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たこぼうずの我楽多呆告

とある事情から浜松市在住の医療関係者となった 風来坊の突発的日記

ドラマ「深夜食堂」を観る

2022-01-09 11:29:21 | たこぼうずの映像中毒
F-269
このドラマはずいぶん評判がいいようだ。
シーズン5まで制作されて、さらに映画バージョンも公開された
とうことである。
安倍 夜郎 さんの劇画作品が原作であるが、たこぼうずは
そちらは見ていない。

その人気は国内にとどまらず、190か国に翻訳されて配信されて
いるとの情報もある。
この 日本の新宿にある深夜営業の食堂という設定が、外国の人の
共感を得ることができるとは・・・不思議である(笑)
ただ 外人はレアな日本が大好きだということもある。

その食堂のセットというのが 
たこぼうずの好みであるのだが 古色蒼然とした いわゆる
コの字酒場のレイアウトになった雰囲気のある食堂である。
このコの字カウンターに10席ばかりの小さな酒場、否 食堂である(笑)

営業時間は夜中の12時から朝7時くらいまで
お客が来るかって?それがずいぶん来るんだよ。
と主演の 小林 薫 さんが言うからには そうなのだろう(笑)

店名についても 画面では確認できないし、会話の状況などからも
推察できない。
ただ 小林 薫 さんが みんな「深夜食堂」って言ってるよ。
とオープニングで語ってるので そうなのだろう(笑)
店の前には「めし」と書かれた趣のあるちょうちんが下がってるだけである。

ドラマは毎回 ゲストが食堂に現れて 短い人間模様を展開しつつ
大将(小林 薫)さん や常連客とのふれあいによって救われる
という流れが多いのであるが、ゲストも多才であるし、常連客も個性的で
なかなかの 曲者ぞろいである(笑)

いつもドラマの始まりは
新宿の大ガードをくぐって ネオンの海を走る車載映像から
スタートするのであるが、その時流れるのが
鈴木 常吉 の 「思ひで」という 独特な楽曲である。
都会のアンニュイというか 寂しさ というか 虚しさというか
淡々とした歌い方であるが 強くこころに訴えるものがある と感じる。

君が吐いた 白い息が     今ゆっくり 風に乗って
空に浮かぶ 雲の中に     少しづつ  消えてゆく


いい曲だがカラオケには向かない(笑)
しかしながら 一度聴いてみてもらいたい曲であるし
このドラマを観ることになれば オープニングで毎回聞くことになり
耳になじんでくることでしょう(笑) 最初は違和感がある曲です(汗)

主演の 小林 薫 さんは さすが!と言うべきであろう。
受けの芝居ということだろうが 好演であるし
常連客やゲストも それぞれが 生き生きと演技しているのがわかる
不思議なドラマである。
あと ドラマは毎回 料理のテーマが決まっていて
例えばハンバーグ、オムライス、レバニラ炒め、長芋ステーキ、ナポリタンなどなど
ドラマの最後に ちょっとした作り方の解説があるのも楽しい。

多くの人に観てもらいたいが、ちょっと子供向けではない(笑)

ではでは 


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映画「老後の資金がありません」を観た

2021-12-17 16:04:20 | たこぼうずの映像中毒
F-265
久しぶりに映画に行くことになった。
友人の平正(ひらまさ)くんが勧めてくれたからである。
よくあることだが 期待して観に行くと 評判ほどは面白くなく
途中で寝てしまっていることもあるくらいだ(泣)

思えば映画産業が斜陽といわれてから久しい。
昔は浜松にも多くの映画館があり、にぎわっていたのであるが
現在は 街中のZAZAというビルの上と
郊外の サンストリートというショッピングモールにあるだけ
のサビシイ状況だ。

たこぼうずは映画に限らず 映像文化 は大好きであるが
仕事の都合もあり、なかなか映画館に行く時間がとれないのが
現状である。

子供の頃 「モスラ」 を父親に観に連れて行ってもらった記憶
があり、父親の膝の上で観たとの記憶もあるのだが、それが
記憶なのか妄想なのか・・・区別ができない(笑)
ただただ 本当のお話しと思い、すごく怖かったという印象だけが
残っている。なにせ東京がメチャメチャになるのだ(笑)
もちろんザ・ピーナッツの唄も覚えているが なぜあんな小人
だったのか・・・ナゾのままである(笑)

さて今回は 天海 祐希 さん主演の
「老後の資金がありません」という邦画です。

以前 政府の機関だかで 日本人一人あたり老後の資金が
2000万円~2500万円は必要だとの 発表があり
マスコミに批判された記憶がある。
その後 保険会社からの発表で とてもそれでは不足であるとの
情報が発信され、余計に暗鬱とした気分になったものである。

2500万円という貯金が 簡単にあるものだろうか?(笑)

つまりみんな 老後の資金はない! のであって
篤子(天海裕希)さんのような普通のサラリーマンの世帯では
なかなかできない貯金額である。
しかも子供が二人という設定なら なおさらである。

しかしながら しっかり者の篤子さんは 一応1000万円ほど
蓄えがあったのであるが・・・

お父さんが亡くなって、その葬儀費用400万円が飛ぶ!
しかもご主人の章(松重 豊)さんの会社が倒産!
それに姑の若乃(草笛 光子)まで引き取ることになり
家計はパンク!(笑)

それが どんな逆転劇になるのか・・・それがこの映画の
見どころであるが あまり詳しく書けないのがもどかしい
ところである。

ともかく  涙あり 笑いあり 感動ありの 素敵な物語が
展開する。キャストもなかなかの人達である。
個性的というか 濃すぎる人達が ぞろぞろ登場するので 
観ていて飽きない(笑)

たこぼうずの観賞中は たった4人の観客であったが
多くの人に観てもらいたい作品である。

最後に 草笛光子 のラストダンスは私に はすばらしい
とだけ伝えて 紹介を終わりたい。

では では

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三屋 清左衛門 残日録

2021-02-21 18:18:19 | たこぼうずの映像中毒
F-235
たこぼうずは時代劇が好きである。
この「映像中毒」のカテゴリーでも何作品かとりあげた。

「三屋 清左衛門 残日録」は 藤沢 周平 の作品で
主人公は 殿の側用人(そばようにん)という 藩の重要役職を 
隠居するというかたちで退いて、立派な隠居場で 悠々自適な余生
を送ろうとするのだが、藩内の派閥争いに巻き込まれて
苦労しつつも 解決させるという 人情痛快ドラマになっている。

側用人といえば 殿の近くで 相談相手として藩政を左右させる
決断をする立場であるから 隠居したとはいえ 主人公は
藩内でも 一目置かれている存在なのだ。

「日 残りて 暮るるに いまだ遠し」
隠居をしたものの まだ生涯に残された日々は多く、そんな
毎日を日記のように書き留めたという 物語の設定である。

このドラマの特徴としては NHK、BSフジ の両方で
シリーズとして放映されてることだろうか。
ちなみに たこぼうずは両方見た(笑)

NHKは「仲代 達矢」さん
民放は「北大路 欣也」さんが主人公であって
どちらも申し分ない 堂々とした演技である。

あえて差を述べるならば
仲代さんは 人間臭い、時に弱さも見せる主人公であるが
北大路さんは カッコイイ、演技に花のある主人公である(笑)

ドラマでは お嫁さん(息子の嫁)も準主役 扱いであるが
この役は
NHKが 「南 果歩」さんであり
民放は 「優香」さんである。
どちらかといえば 南さんは かわいいお嫁さんの要素が強く
優香 さんは 落ち着いたお嫁さんとして描かれている

どちらも 不満はない(笑)

また 主人公のよく通う 料理屋の女将は
NHKが「かたせ 梨乃」さんであり
民放は「麻生 祐未」さんである
ここは賛否両論、意見が分かれるところだろうが
たこぼうずとしては 麻生さんを やや支持したいところである。
というのも かたせさんは 少々 妖艶な女性が強調されすぎて
おり、麻生さんに リアリティーがあるように感じたからだが・・・(笑)

また狂言回しというか 主人公の幼馴染で 少しコミカルな町奉行
の役について言えば
NHKは 財津 一郎さん 民放は 伊藤 四朗 さんであり
この二人は どちらにも軍配を上げがたい、いい勝負である。

全体として よくできた時代劇だと感じられる(偉そうな!(笑)
藩の派閥問題と 主人公の幼馴染 また三屋家の問題を うまく
からめて 話しの流れが自然である。
切りあいなどの 緊張感のある場面もあるが 友情や家族愛
を柱に、武士の価値観というところに踏み込んだ 人情時代劇と言える。

考えてみれば たこぼうずは 
「日 残り少なく 暮るるに あまりに早し」だろうか(笑)
そんな年齢である。
ただし まだまだ「隠居」はできそうもない。

三屋 清左衛門 が通う「涌井」の みさ さん のような理解者?が
たこぼうずの身辺にも現れるのを願うばかりである(笑)

また 里江さんのような すてきな嫁が息子に来てもらえるのも
強く願うものである・・・が
息子の周囲に女性の影は 今のところ まったく・・・無い(笑)

一見に値する 時代劇である。
NHKと民放を見比べてみるのも一興ではないだろうか。

では では
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映画「キャッツ」を観た

2020-02-08 08:10:02 | たこぼうずの映像中毒
F-199
先週の休みの日を利用して 映画「キャッツ」を観に行ってきた。
平日の昼間だったので 観客は20名程度だったろうか・・・
もっと混んでいると思ったが 平日ならば こんなものかもしれない。
最初は少し残念な気分になったが すぐに画面に集中できた!
すばらしい 作品である。

たこぼうずは 劇団 四季 の会員であり キャッツの大ファンである。
今までに 5~6回くらいは観ただろうか?
東京公演、静岡公演、名古屋公演 などに行ったものである。
これからも観に行くことがあるかもしれない(笑)

また英国版であるが キャッツのDVDも持っている。
四季のものは発売されていないからだが、もしあったら 劇場に
行かなくてもよくなってしまうので、当然であろう。
この英国版DVDもなかなかいい!

肝心の映画であるが、期待半分という感じで行ったのであるが
舞台に劣ることのない「感動」で 思わず泣けてしまった!

舞台を観たことのない人にも是非おすすめしたい。

そもそもこのお話しは 英国の詩人「エリオット」の
「猫に名前をつけるのは むつかしいことです」という詩をモチーフに
舞台用(ミュージカル用)のシナリオを作ったもので、その詩の
一部が実際に語られる場面もあります。

年に一度、満月の夜に 街のゴミ置き場に多くの猫たちが 集まり、
それぞれが 様々なパフォーマンスを披露するなかで
一匹だけが選ばれて 永遠の命を授かり、天上界に導かれる という
ストーリーとなっている。

鉄道猫 や マジシャン猫、モテモテ猫、泥棒猫 などが表現される
なか「クリザベラ」という猫が選ばれることになるが
その猫が唄うのが 有名な「メモリー」である。

お話しとしては クリザベラが主人公であると言えるのだが 映画
では「ヴィクトリア」という真っ白な捨て猫がメインに描かれている
と言える。一流のバレリーナが演じているので、それば美しいバレエ
であるのだが、ダンスだけでなく ウェバーの音楽もすばらしいし
映像も 舞台では表現できない立体感のあるダイナミックな映像で
こころを揺さぶられること間違いない!!!

たこぼうずは 最後の曲「ねこに ご挨拶」という歌のところが
もっとも好きであり、カラオケでも唄ったことが数回あるのだが
少しも拍手がなかったのは残念なことである。
それだけ 芸術を理解できない人が浜松では多いからである(笑)

浜松は音楽の街ではあるのだが、芸術の街ではない(笑)
たこぼうずも今後は唄わないであろう。

この映画版「キャッツ」は
1 映像がすばらしい
2 ダンスがすばらしい
3 歌(曲)がすばらしい
映画であります。ぜひご覧あれ!
たかが 猫のお話し と思うなかれ! ねこにご挨拶
の歌詞にもあるように
とても似ている あなたと
とても似ている あの人と
とても似ている 人間と
さあ! ねこにご挨拶を!

では お近くの上映スケジュールをご確認のうえ
できれば 好きなかた と一緒にお出かけください。
悲しくないけど 泣けますよ(笑)

ではでは




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「逃げるは恥だが役に立つ」を観る  

2020-01-03 16:09:56 | たこぼうずの映像中毒
F-195
このテレビドラマは最近 再放送があって それで全話観ることができた。
再放送の要望が多い、評判のドラマであった!

目立つタイトルである。意味がわからん?(笑)

しかしタイトルロゴは We married as a job !! というもので
「私たち 仕事として結婚しました!」と訳すのであろうが、このほうが
ドラマの内容を表現していると思う。
「逃げるは・・・」はヨーロッパのことわざらしいが たこぼうずの知る
ところ ドラマにはたった一度出てくるだけである。

因みに このドラマの視聴率は 一話が10%程度だったものが二話以降
は12%~17%となり、最終話は20.8%という高視聴率であった。

原作は漫画であり よくある人気漫画のTVドラマ化である。
原作者は「海野 つなみ」であり、たこぼうずの親戚にも「海野」が居る
ので親近感があった(笑)

映像を観るにつけ驚いた!

こんなに「モテない男性」にとって都合のいいドラマはない!と断定する。
この内容で 特に結婚を目指す女性の多くが反発しないものだろうか?

主人公の 森山みくり(新垣 結衣)が 
冴えなくて、理屈っぽくて、女性との会話ができない 津崎 平匡(星野 源)
と家事のプロとして 同居して だんだん親密になるという内容だが・・・

ありえない!!!  設定にひっくり返るところであった。

みくりちゃんは かわいくて 家事もうまく、適度に(笑)セクシーである。
真面目で明るい性格であるが 「小賢しい」性格にコンプレックスを抱いている。

津崎さんは 自称 プロの独身 というほど女性には縁がなく、仕事人間であり
人付き合いが苦手(もちろん女性との会話は超苦手)なタイプである・・・
彼女いない歴35年であり、自尊感情が低すぎて うまく人(女性)と接する
ことができない。

これではまるで たこぼうずと 同一人物である(笑)

その みくりちゃんが 自分のほうから 家事のプロとして 住み込みで
契約結婚という カタチで マンションでの同居を提案してくる など
ありえない!!!  と思わないかね?

このドラマは 冴えない、もてない たこぼうずのような男性には救いであるが
通常、女性は 真面目だからといって 好きでもない男性と同居することなど
ありえない!のだ。
そもそも 好きな相手であっても数年後には一緒に住んでいてイヤになるものだ(笑)

しかも 話しが進むにつれて 「毎週火曜日はハグする日」と みくりちゃんから
提案があったりする。
男性からみたら 都合がよすぎる!(笑)

ありえない話しではあるが 新垣 結衣 さんが あまりにかわいいので
いい気分になってしまい、男子が現実を見誤る危険が大きいドラマである

たこぼうずは 物事を深く考えるタイプなので・・・
これは政府の「少子化対策ドラマ」ではないかと思ってしまった。
今は 30歳男性の60%が女性と付き合ったことがないと答える時代である。
政府も危機感をもったに違いない(笑)

さてはドラマ制作に対して 厚生労働省あたりから補助金が出ているのではないか?

女性とのお付き合いが苦手の男子には、もはや女性から積極的にアプローチしていいし、
偽装結婚もOK ということではないだろうか(笑)

だったら男性にとっては朗報である。
しかし 女性からみたら 乱暴な考えかたではないだろうか。
女性が どんどん恋愛をリードしていく・・・それは男性にとって都合のいい状況で
あるが、女性にとっては自分は好きでも 男性の本当の気持ちがいつまでもわからない
ということになりはしないだろうか?

女性に誠実な男子ばかりではない ことをここに 警告しておく(笑)
たこぼうずは女性に対してとことん誠実なことを 報告しておく(笑)

最後に 番組の終わりに出演者が躍る「恋ダンス」は だいぶ評判になったようだが
たこぼうずのような 昭和生まれには 無理 である。
せめてNHKドラマ「大富豪同心」のダンス程度にしてもらいたいものだ(笑)

では では
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