まり姫の散歩 8月5日 リストア編

最近、映画の放映を見ると「リストア版」というのが目につきますね〜
いわゆるフィルム作品をスキャンしてデジタルデータにした映画のことです。
昨日見た名作と言われる「処女の泉」。
いやはや画面の綺麗さにびっくりしました。
PCに取り込んで修正すると、今の作品かと思うような出来栄えですね〜
もっとも昔の作品でモノクロですが・・・・・
フェリーニ・黒澤そしてこのベイルマンと、世界三大巨匠と言われた人の初めての世界市場でヒットした作品です。
今見ても古さは感じません。
やはり名作ですね。
この監督さん、常に北欧神話とキリスト教の世界観が強い演出です。
昨日の作品も、宗教の是非を問うラストシーンは印象的でした。

でももう一つ言えることはリストアによって失敗シーンを修正してしまうことですね。
パピヨンも見ましたが、ラストシーンの主役を支える潜水士さんが消えていました(^_^;)
シェーンではファーストシーンの、あの有名な遠方の観光バス通過も消えていました。
まあ今は全てポストプロダクションでPC処理ですからすべて失敗シーン修正できますが・・・
なんかそんな失敗を見つけるのも映画を見る楽しみの一つでしたが(^◇^;)
それも無くなってしまったこの頃です。

散歩道にテッポウユリが咲き始めました(^ ^)




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