あとりえちえ

七夕☆切り裂かれたものが再び出会う♪

ムシムシしますね~(^.^)

夏至も過ぎ今年も残り半年となってしまいましたー。

来月7月7日は、都民にとっては都知事選ですが、暦は七夕ですね。

そういえば七夕にはそれにまつわる物語がありました。小さい頃の方が覚えていたようですが、忘れてしまっていたので調べてみました。

七夕物語

天の川を挟んで向かい合う織姫と彦星の星の物語。

天帝の娘織姫と牛飼いの牽牛は一生懸命働いていましたが、結婚してから二人とも仕事を怠けるようになりました。それを怒った天帝は、織姫を牽牛から引き離し銀河の彼方に追放してしまったのです。悲しみにくれた織姫をみかねた天帝が7月7日だけ会うことを赦しました。

と愛し合う夫婦が年に一度だけ出会えるロマンチックな物語でした。

実はですね、わたし七夕 イヴ生まれなんです。

織姫と牽牛の再会イベントの前日が誕生日だからというわけではないでしょうが、いまだ出会えていません!^_^

まあすべての七夕イヴ生まれの人が独り者ってわけじゃないんでしょうけどねww

ハハハしかしですね、この頃わたしはやっとやっと出会えたのではないかという感覚になっています。

 

その「出会えた」というのは、人そのものではなく、自分の中の宇宙での物語で、です。

 

わたしのなかでの織姫とは「感覚的な自分」であり、わたしのなかでの牽牛とは「思考的自分」です。

「感覚的な自分」である「織姫」は機織りの名人。何かを生み出す創造的な仕事をしています。

一方「思考的自分」である「牽牛」は与えられた仕事をこなす働き者。任務遂行の仕事をしています。

その二者が、長い長い時を越えてようやく手と手をとりあい各々の特性を生かしながら行動できるようになったのではないか、と感じるのです。

 

その根拠となる感覚とは、過去の出来事に対する罪悪感、後悔、怒りなどの負の感情と呼ばれるものからすっかり抜け出せたこと、

もうひとつは、自分の物語にはひとつも無駄などなく、その時その時の自分の心理的レベルに合った出会いがあったのだと気づいたことです。

これは、自分のブログでずいぶん前から語っていたことではありますが、思考ではわかっていても自分の魂レベルでは問題が残っていたものを思われます。

そのエゴと言われる負の感情の雲が遠のいていったとき、自分の環境に少しずつ光が射しはじめました。

 

まず、母との関係が良くなりました。母と自分との間に境界線ができたように感じます。母の口から愚痴、悪口が少なくなりました。今ある喜びについての言葉が多くなりました。

 

そしてもうひとつ、私は日本最大級の書道展に初出品初入選をはたしました。

「私はアーティストである」これが魂のわたしが感じたい自分でありました。

しかし、私は自分がいちばんほしいものを自分に赦してはいませんでした。

それは、小さい頃に体験したトラウマにより「家族の中で弱い存在であれば生きていける」

「私は幸せになってはいけない」と自分に暗示をかけてしまったからなのだと思います。

私は、美術の先生やセラピストという人格をつくりあげ、その陰に魂の自分を隠していました。しかし、自分が本当にほしいもの以外のものになり、それを極めても、心が晴れやかになるわけはありませんね。

私は、自分と対峙する恐怖を内在させていました。なるべくなら自分を外の世界に出さないようにしていたのだと思います。

人は怖いと対峙しなくても済む理由を創り出してしまうクセがあります。そんなとき言い訳を考え出すのが上手いのは思考です。お世話になっている書道の先生方の人間的なところに不満をもつというエゴを発動させて、逃げようとさえしました。

しかし、繊細な心をもつわたしのお師匠さんは、隠れているわたしをみつけてくれていたようです。ぐいっと穴倉から引き出してくださいました。

穴倉から出て光を浴びると、恐怖は幻想にしかすぎなかったのです。

そこには、高くも低くもない等身大の自分が立っていたのです。今は一流ではないけれど、アーティストのひとりであるわたしです。

わたしの周りには愛しかなかったのです。

 

創造する「織姫」実行推進する「牽牛」。

二者が仲良く手に手を取っていきていく。自分のなかから湧き上がるものを的確に実行する力を得れば恐れはない。

他人の言葉に惑わされない「自分軸」のわたしでいられる。

もともと純粋で謙虚な織姫と牽牛は、結婚した当初は怠けて働かなくなり天帝の怒りに触れてしまって、年に一度しか会わせてもらえなくなったけれど、心が成長した二人はもう大丈夫。

これからは七夕だけでなく、いつでもどこでも宇宙と繋がって、人々をも巻き込んで、創造性をもっと開花させて、幸せになりましたとさ。

★おしまい★

 

 

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