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たこぼうずの我楽多呆告

とある事情から浜松市在住の医療関係者となった 風来坊の突発的日記

32「ずっと一緒さ」を唄う

2022-09-16 16:13:47 | たこぼうずのカラオケ百名山
F-299
「ずっと一緒さ」は 山下 達郎 の曲のなかでも 
とびきり甘い ラブソングであり 夢の世界である。

ほとんどの男子は 妄想恋愛に毒されていて あまりの現実とのギャップに
嘆くばかりか、より強い妄想世界に引っ張られていくものである(笑)
男子は 性や恋愛が妄想であることに死ぬまで気が付かない。
嘆かわしいことである(笑)

性が本能でなく妄想であるというのは 心理学者の 岸田 秀 さんが説く
ところであるが、恋愛もまた立派な妄想であると たこぼうずは思うのであった(笑)

抱きしめて  しじまの中で  あなたの声を聴かせて
こびりつく  涙を融かして  冬はもうすぐ終わるよ


と静かに始まる 落ち着いた曲である

いくつもの悲しみを  くぐり抜けたそのあとで
つないだ手の温かさが 全てを知っている


軽い恋愛ではない。重症だ(笑)
行きずりの恋ではない。いくつかの危機を乗り越えてきた二人の歴史がある。

あなたとふたりで  生きて行きたい  それだけで何もいらない
昼も 夜も 夢の中まで  ずっと ずっと 一緒さ


これは男子の側からみた 恋愛観であるので そうとう溺れている(笑)
まあ こんなものだろう。
たこぼうずにも うっすらと記憶があるぞ(笑)
しかし・・・夢とは 覚めるものでもある。
それが大人になるということかもしれない。
たこぼうずは老人になるまで・・・覚めなかった(笑)

傷ついた 心のかけらを  ひとつ残らずひろって
愛という 不思議なジグソー つなぐピースを探すよ


本当の強さは 「ひとりじゃない」って 言えること
風の中で 寄り添う  花のように 秘めやかに


愛は不思議なジグソーパズルのようだというのは卓見である。
確か昔「冬のソナタ」というドラマにもジグソーが象徴的に
使われていたのを思いだした。
「恋愛」つながりで脳が反応したのであろう(笑)

ここから男子の妄想はさらに将来に向かってエスカレートする。

あなたと ふたりで 生きて行けたら 何度でも生まれ変われる
たどり着いた 僕らの場所で  ずっと ずっと 一緒さ


あなたと ふたりで 生きて行きたい それだけで何もいらない
時の海に  未来を浮かべ
ずっと ずっと 一緒さ
ずっと ずっと 一緒さ
ずっと 一緒さ


気持ちはわかるが 重い 重い(笑)

生まれ変わっても一緒にいたい という気持ちは大切だと思うし
そんなふうに想える人が現れたら とても幸せなことだと思うが

まず ほとんどの男子は ガマンの毎日であろう(笑)
せめて夢の世界で
せめて歌の世界で
ずっと一緒に暮らせる女性と巡り合おうではないか(笑)

では では

31 ボクの背中には羽根がある を唄う

2022-08-12 16:36:32 | たこぼうずのカラオケ百名山
F-294
この曲は KinKi Kids の代表曲のひとつである。
作曲:織田 哲郎  作詞:松本 隆
であるから 或る意味ヒットしても納得の組み合わせである。

曲名からすると 自分の背中には天使のように羽根があるから
空を飛べるということだろう。不可能なことだ(笑)

曲は
そのイメージに近い フォルクローレが印象的な前奏から始まる。
空を飛ぶ ということと フォルクローレ から連想されることといったら
「コンドルは飛んでいく」という歌であろう。
サイモンとガーファンクルが唄っていたのを思い出す人が多いのではないか。

ただ たこぼうずは その コンドルは飛んでいく という楽曲が好きではない。
どうにも単調なメロディーラインで 聴いていると飽きる(笑)失礼!
確かに アンデスの 大空にコンドルがゆったりと飛んでいるという雰囲気は
よく出ているとは思うのだが せっかちなたこぼうずはたいくつするのだ(笑)

しかしながら そのフォルクローレの音色については 嫌いではない!
哀愁を帯びたというか 郷愁を誘う というか そんな感性に訴える音色
だと感じて 或る種 なつかしさを想起させる音である。

そんな大人の哀愁を感じさせる曲の出だしである。

照れてるとき髪かきあげる  ボクの癖をからかうんだね
寂しい午後まばたきをして  ほらこんなに近くにいるよ


何かをいいかけて   海がおしゃべりをやめる
悩んで沈んだ日々も  そばにいればホッとした

仲のいい二人の幸せな感じを 推し量ることができる 描写である。
そばにいると 安心できるというのは 何よりである。
二人の信頼関係が 想像できる。
そして ここからの いわゆる「サビ」の部分がいい!

ずっと君と生きてくんだね  ボクの背中には羽根がある
どんな夢も かなう気がする  君を抱いて空も飛べる
嘘じゃないよ  今「幸福」に触ったみたい


歌の世界には 好きな人との別れを唄ったものが多いのであるし
また そのような感情を唄ったものに名曲も多いのであるが

この ボクの背中には羽根がある という曲は 今幸せな二人の
気持ちをすなおに表現した めずらしい曲である。

ずっと君と生きてゆく決意  とはなんてステキなことであろうか。
ずっと本気で 君となら空も飛べると 思っているに違いない(笑)
そして「幸福」に触れた実感があると言っておるのだ!
うらやましい(笑)

二番もいいぞ

好きだなんて声に出したら  この空がひび割れるかも
草の匂い背伸びして嗅ぐ   そんなとこもうりふたつだね


明るい笑い声   みんな振り向いて見てる
ふと瞳があった瞬間  何もかもが自由だね


お互いに大好きな二人ならば 毎日こんな感じなのだろう。
たこぼうずにも・・・おぼえがある?(笑)
ただ普通は長続きしないもんである。
たこぼうずにも・・・おぼえがある(泣)

ずっと君と生きてくんだね  胸にほほ寄せて 確かめる
どんな辛い未来が来ても  二人だったら乗り切れるさ
嘘じゃないよ いま「優しさ」に触ったみたい


どうだ! 松本 隆 マジックだ(笑)
「幸福」しあわせ・・・のあとは「優しさ」に触れるとは
大好きな二人に 永久の幸せあれ! と叫びたくなるほどだ(笑)

このような「恋愛賛美」「恋愛至上主義」の歌というのは
意外と少ないものであるし、その賛美がイヤミになっていないのは
稀有なことである。

恋愛至上主義者のたこぼうずにとっては バイブルのような曲であり
唄ってみるとわかるが 唄いやすい(笑)
たこぼうずは よくカラオケの最初の曲に選ぶことがある。

プロ的に言うならば 声を使わない曲である。
タバコロードにセクシーばあちゃん(サザン)は唄ってみるとわかるが
声を使う曲である。わかるかな~(笑)

では では



30「Stay My Blue」を唄う

2021-11-25 07:43:32 | たこぼうずのカラオケ百名山
F-262
このところ世間では 政治の話題が満載で 少しも
面白くないので、久しぶりに カラオケ百名山に話しを
振ってみよう。

百名山などと振りかぶってみたものの、まだ30曲目である(^^;)

今回は スターダスト レビュー の名曲だ。
タイトルは英語だが もちろん日本語の歌である(笑)

ただし Stay My Blue とはどう訳すのだろうか?
たこぼうずのような 教養に乏しい人間にはわからない(笑)
ステイは 留まるでいいのか?
マイブルーとは 自分の憂鬱とでもいうことか?
ブルーな気分のままで という訳でいいのだろうか・・・

わからないまま 容赦なく曲は始まる。

スターダスト レビューの曲にはロマンチュックなものが多い
のであるが これはとびきりである。
「木蓮の涙」が有名だが たこぼうずとしては こちらの曲が
断然好きである。

夏の日とともに 何が 消えてゆくのだろう
ビーチコートの肩よせあって 君と見る入江


と 静かに始まる曲である。
どうやら 二人は海に来て結ばれたらしい。
というのも その後

入江のロッジに来て 君と抱き合った
まるで時間も場所も 定められていたように

とあるからであるが、 この抱き合ってというところは
あっさり唄ってもらいたいものだ。
そうしないとイヤラシクなる(笑)

このあとが 所謂 サビ の部分になる。

君が恋しすぎるから ステイ マイブルー たまらないいんだよ
明日から ねえ君が 流す涙は  すべて 僕の海になれ


ここで ぐっとこない女性はいないぞ(笑)
つまり チャンス!だ(笑)

二番の歌詞のこの部分もすごいぞ

君の瞳の奥へと 愛を 探す船を出そう
明日から ねえ君が こぼす吐息は すべて 僕の風になれ


となっているのだ。
どうだ!唄ってみたくなったのではないか。
それほどムツカシイ歌ではないのだが 注意もある(笑)

ボーカルの 根本 要 さんのキイが そーとー高いこと
であり、このままのキイで唄えるのは 小田 和正 さん
くらいであろうか?

たこぼうずは2段階 キイを下げて ようやくという状態である。

詳しくは言わんが 終わり方もカッコイイのである。
ぜひ彼女の横で唄ってみてくれたまえ。

このように 恋が成就して 
君のことが好きでたまらない  という気持ちをストレートに
表現した歌は珍しいと思われる。
恋といえば 失恋の歌が圧倒的に 多いからだ。

そして 人の憂鬱 とは  
誰かを好きになったところから始まるものだ
 と
この曲が教えてくれるのだ。

では では








28「慕情」サザン を唄う

2021-09-18 09:02:23 | たこぼうずのカラオケ百名山
F-247
コロナウイルスの蔓延が原因で カラオケができなくなる
などと思っていなかったので、今は我慢の時期である。
しかし お店の再開にそなえて 練習だけはしないと
いけない(笑)
歌も 声を出さないと 今まで出ていた音が出なくなること
がある(泣)完璧主義のたこぼうずには耐えられないのだ(笑)

F-229で三曲の好きな「慕情」があると書いたが、今回は
サザン オールスターズ の「慕情」である。

なお通し番号(28)は前回の「あはがり」が歌唱不可能(笑)
ということで 一回飛ばしたのでこうなったのだ。
きっと読んでる人にはどーでもいい情報である。

この曲は 美しいバラードである。
たこぼうずが かねてより主張しているように
ロッカーの唄うバラードには いい曲が多い。
(例)バンプオブチキンの「花の名」
   サザンの「ジャスト ア リトルビット」 などだ

いきなり
夢の中で交わしたキッスは  悲しみを抱いている
と始まる。
この「つかみ」のメロディーがいい!
霧のベールに むせぶ影は  胸に残る 慕情

水に投げた小石の跡が 止めどなく輪を広げ
涙色の河にそそぐ  愛しい女性(ひと)よ Good-Bye

ここまで いい感じじゃないか?
別れの歌だとわかるが ジメジメはしていない。
妄想が強いだけである(笑)
男の恋愛の90%は妄想であり 女の恋愛の100%は現実である。
情けないことに このギャップに気づかないのも男である(笑)

ここから急に 曲調がかわる。
泣かせてStardust 生まれ変わる為に
心の扉を 開けておくれ Woo
You know my heart is on the way to break'in down
さよならは 風に乗せて


というのが一番の歌詞である。
英語の部分は サザンによくある早口英語ではないので
安心して唄えると思われる。

さよならは風に乗せて・・・なんて ニクイじゃないか。
二番になると そこのところは
悲しみを 歌にかえて
となるのだ。

心の琴線に触れるという言葉があるが
この歌がまさしく そんな曲だ。
繊細な歌だと思うが 唄うのはそれほどむつかしくない。
たこぼうずのような 年齢層の男子でも 昔の彼女
(居たらの話しだ!笑)を思い出して唄うがいい。
その頃のいたらなかった自分が思い出されて すっぱい感情
がこみあげてきて 少し涙が出るかもしれない(笑)

しかしながら 不愉快な涙でないことは 確かである。
誰でも 人は 思い出を美化して心の棚にしまっておくものだから。

では  では



「あはがり」は唄えない(笑)

2021-03-14 18:25:47 | たこぼうずのカラオケ百名山
F-239
本来ならば「カラオケ百名山」のカテゴリーに載せる場合には
通し番号を振るのであるが・・・
この曲は 番外としてお伝えする。
何せ 唄えない からである(笑)

読者諸君はNHK BSプレミアムで放映されている
「新日本風土記」という番組をご存じだろうか?
確か 金曜日の20時くらいからの番組であり
日本各地を巡り、その土地で暮らすさまざまな人の生きざまや
その土地の風習、そして伝統などを 映像とともに伝えるものである。

もちろん その内容も興味深いものが多いが
番組の最初と最後に テーマ曲が流れる。
ナレーションと重なるので 耳をそばだてて聴かないと いけないのだが
何回か番組を楽しむうちに そのテーマ曲「あはがり」がとても
感動的な曲であることに気づいた!


この奇妙な(失礼!)曲名も驚いたが 
画面の進行とともに流れる「あはがり」にこころを揺さぶられた!

何を言っているかがわからないのに 感動する!って何だ?
と思うだろうが たこぼうずは思わず泣いてしまった。
こんなことがあるのだろうか?
言葉では伝わらないはずなのに こころには伝わるのだ。

思えば 音楽というものは あなたの耳に向かってつくられたものでなく
こころに向かってつくられたものだ!
という文章を読んだことがある。たこぼうずの言葉ではない(笑)

もちろんたこぼうずは「あはがり」以外にも 多くの曲に涙する
泣き虫じいさん ではあるが、テレビのテーマ曲ではそんな体験は
少ないので 驚いた次第である。

「あはがり」 朝崎 郁恵 さんが唄う 奄美の島唄である。
もちろんNHKで流すものは 現代風の伴奏をつけている。
「あはがり」とは「すべてが あかるい」 という意味だそうだ。

しかし それを知ったところで たいした意味はない。
奄美の言葉など何もしらないのだから 聴いていて歌詞の意味は
わからない(笑)
つまり 何を言っているのかはわからない。
ただ ただ 何かを「感じる」だけである。

朝崎さんの 独特の声と島唄特有の歌い方 がゆったりとこころに響き
経験したことのないような こころの解放感を感じ、
こころが揺さぶられて 自然に涙が出てきたのだ。

泣き虫たこぼうずでも それほど多くない体験である。
是非 多くの人に聴いてもらいたいものだ。

でも まずは「新日本風土記」を観るということをしたらいいと思う。
観て 聴いて 何か感じるところがあれば ネットで歌詞の意味などを
調べるのもいいだろう。
もちろんCDを買うのもいいと思う。

カラオケで というわけにはいかないが
多くの人に知ってもらいたい楽曲なので 紹介させてもらうことにした。

では では