山形県の郷土食として、餅米で作った笹巻きは有名。
米どころの庄内地方が本場のようですが、
今では山形の各地で作られているそうです。
DSライトさんが近所のお友達から教わって、
始めて笹巻きを作りました。
何事にも興味津々のDSライトさんは次第に山形県人に染まっております。
笹巻きは昔から保存食として餅米を笹の葉(殺菌作用あり)でくるんで、
灰汁で煮たものです。
ほのかにささの香りがして、きな粉や黒みつをつけて食べると、
これぞ田舎料理と言う趣があります。
更に日にちが経って硬くなりますと、
おにぎりのように焼いて、醤油で食べると美味らしいのです。
今回は笹の葉の収穫から自分達でやる手の込みよう。
色々とこだわりがあって、毎年収穫する場所が決まっているそうで、
梅雨入りして間もなく雨の中を150枚ぐらい採ってきました。
笹の葉は今の時期を逃すと毒素が出て食材には適さないとか。
何にも旬というものが有るのですね。
巻き方は山形県内でも各地で違うらしく、
DSライトさんの巻き方は村山地方でスタンダードな三角巻き。
洗っておいた餅米をこぼれないように笹の葉でしっかりと包み、
い草で縛ります。
灰汁汁で2時間ほど煮込んだ後に、
冷まして一日程寝かせた後にいただきます。
(地方によっては色々作り方が異なるそうです)
元々は端午の節句に食べるご馳走だそうですが、
季節感のずれも良いところ、
笹の葉の都合で梅雨入り後の初チャレンジとなりました。
出来上がった笹巻きの一部です
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