おもちゃたちのつぶやき

有馬温泉にあるおもちゃの博物館から、おもちゃにまつわるお話や日々の記録をご紹介します

館長デザインのシュヴィップできました!

2010年11月18日 | 工作教室から
冬の特別工作教室『シュヴィップボーゲン』教室
明後日よりスタートです!

故西田明夫館長の秘蔵のデザインが3パターン加わり、
サンプルを制作致しました。
どれもラインが細く繊細で、制作者泣かせのデザインでした。
完成したシュヴィップに電球をはめ込み、点灯!

・・・・・・・繊細なデザインからこぼれる光が素敵!
奥行きもとても感じられ、その美しさに思わずうっとり。

教室では、電動糸ノコを使って30×16センチのアーチのデザインをカットして、
奥行き11センチのベースにはめ込み、電飾装置を取りつけ仕上げます。
ドイツを彩るシュヴィップボーゲンを手作りして、クリスマスを演出してみませんか?
詳しくはこちらをご覧ください。




『シュヴィップボ-ゲン』とは
ドイツ語でアーチを意味する『Schwebebogen』に由来しています。
かつてドイツのエルツ地方で働く鉱夫たちが、
クリスマス・イヴの習わしとして鉱山内で職長の話を聞き、祈りをささげた後、
それぞれ自分たちのランプを坑道の入口に掛けて家路につきました。
このランプの灯りがトンネル入口のアーチを縁どって輝く様子がシュヴィップボーゲンのイメージとなりました。
ツリーやクリスマスピラミッドとともに、ドイツのクリスマスの窓辺を暖かく照らしています。