼうず趣味の世界
F-91
「たこぼうずのスキー天国」「たこぼうずのスキー地獄」に続く
3作目のスキーシリーズで、一旦この回で終了です・・・

1 スキーの教え方
誰でもスキー初心者のときはあるのに、いざ自分が滑れるようになると
そのときのことは忘れて無茶な教え方をするものです。

なぜそうなるかと言えば、スキーが滑れる人にとって、ナゼ滑れないかが
わからないために、強引に急な斜面に連れて行って、そこでボロボロに
なるまで「滑れ!」「滑れ!」と強要することになるのです。
確かにこのような教え方?は早くスキーを覚えるという面もあります。
(たこぼうずもこのような残酷な方法で覚えました)

しかし、この教え方は現在の法解釈では「体罰」にあたるために
文部科学省が許可してないのと、これをすると女の子が帰ってしまう
という欠点があるので、よろしくない(笑)

まずは最初にゲレンデに立ったときのことを思い出してください。
いちばんの恐怖は「滑るよりも 止まれないことの恐さ」だったのでは
ないでしょうか。
そこで僕は画期的な方法を開発し、実践することによってその有効性を
自ら証明することに成功したのだった。(スタップ細胞の話しではない)

まずはゆるい斜面でボーゲンから両足のエッジをきかせて止まることができる
ことを徹底的に納得させる。自分の思う場所で止まれることがわかれば
初心者は安心してその後の練習・・・右足の内側にチカラを入れたら
どう曲がるか、左足ではどうか・・・に励むことができる。

そして曲がりを2回、3回とつなげることによって、連続して曲がれるように
なるのであるが、このときでも、いつでも思う場所で止まれることを確認
しながら少し傾斜のある場所に連れていくのがよい。(コブはダメだ!)

自然にスピードが増して、ターンをつないでいくのを繰り返していくと
アラ、アラ不思議・・・だんだんと滑れるようになり、板を揃えてなどと
言わなくても、どんどん板は平行に近くなっていくのである。

僕はこの教え方で木○君がさじを投げた2名の初心者を見事スキーフリーク
に変身させることに成功した。あまりの見事な指導ぶりに木○君はその後
僕に対して何も感謝の気持ちを表すことなく、呆然としていたのである。
僕はスキーだけでなく、人に何か教えることに向いているのではないか・・・
と確信したが、その後指導するチャンスには恵まれない不幸な境遇を
恨むばかりである。できればカワイイ女の子に教えたいな~~~

2 八方尾根でのリフトの乗り方
八方の場合、他のスキー場に比べて長いリフトが多いので、次のような
注意が必要である。リーゼンなどのリフトに乗る場合、男だけのときは一番左の席
には決して自分は座ってはいけないので、それとなく、何気なく誰か変なヤツを
一番左の席に誘導する。女の子と一緒の場合・・・自分が一番左に座り、
何回か乗ったあと「八方は左から風が来るからこちら側は寒いんだよ」と
やさしさをアピールするとよい。たいへんよい(笑)

八方は風の強い日(風が強い日が多い)には左側のHAKUBA47スキー場との間にある谷
の方向から強烈な風と雪が吹き付けて悲惨な状態になることがある。
何回乗っても気付かないアホな男がいるのは笑えるが、言うと気付かれて
しまうので、言わないことである。

3 スキーの帰りの温泉は天国だ
八方にももちろん温泉はあるが、やや平凡である。ここは北隣の岩岳スキー場下
の「倉下の湯」をお勧めしたい。な~に隣のスキー場と言っても八方の街中から
10分もかからない距離である。道もいい。

ここは僕のような都会育ち?の人間にはたまらん温泉で、やや古びた建物はたいへん
風情があるし、湯船もヒノキ?で露天である。ただし冬季は一部ビニールで
寒さよけをしてあるが、雰囲気がいい温泉である。(雪山がちょっと見える)
肝心のお湯だが、湯出口からは透明のお湯が出ているものの、湯船のなかは
茶色である。塩分と鉄分のためであろうか、それがまた視覚的にも
温泉効果を高めている・・・ように感じる。
倉下の湯」は八方でのスキー疲れをとるには最適の温泉だと思う。

4 FISワールドカップスキーの楽しみ方
僕はケーブルテレビでダウンヒル(滑降)競技のしかもクラシックレース
のみ録画して見るのを楽しみにしている。

なぜダウンヒルが好きかというと、人間がスキーで出せるスピードの限界
に挑戦するような競技であるし、そのダウンヒラーの勇気に感動する
からである。最大時速は130キロ~150キロも出るコースである。

クラシックレースというのは伝統的な滑降コースで、そこでの優勝が
全ダウンヒラーにとって、大変名誉なことである・・・と解説者が
言っておった!
コースとしてはスイスの「ウエンゲン」と
オーストリアの「キッツ・ビゥーエル」があり、どちらも他のコースに比べて
長く、タフなレイアウトに設定されている。
この2つのコースはダウンヒルの選手でも恐怖を感じるみたいであり、
スタートするときにはチビりそうになる(これも解説者の話し)との
ことである。実際転倒する選手も数名はいるのだ。危険な競技である

どちらもコースの長さは4.5KM~5KM程。標高差は2000Mで
これを2分半ほどで滑り降りてくる。とういうか落ちてくる!
ド迫力の競技なので、ぜひご覧ください。
スラロームなどの技術系の競技が好きな方はそちらもどうぞ!

5 八方のお土産
夜、①宿で食事をしたあと②飲みに出て③お土産を買うという段取りだろうか。
(①でもすでに飲むので場合によっては②は省略してもよい)
お土産は迷わず「雷鳥の里」である。
クッキー系、パイ系、まんじゅう系、蕎麦系、野沢菜系はスキー場なら
どこにでもあるので「雷鳥の里」がよいと思う(個人の感想です)
なかなか味もよくて、だいたい評判がいい(個人の感想です)
しかし、みやげ物屋さんで観察するとクッキー系、チョコ系が評判いいようでもある。
やはり時代の波であろうか・・・

6 八方尾根 死の行軍
八方はそのゲレンデのレイアウト上、扇を広げたようなカタチになっている。
必然的に上方向へはゴンドラなり リフトを使って最上部のリーゼングラート
までどんどん行けるのであるが、ゲレンデ同士の横の連絡はやや弱いところがある

例えばゴンドラで上るとパノラマゲレンデの上部に出るのでそこで滑るか
リーゼンスラロームか、うさぎ平で滑ればよい・・・のではあるが、
何故か、うさぎ平の横の黒菱(くろびし)やその下のスカイラインという
ゲレンデで滑ってみたくなるのがスキーヤーの性(さが)というもんだ!
であるから、ある日僕たちバホバホスキー隊はうさぎ平からいつものように
黒菱方面に出てスカイラインなどでヘラヘラ滑っていたぞ・・・(山の天気は急変する)
こちらからまたうさぎ平方面に戻らないと宿に帰るのに大変なことになる
ことはわかっていたのだが・・・肝心の黒菱方面からうさぎ平に戻る唯一の手段
である短いリフトが強風で停止してしまった。ぎょえ~~(泣)

しばらく風が弱まるのを待っていたのだが、リフト全体の営業終了時間が
迫ってきたので、その場に居た約100名ほどのスキー難民は意を決して
歩いてうさぎ平に向かうことにしたのだ。

小さな尾根越え・・・と思ったが、とんでもない!
スキー靴はそもそも大変歩きにくい構造であるのに加えてスキーの板を肩に
担いで、雪にもぐる足を一歩づつ必死に、少しづつ前進するハメになったのだ。
思い出されるのは映画「八甲田山 死の行軍」である。
まさかお気楽なバホバホスキー隊が体験することになろうとは・・・トホホ

左側は下に落ち込むガケ、風と雪が吹き付けて前がよく見えない程であった。
もう死ぬかと(大げさ)思ったころ、ようやくうさぎ平ゲレンデに到着したのであった。
ところが・・・うさぎ平、パノラマなどのゲレンデは風も強くなく、
多くの女性スキーヤーがのんびりとボードやスキーを楽しんでいました。
黒菱の強風は何だったのだろう。やっぱり山の天気はコワイということだろうか。


たこぼうずのスキー天国

2015-01-17 17:18:00 | たこぼうず趣味の世界
たこぼうずが行ったスキー場ベストスリー(回数)は
1 八方尾根
2 ダイナランド(大日岳)
3 やぶはら高原 ←ずいぶんローカルなスキー場だがなかなかいい!
である。他もずいぶん行った。
志賀高原、車山高原、サンアルピナ、岩岳、大町、冶部坂高原などなど・・・
心残りは野沢、蔵王と北海道や東北のスキー場に行ったことがないことである。
女子に人気があるという斑尾高原が特に心残りである。

八方尾根には50回以上行っていると思う(100回は行ってないような・・・)
一泊二日がメインであり、シーズンに3~5回行っていた。
八方尾根は長野オリンピックの滑降競技の舞台であり、日本屈指のスキー場
として有名であり、上手い人が多いというウワサのスキー場である。

スキーの何が、どこが楽しいかって・・・
あの別世界に遊ぶ感覚・・・浜松では雪景色は見られない
八方で滑っていると、例えばうさぎ平の上から見ると、晴れた日にははるか下に
・・・下界に白馬村が広がっているし、最上部のリーゼングラートまで上れば
白馬岳、五竜岳、唐松岳などの白馬三山が一望できて、偉い人になったような
気分である。浜松人からすれば夢の世界である。

そして滑っているときの感覚・・・
オートバイでスピードをかなり出しているような感じ・・・風を感じ、
雪の感触を感じ、自分の思うラインをトレースしていく満足感など
最高の気分である。
しかも急な斜面を上手く滑り降りたときの満足感(優越感)もある。

道具にもこだわりたい。
僕は最初YAMAHAの板であった。やはり浜松の企業なので・・・
しかし、ある衝撃的な事件以来K2(ケーツー)の板に変えてしまった
その事件とは、ある日八方で何気にリフトに乗っていると・・・
確かパノラマゲレンデだったと記憶しているが、僕と同じかもう少し上手い
男性スキーヤーがきれいな弧を描いて滑ってきた。
しかしおどろいたのはその技術ではない。技術は同等だ?
エッジをきかせる度に板の下の雪面が赤く(ピンク?)光るではないか!
これは目立つ!」とたこぼうずは即座にこの板と同じものを買う
ことを決意したのだった。決定まで1秒以下であった。

このスキーヤーがゲレンデ下のサンテラスパノラマで休憩するのを待って
ひそかに盗んできたら泥棒だが、ひそかに板を見させてもらった。
それと同じものが現在所有するK2の自慢の板である。
しかし誰もうらやましがらないのは何故であろうか。
私の雪面をピンクに染めながら華麗に滑る姿に嫉妬しているからに違いない。
意外なことに雪面はピンクに染まるのに、実際の製品のソールはオレンジ色
であった。う~ん、僕の錯覚であろうか。
ショップの人に訊いたら、そういうものだ・・・オレンジのソールは
実際の雪面ではピンクに見えるのだそうだ。ホント?

ただし、このK2の板には常人には予測できない重大な欠点がある。
わはは!賢明な諸君はすでにお見通しであろうが・・・
何と、この華麗なターンのたびに美しくピンクに光る雪面は・・・
滑っているたこぼうず本人には見えない ↓ ということであった(残念!)
ホント?の意味はお分かりになったと思います。

ちなみにビンディングはチロリア、靴はロシニョール、ストックはスコット(笑)
である。
スキーの帽子にも凝った。キャップやワッチなど20個くらいは持っているぞ(自慢)
特にワッチに紐つきの房がついているものがターンの度に揺れて僕に好評である

さてスキーで楽しいのはそれにまつわる他人(ひと)の失敗談である。

1 八方の春スキーでの水浴び事件 
  僕と木○君、青○君で春スキーのために乗り場の前が水溜りになった
  リフトに乗る場面。ペアリフトなので青○君が先に行くことになりました。
  ところが、ところが青○君が乗るのに失敗し、つんのめって前の水溜りに
  ザンブリと落ちてしまったのです。係員はあわててリフトを止めて助けに
  駆けつけたのですが・・・僕たち二人は大笑い!青○君ゴメンネ。

 やぶはら高原での中○君転落未遂事件
  まだ初心者の中○君でした。勇気凛々、すごいスピードのボーゲンで
  滑走しておりましたが・・・コース中ほどでコントロールを失い、ゲレンデ
  を横切って崖下に転落!という瞬間、中○君はとっさに目の前の木の枝に
  両手で猿のようにぶら下がってピンチを回避しました。皆はその姿に
  大笑いでしたが、崖の下に転落していれば大変なことになったかも・・・

3 木○君八方行方不明事件  
あるとき5人ばかりで八方の国際ゲレンデを滑っておりましたが、天候が
  悪く、視界がききません。一番下まで来たら木○君が見当たりません。
  当時携帯やスマホはありませんでしたので、方向音痴で有名な木○君は
  どうしたと皆で心配して、もうリフトが止まる時間も迫っていたのですが
  全員でまた上のパノラマゲレンデまで上って行って探したりしていたのです。
  さんざん探して見つからないので、疲れきって定宿のせせらぎに戻ると
  そのロビーをジャージで肩にタオルを乗せた木○君がくつろいで歩いていて
  「あれ?みんなどうしたの?」ときたもんだ!(弩)
  木○君は皆とはぐれたあと、さっさと宿に帰り、風呂にもゆっくり入って
  リラックスしていたそうです。う~ん、許せん!

まだまだ楽しい話しが沢山あるが書ききれない。
僕たちバホバホスキー隊は少しだけ滑るとすぐに休憩してビールを飲む。
あまりにビール休憩が多いので、あるとき新○君がビールを飲んでいる
僕たちに「すみません・・・滑ってきていいですか?」と遠慮がちに
聞いたことすらあるのである。僕たちは不真面目バホバホスキー隊です。

さてスキーの楽しみについて少しはわかっていただけたとは思いますが、
やはりその専門書を読んでみるのが大切なのではなかろうか。

極楽スキー」1987年 ホイチョイ・プロダクション
この本はスキーヤーのバイブルと言ってもいい歴史上大切な書物である。
しかし残念なことに今やネットで買うと1万円もの値段がつく希少本でもある。
この本にはスキーを楽しむための知識が全て網羅されている(と思う)
日本におけるスキーの歴史から始まって、宿の話し、道具の話し、ウエアの話し
便利グッズの話し、アフタースキーのゲームの話しや、ゲレンデ紹介、
さらにスキーウエアのままトイレに入る方法に至るまで、これを読むと
女子にモテること間違いない。←やっぱりそこか!

因みに「私をスキーに連れてって」1987年はこのホイチョイの作品である。

これだけでは物足りないという方には・・・

スキーの便利帖」「新スキーの便利帖」 堀井憲一郎 著 がある。
これらにはさらにマニアックな情報が満載である。
ここまで読めばスキーについて1時間程度の講演が可能になる。

さて最後に八方尾根スキー場の宿泊について一筆啓上つかまつる。
八方は日本でも最大級に楽しいスキー場であるが、その宿泊事情について言えば
はなはだ貧弱と断定せざるを得ない。

その原因の最大のものは、地形にあり、ゲレンデの最下部は狭い谷になっていて、
大きな宿泊施設が造れないということにある
そのためにゲレンデから距離がある宿泊施設が多く、送迎はあるものの、
楽チンスキーを目指す僕たちにとってはゲレンデや上部に行くゴンドラに
近い場所に宿があるのがベストである。

僕たち仲間もいい宿を探してさまよったのである。
ときに民宿、ときにペンション、そしてロッジ、ミニホテルなどいろいろと
泊まってみた結果「せせらぎ」という宿に落ち着いた次第である。
ここはゴンドラリフト「アダム」にも近い、クルマを出発の日の午後まで
置いてくれる、食事が充分満足レベルである・・・など僕も全部に泊まった
わけではないが・・・知る限り最高の宿である。
特に宣伝を依頼されているわけではないが、ここをお勧めしておく。

ただし、見た目・・・つまりリゾートホテル風外観、ヨーロッパ山小屋風外観
などをお好みの諸兄にはお勧めしない。
しかし彼女からそのような宿がいい・・・と言われたら・・・
迷わずかわいい外観の宿をチョイスすべきである
自分の考えなど捨て去ることが彼女とのスキーの宿選びでは大切なことなのだ。







たこぼうずのスキー地獄

2015-01-17 16:07:46 | たこぼうず趣味の世界
皆さんのスキーデビューは何歳くらいからでしょうか?
たこぼうずは30歳からスキーを始めたので「遅咲きの天才」と呼ばれます(嘘)
もっともそれまでまったくスキーをしたことがない訳ではありません。

小学生のときに父親に連れられてバスで美ヶ原というスキー場に行ったのが
最初だと思うのですが、夜中、バスの中で酒を飲み続けている父親の姿だけが
印象的で、スキーをしたという記憶はありません(泣)

次に高校のスキー学校に参加したのが二回目です。
これは確か妙高の池ノ平というスキー場だったと思います。二泊三日くらい
の行程だったでしょうか・・・しかしボーゲンもろくにできないまま終わって
しまいました。総勢30名くらいだったと記憶しています。
そもそもこのときは好きな女の子が参加するというので、それならば僕も!
と不純な動機からついていったもので、スキーはどうでもよかったのです。
そしてどうにもならないままスキー教室は幕を閉じたのでした(悲劇)

さてスキー地獄というタイトルですが・・・
そもそも静岡県浜松市というところはスキー場からは遥か遠くであって
スキー場に辿り着くまでにも相当の体力と気力が必要な場所である。
大体雪も滅多には降らない。
一冬で2~3回、風花(かざはな)と言って、遠くから飛ばされてくる
ような雪が1~2時間舞う程度である。
たとえ1センチでも積もるという事態になれば大混乱、大騒動であるが、
そのようなことは数十年に一度の異変である。

確かに3時間程度で行けるスキー場もないわけではないが・・・
リフト3本くらいのしょぼい(失礼!)スキー場である。

だから例えば白馬まで行くとして、朝到着とすれば、午前2時とかに
出発することになり、寝ないで運転しなくてはならず、まずは行くだけ
で地獄である。帰りも午後の早いうちに出発して、スキー疲れの
睡魔と闘いながら運転しなくてはならない。まあ、それはやむを得ない
として、本当の地獄は最初に本格的にスキーを教えてもらった栂池スキー
でのことである。

たこぼうずとしては特にスキーに興味があったというわけではない。
ただ会社の天才K君と木○君が盛んに言うには、スキーがうまいと
女の子に異常にモテるということであった(笑)(このウソはすぐにバレることになる
何回も酒の席で言われるとそのように思うのが人の恒である。
さらには、そういう言葉にすこぶる弱いのがたこぼうずの恒である。

K君が言うには、ボーゲンを一度でもしたことがあれば大丈夫。
栂池スキー場というのは女の子に人気のスキー場でほとんど平らな
ゲレンデしかないとのことであった。(このウソはすぐにバレることになる

二泊三日の予定で栂池に着くと、早速「鐘の鳴る丘ゲレンデ」という
平らな場所をリフトは無情にも通過して、中級コースであるハンの木コース
の一番上に連れていかれたのでした。
リフトの乗り降りも充分できない僕を・・・である。

そしてK君と木○君による地獄の特訓が始まった!!!
コブのある中斜面はボーゲンではまったく歯が立たないのであり、そこを
初級者に滑らせるのは無茶な話しである。
この二人には中島みゆきの「友情」を聴かせたい。
・・・背中に隠した ナイフの意味を
      問わないことが 友情だろうか・・・とあるぞ!
1メートル落ちては転び、2メートル落ちては転び・・・体力はどんどん
消耗し、足は痛いを通り越して感覚がなくなるほどであった。

どんなスポーツでもそうだが、初心者ほど余計なチカラを使ってしまい
疲れるものである。つまり力めば力むほどうまく滑れない。

そしてコブの間で立とうともがく僕を見て、先に下で待っている二人は
腹をかかえて笑っているのであった(殺!)
そしてその日はずっと無茶ボーゲンのまま、くたくた、ヨレヨレになって
何の成果もないまま終了した。二人の悪魔は寝るまで僕を笑っていた(泣)

二日目の朝、僕は憂鬱であった。あの地獄が今日も一日続くと思うと
本心は止めて帰りたい気分であったのだ・・・
ところが、昨日と同じハンの木コースに出てみたところ、K君が
あっ、きょうは圧雪してある!」と叫んだのである。
当時は圧雪の意味がわからなかったが、確かにゲレンデ表面に昨日の
ようなコブはなく、傾斜はそこそこキツいが平らに整備されていた。

そして仕方なく滑り始めたのだった・・・
コブがないから転ばないで滑れるのはうれしかったが、突然背後から
木○君に「おい!板がそろってるぞ!」と声を掛けられて驚いた。
何と、だれに指導してもらったわけではないのにボーゲンを卒業して
いたのである。
これこそ、たこぼうずの運動神経が抜群であり、スキーの才能が
人並み以上であった証拠である。

このときの喜びは並大抵のものではなく、それからはズンズン上達し、
K君や木○君を追い抜いていくようなスピードで滑れるようになった
という・・・自慢話しである。




たこぼうずのお庭番日記 「もみじ」の巻

2014-04-07 18:07:54 | たこぼうず趣味の世界
先週に引き続いて「庭木」の話しをします。

庭を造るときに真っ先に思ったのは「松」はやめよう
ということでした。実は両親の家には立派な松が何本かあって、
その手入れだけでずいぶんな費用がかかるのを知っていたのです。
ですから目指したのは「雑木林」でした。

しかしながら本当の雑木林を造ってしまうと、雑然とした庭に
なるだけで、彩りがありません。殺風景になります。
そこでメインに大好きな「梨の木」を植えることにしたのです。

あと「桜」もやめました
桜は1年のうち1週間程度しか楽しめませんし、桜があると他の木
の印象がかすんでしまうと思ったのです。

なるべく1年を通じて楽しめる「木」はないものだろうかと庭木の本
など買い込みまして読んでいましたら「もみじ」に辿り着いたのでした

そのページには普通のもみじ以外にも沢山の園芸品種があるということで、
5~6種類の写真が載っておりました。
周辺の園芸ショップに行ってもせいぜい2種類くらいしか置いてありません。
そこでインターネットを調べてみましたら・・・
何と「もみじ専門の植木屋さん」があると知りました。

そのページを見たところ、もみじには100種類以上の品種があって
それぞれ独特な個性を主張していて、すっかり見入ってしまいました。
そのなかでも僕が注目したのは「飯島砂子」いいじますなご・・・
という種類で、早速ネットで苗木を注文し、植えて様子をみたところ大正解!
まさにほとんど一年間楽しめるもみじでした。

3月の終わり頃、芽が膨らんできます。
もみじの葉芽はほとんどの種類が鞘(さや)とでも言いますか、
小さくて長い袋状のケースのようなものに包まれて出てくるのですが
「飯島砂子」の場合は濃い赤というか濃いエンジ色の鞘から
かわいい葉っぱの赤ちゃんが出てくるのです。
最初は小さくてしわくちゃな葉っぱで、最初からもみじ独特の切れ込み
があります。すぐに鞘は落ちて葉が成長していくのですが、
最初葉の色は薄い緑と濃いエンジが混じったような微妙な色をしています。

それが5月の連休前くらいから変化していくのです。
エンジ色の葉が茶色に変化し、さらに日が経つとさび色に変わって
いくのです。そしてその変化の過程でそれぞれの葉に「砂子斑」と呼ばれる
砂を葉の表面に撒いたような小さな白い斑点が浮かび上がります。
このあたりの変化はまさに驚きと感動です。

これが「砂子」の由来です。
そしてだんだんと普通の新緑の濃い緑色になって夏を迎えます。

秋の紅葉は当然楽しめる風情になります。
僕はもみじというのは紅葉だけが楽しめると思っていました。
しかし「飯島砂子」と出会って、3月から12月上旬まで楽しめる
もみじがあるのを知ったのです。

こうなるとその「もみじ専門の植木屋さん」に行ってみたくなるのが
僕の性分です(笑)困ったもんです。
その植木屋さんは「司メープル」さんといい、東京の国分寺にあります。
東京への出張の翌日が休みだった時に、一泊して訪ねてみました。
中央線から西部線に乗り換えて「恋ヶ窪」の次、「鷹の台」で降りて
20分ほど歩くのです。途中玉川上水を渡ります。
付近は畑と砂ぼこりとけやきを中心とした屋敷林が入り混じり、
まだ武蔵野の風情を残しております。

余談ですが玉川上水は太宰が女性と入水自殺したところであること
は知識としてありましたが、どうして上水などという小さな流れで
自殺ができるんだろうと昔から疑問を持っていました。

ところが実際に上水を見てみると二階建ての普通の住宅がすっぽり
入ってしまうほどの深さと幅があり「う~ん、これなら死ねるな」と
妙に納得したのでした。

司メープルさんに着くと、大いに歓待していただき、もみじが何百?
何千?本植わっている畑を見学させていただいたり、事務所でお茶
をごちそうになったりしました。やはり僕のもみじに対する愛情
自然とご主人に伝わった結果であろうと思います(笑)

その証拠に事務所の壁に飾ってあった葉書大のもみじの写真
(12種類)を見て、これを売っていただけませんか?とずうずうしく
訊ねてみましたら、何ということか快く譲っていただけました(驚)!!!
何も「うなぎパイ」など持っていかなかったのに、申しわけないこと
でした。その後僕の友人の二名が司メープルさんで苗木を購入したとの
ことですので、それで許してください。

すみませんでした。そしてありがとうございました。

「飯島砂子」普及協会 静岡県支部長  -鹿田ー










たこぼうずのお庭番日記 「梨」の巻

2014-03-31 18:07:56 | たこぼうず趣味の世界
我が家にもささやかな庭があります。
広さはさほどではありません。
犬や猫が遊ぶには充分な広さですが、熊や虎ではちょっと狭い。
日本庭園風でも西洋庭園風でもなく、雑木林風の庭です。
つまり「雑然とした庭」という感じだと思ってください。

その雑木のなかでもこの季節の主役は「梨」の花、種類としては「豊水」
という梨の花です。

僕は「木」が好きで、つまり「木」を育てるのが好きです。
ただし「草」はキライですので、イングリッシュガーデンの写真を拝見
しても、雑草が乱雑に生えているとしか思えません(失礼!)
「木」と「草」の区別、その境は学術的にはなかなか微妙なようで、
どちらとも言えない、などという植物も存在するようです。

ところで、なぜ「梨」が好きかというと・・・
ナシは大好きな果物で、特に「豊水」「新水」は大好きなのですが、
僕が好きなのは「梨の花」のことなのでした。

春の花として一番話題になるのは何と言っても「桜」、それも
「染井吉野」ですよね。毎日のように開花状況がテレビに映し出されます。
ところが僕は何となく「桜」の花が苦手なのでした。
皆さんが大好きな桜ですので、うっかり自分が苦手などとは言えません。
テキトーに話しをあわせているのですが、「桜」を語るどの方の目も
輝いていて、日本人なら好きでなきゃダメだ!という圧力を感じます(笑)

どんな「桜」でも苦手かと申しますと、里山の風景のなかに1本だけ
輝いて咲いていたり、広葉樹の林に1本混じって健気に咲いている
「染井吉野」はいいと感じますし、「山桜」が渓流沿いに1本咲いて
いるのも素敵だと思いますが・・・
どうも「桜並木」のようにかたまって咲いているのは・・・
うまく表現できないのですが、派手すぎてと言いますか、圧倒的すぎて
と言いますか、あつかましすぎてと言いますか、少し苦手なのです。

そこへいきますと「梨」の花は注目されません。
でも真っ白な花で、とてもキレイで、清楚なたたずまいが素晴らしい
今でこそ「梨」は果物として愛されていますが、もともと中国では花を
観賞するための木でした。
しかも美しい花として文学作品が残されています。
有名なのは・・・
中国「唐」の時代の詩人「白居易」・・・(何と読むかはわからない)
の「長恨歌」(ちょうごんか)の終わりに近い一節
梨花一枝 春帯雨」(りかいっし はるあめをおぶ)
梨の花が一枝、雨に濡れたような風情である・・・と美女の例え
として表現されている。美女とは「楊貴妃」のことだそ~な。

また「清少納言」も「梨の花の美は中国でも絶賛されていた」と
考えていたという資料もあるようだ。

ムツカシイ話しはともかくとして、まずは皆さんに「梨」の真っ白な
花をぜひ見ていただきたい。その上品なたたずまいに感動間違いナシ!!!

ところで僕の庭に梨の木があるというと、すぐに「秋には豊水が
食べられていいね~」と思うかもしれないが、梨は自家受粉しない
として知られており、ぽつんと1本育てていても実はつかないのです(泣)

ところが、ところがどんな偶然か、去年1個だけ小さな赤ちゃんが
授かりました。「花」を観賞する・・・などとエラソ~なことを
主張しているたこぼーずですが、やはり実がつくと大層うれしいのでした。

袋をかぶせたりしてけっこう大切にしてきまして、ゴルフボールより
少し大きくなったのでした。
ところが、ところが何がいけなかったのか、落ちてしまいました(泣)

悲しいものです。残念の極みです

今年もマイ梨の木は今(3月30日~31日)満開で、美しい花を見せてくれて
いますが、ほんの少し「実」が気になる自分を恥じております(笑)
秋にはきっとジューシーな「豊水」を独り占めさせていただきます
オシマイ