モータースポーツの世界では鈴鹿8耐・・・「鈴鹿8時間耐久レース」は
たいへん有名であるが・・・
今回たこぼうずは「東京8時間耐久酒場駅伝」なる企画をA氏に提案し、
A氏は奥様のグァム旅行と引き換えにこの駅伝に気持ちよく参加を表明した。
東京8耐は浜松を出発して昼ころ東京に到着し、それから8時間かけて
中央線沿線の5軒の酒場で飲み食いし、20時頃の新幹線で浜松に帰る、
という壮大な、しかもバカバカしい企画である。
たこぼうず渾身の企画と言ってよい。
そもそも8時間で5軒の酒場を回るのが可能かという問題はあるが、
僕の予想では最終コースの神田ガード下「大越」あたりではすでに
グデグデになっている筈で、もう長居できる状態ではないと思われる。
A氏と僕とはもちろん休みの日は違うのだが、その辺は前述のごとく
奥様とA氏との不平等条約が成立したからには問題がない・・・か?
一部企画がバレてしまったが、たこぼうずが3年間あたためていた企画
の概要は以下の通りである。
1 神田「まつや」
2 中野「第二力酒蔵」
3 中野「よね田」
4 四谷「鈴傳」
5 神田「大越」
移動距離、時間、食事と酒のバランスなどJTBでも不可能なほどの理想的な
流れである。
これならばA氏がたとえ奥様といろいろあったにせよ、断るとは考えにくい。
それくらい隙のない企画である。
1 神田「まつや」千代田区神田須田町1-13
まつやを酒場と言っていいかどうかは意見が別れるところだろうが、
蕎麦屋酒が大好きな二人にとってはしっかり「酒場」であるし、
東京に来て「まつや」に寄らないなど、考えられないので、今回
ここをスタートの駅と決めさせていただいた。
もちろんA氏に異存などあるわけがない。
昼頃にしては若干座席に余裕があって、すぐに座れたのは幸運である。
昨年の12月31日に来店したわたしの娘は3時間待ったそうだ(汗)
まずは「焼き鳥」のタレと塩を頼んで菊正の樽酒を冷やで2本注文。
A氏に「ここで飲むのはこれだけだぞ!」と念を押す。
A氏とは新幹線の作戦会議で、ともかく最初からあまりアクセルを
踏まないようにしようと、堅く誓いあったのでした。
ゆっくり、ゆっくり飲む。
そのあと僕は「もり」、A氏は「かけ」を食べただけで店を出る。
まつやから御茶ノ水の駅に向かう・・・
東京を少し知っている人は、それだと上り坂がキツくないか?
と心配するかもしれないが、最近は洋食の「松栄亭」の先の
信号を渡ると、それからは立派なオフィスビルが高台の御茶ノ水駅
まで林立していて、エスカレーターで聖橋口前までスルスルと
連れていってくれる。
2 中野「第二力酒蔵」中野区中野5-32-15
中央線の快速に乗れば中野はすぐである。しかも酒場は北口を出て
5分もかからない。
ここは魚のうまい店であるが、安い!という店ではない。いい魚を
それなりの値段で食べられる店である。居酒屋のジャンルには
入らないかもしれない。
ここでは予定通り、少し本格的にゆっくり飲む。
まず生ビールで今回の8時間耐久酒場駅伝が実現したことを祝して
乾杯のあと、刺身や焼き魚など頼んでその後僕は芋焼酎、A氏は
日本酒でボチボチ・・・ここでもゆっくり飲む。
しかし、発見したのだが、あまりゆっくり飲むと食べるほうが進んでしまう!
しかし2軒目であるので、まだまだ余裕で飲み食いする(これがあとで響く)
次の「よね田」が16時開店なので、近づくころにはお腹にこたえない
普段は高級で頼まない「このわた」などでチビチビやる。
3 「よね田」中野区中野5-63-5
ここは50Mくらい歩けば到着する。
しかし、少々酒が入った二人はここでとんでもない失敗をやらかすことになる。
このお店は基本的に焼き鳥屋さんであるので、名物の「つくね」だけ頼んで
さらっと飲む予定であったが・・・
僕がうっかりメニューの「どて煮」を見つけて頼んでしまったのが間違い
だった。そうなれば対抗上A氏は大好きな「レバー焼き」を頼むことになり、
「つくね」も頼んで焼酎を飲み始めた結果、もちろんどれもおいしいのであるが、
巨大つくねに圧倒されて二人とも満腹になってしまった。
やってしまいました・・・反省↓
さて駅に戻って、また中央線快速で四谷に向かう。
4 「鈴傳」新宿区四谷1-10
ここは「アトレ」のある出口から大きな交差点を渡ってすぐである。
やはり駅から5分以内で行ける酒屋の脇にある角打ち(立ち飲み)の
酒場で、細長い店内は5時半ですでにほとんどいっぱいという状態。
テーブルの前に陣取ってA氏とカウンターのところに行って、酒と
つまみを注文する。ここは先払いなので気が楽。
しかしA氏も満腹で食べられない・・・好物の「ポテサラ」
僕もほぼ満腹・・・「春雨中華風サラダ」
ここで気がつくのだが、酒は飲めても、もう食べられない(泣)
残念だが「たすきリレー」をどうしてもしなければならないのが
駅伝である。早々に最終区間に向かう。
5 「大越」千代田区鍛冶町2-14-3
この酒場は西口から出て南にガード下をたどれば3分で着くのだが
二人とも満腹のためにヘトヘト・・・
相変わらず込んだ店内の中ほどに座るが、もう気力がエンプティーである。
ようやく芋焼酎の水割りと「ニラの卵とじ」を注文。
黒柳徹子ふうの髪型の名物おばちゃんの顔を見たし、前回飲んだときの
ふらふらおじちゃんとも会ったので、それだけで満足?して東京駅に
向かった。ヤレヤレ
まだ19時だがちょうど「ひかり」に乗れたので、予定より早いが
無口になったA氏と帰路についた。もちろん車内でビールを飲む
チカラはもう残っていませんでしたとさ(笑)
二日後、浜松の伝馬町にある「や台すし」でしょう油味のもつ鍋反省会をしました。
その結果・・・当然のことですが「食べすぎ」はいかん!飲めなくなる。
という結論に達しました。
おいしいもつ鍋をいただいて近くのカラオケに行き、騒いだあと
店を出てA氏曰く
「今度は赤羽か王子あたりでやろうか!」
とても楽しみであります。懲りない二人のほんとうの耐久珍道中でした。
たいへん有名であるが・・・
今回たこぼうずは「東京8時間耐久酒場駅伝」なる企画をA氏に提案し、
A氏は奥様のグァム旅行と引き換えにこの駅伝に気持ちよく参加を表明した。
東京8耐は浜松を出発して昼ころ東京に到着し、それから8時間かけて
中央線沿線の5軒の酒場で飲み食いし、20時頃の新幹線で浜松に帰る、
という壮大な、しかもバカバカしい企画である。
たこぼうず渾身の企画と言ってよい。
そもそも8時間で5軒の酒場を回るのが可能かという問題はあるが、
僕の予想では最終コースの神田ガード下「大越」あたりではすでに
グデグデになっている筈で、もう長居できる状態ではないと思われる。
A氏と僕とはもちろん休みの日は違うのだが、その辺は前述のごとく
奥様とA氏との不平等条約が成立したからには問題がない・・・か?
一部企画がバレてしまったが、たこぼうずが3年間あたためていた企画
の概要は以下の通りである。
1 神田「まつや」
2 中野「第二力酒蔵」
3 中野「よね田」
4 四谷「鈴傳」
5 神田「大越」
移動距離、時間、食事と酒のバランスなどJTBでも不可能なほどの理想的な
流れである。
これならばA氏がたとえ奥様といろいろあったにせよ、断るとは考えにくい。
それくらい隙のない企画である。
1 神田「まつや」千代田区神田須田町1-13
まつやを酒場と言っていいかどうかは意見が別れるところだろうが、
蕎麦屋酒が大好きな二人にとってはしっかり「酒場」であるし、
東京に来て「まつや」に寄らないなど、考えられないので、今回
ここをスタートの駅と決めさせていただいた。
もちろんA氏に異存などあるわけがない。
昼頃にしては若干座席に余裕があって、すぐに座れたのは幸運である。
昨年の12月31日に来店したわたしの娘は3時間待ったそうだ(汗)
まずは「焼き鳥」のタレと塩を頼んで菊正の樽酒を冷やで2本注文。
A氏に「ここで飲むのはこれだけだぞ!」と念を押す。
A氏とは新幹線の作戦会議で、ともかく最初からあまりアクセルを
踏まないようにしようと、堅く誓いあったのでした。
ゆっくり、ゆっくり飲む。
そのあと僕は「もり」、A氏は「かけ」を食べただけで店を出る。
まつやから御茶ノ水の駅に向かう・・・
東京を少し知っている人は、それだと上り坂がキツくないか?
と心配するかもしれないが、最近は洋食の「松栄亭」の先の
信号を渡ると、それからは立派なオフィスビルが高台の御茶ノ水駅
まで林立していて、エスカレーターで聖橋口前までスルスルと
連れていってくれる。
2 中野「第二力酒蔵」中野区中野5-32-15
中央線の快速に乗れば中野はすぐである。しかも酒場は北口を出て
5分もかからない。
ここは魚のうまい店であるが、安い!という店ではない。いい魚を
それなりの値段で食べられる店である。居酒屋のジャンルには
入らないかもしれない。
ここでは予定通り、少し本格的にゆっくり飲む。
まず生ビールで今回の8時間耐久酒場駅伝が実現したことを祝して
乾杯のあと、刺身や焼き魚など頼んでその後僕は芋焼酎、A氏は
日本酒でボチボチ・・・ここでもゆっくり飲む。
しかし、発見したのだが、あまりゆっくり飲むと食べるほうが進んでしまう!
しかし2軒目であるので、まだまだ余裕で飲み食いする(これがあとで響く)
次の「よね田」が16時開店なので、近づくころにはお腹にこたえない
普段は高級で頼まない「このわた」などでチビチビやる。
3 「よね田」中野区中野5-63-5
ここは50Mくらい歩けば到着する。
しかし、少々酒が入った二人はここでとんでもない失敗をやらかすことになる。
このお店は基本的に焼き鳥屋さんであるので、名物の「つくね」だけ頼んで
さらっと飲む予定であったが・・・
僕がうっかりメニューの「どて煮」を見つけて頼んでしまったのが間違い
だった。そうなれば対抗上A氏は大好きな「レバー焼き」を頼むことになり、
「つくね」も頼んで焼酎を飲み始めた結果、もちろんどれもおいしいのであるが、
巨大つくねに圧倒されて二人とも満腹になってしまった。
やってしまいました・・・反省↓
さて駅に戻って、また中央線快速で四谷に向かう。
4 「鈴傳」新宿区四谷1-10
ここは「アトレ」のある出口から大きな交差点を渡ってすぐである。
やはり駅から5分以内で行ける酒屋の脇にある角打ち(立ち飲み)の
酒場で、細長い店内は5時半ですでにほとんどいっぱいという状態。
テーブルの前に陣取ってA氏とカウンターのところに行って、酒と
つまみを注文する。ここは先払いなので気が楽。
しかしA氏も満腹で食べられない・・・好物の「ポテサラ」
僕もほぼ満腹・・・「春雨中華風サラダ」
ここで気がつくのだが、酒は飲めても、もう食べられない(泣)
残念だが「たすきリレー」をどうしてもしなければならないのが
駅伝である。早々に最終区間に向かう。
5 「大越」千代田区鍛冶町2-14-3
この酒場は西口から出て南にガード下をたどれば3分で着くのだが
二人とも満腹のためにヘトヘト・・・
相変わらず込んだ店内の中ほどに座るが、もう気力がエンプティーである。
ようやく芋焼酎の水割りと「ニラの卵とじ」を注文。
黒柳徹子ふうの髪型の名物おばちゃんの顔を見たし、前回飲んだときの
ふらふらおじちゃんとも会ったので、それだけで満足?して東京駅に
向かった。ヤレヤレ
まだ19時だがちょうど「ひかり」に乗れたので、予定より早いが
無口になったA氏と帰路についた。もちろん車内でビールを飲む
チカラはもう残っていませんでしたとさ(笑)
二日後、浜松の伝馬町にある「や台すし」でしょう油味のもつ鍋反省会をしました。
その結果・・・当然のことですが「食べすぎ」はいかん!飲めなくなる。
という結論に達しました。
おいしいもつ鍋をいただいて近くのカラオケに行き、騒いだあと
店を出てA氏曰く
「今度は赤羽か王子あたりでやろうか!」
とても楽しみであります。懲りない二人のほんとうの耐久珍道中でした。