真夜中のカップらーめん

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鳩山総理の口癖、「ある意味」って、どんな意味??

2010-02-18 01:43:52 | Weblog
基地移転先について、
与党内の意見提出がまたまた先延ばし。
もはや鳩山内閣の代名詞とも言える「先延ばし」だが、ここから何が見えてくるのか。

はっきり言えることは、
与党内の調整が全く行われていない、ということ。

本来与党3党で事前に打ち合わせされるべき内容が、いきなり表に出そうになって、あわてて引っ込めた。

政治技術的に言えば、与党第一党の民主党幹事長、もしくは担当の副幹事長が機能していないことを意味する。

鳩山総理は民主党の代表でもある。
せめて党に、「事前の調整くらいちゃんとやれ」と、命じたらどうか。

一昨日の私のブログで、鳩山総理の口癖について、書き忘れた例がある。
昨日の党首討論にも出たが、

「ある意味でそれは・・・」

というもの。
「ある意味」とは、どんな意味なのだ?

全く理解できない。

そこで、今回の移転先案の先延ばしを、鳩山風に書いてみた。

今回の先延ばしは「ある意味」必要なことで、それが批判されることは「ある意味」まとはずれだ。こういう問題は「ある意味」慎重に行なうべきだ。

「ある意味」を全部
「鳩山政権を維持する意味で」
に置き換えるとよくわかる。

今回の先延ばしは「鳩山政権を維持する意味で」必要なことで、それが批判されることは「鳩山政権を維持する意味で」まとはずれだ。こういう問題は「鳩山政権を維持する意味で」慎重に行なうべきだ。

こんど首相が「ある意味」と言ったときは、
「鳩山政権を維持する意味で」に置き換えてみよう。
一見、真摯で誠実にみえる総理の独善さが、よくわかる。

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