紅花の里から~みちのくの工房夢便り~

山形での陶芸や日々の暮らしを紹介しています。

天童・舞鶴公園の人間将棋

2008-04-24 14:51:34 | ウオーキングを楽しむ

デスクトップさんとDSライトさんは4/20に花見を兼ねてお隣の天童市に行ってきました。
当日は舞鶴公園を中心に付近の古いお寺や神社を散策、
のどかな花見日和で久しぶりのウオーキング気分を満喫しました。
「歩こう山形の会」に初参加です。

舞鶴公園は天童温泉街のはずれの舞鶴山の頂上にあり、
遠く月山や朝日連峰、最上川が一望できる見晴らしの良い公園です。
春には約2000本の桜が咲き誇る桜の名所でもあります。

当日は丁度「桜まつり」の時期に行われる「人間将棋」が開催された日で、
地元の高校生が扮する甲冑姿や着物姿の武者や腰元たちが将棋の駒となって、
プロ棋士の差し手に従って盤上を動く、珍しい伝統行事を見物してきました。

更にもう一つ珍しいものを天童織田藩主の菩提寺である「三宝寺」で拝観。
ちょんまげに口ひげをたくわえた凛とした織田信長の肖像画です。
この肖像画は当時の宣教師が描いたものを明治期に写真撮影したもので、
信長公に最も似ていると伝えられているそうです。
遠藤周作の小説やテレビでも話題になり、学校の歴史の教科書にも掲載されている
とか。
切れ長の目元やしっかりと結んだ口元に、
短気だった信長公の面影がうかがえる様な気がしました。

デスクトップさんは織田信長の末裔(正確には子供の織田信雄の子孫)が、
この地の天童藩を統治していたなんて全く知りませんでした。
たまには見聞を広めるためにも、色々な処に行ってみるものですね。


 舞鶴公園の人間将棋

 太閤秀吉が伏見城で、
 小姓と腰元たちを将棋の駒に見立てて、
 将棋を楽しんだという故事に習って、
 昭和31年から毎年「桜まつり」に行われる
 天童の伝統行事です。

 小高い山の斜面に見物客が、
 更にその奥に満開の桜が見えます。




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