おもちゃたちのつぶやき

有馬温泉にあるおもちゃの博物館から、おもちゃにまつわるお話や日々の記録をご紹介します

チロチロリン コロコロリン リン

2009年08月30日 | 博物館だより
チロチロリン
コロコロリン
リン

虫の音が聞こえてきそうな、面白い作品が博物館に届きました。
小学校で制作されたという、からくりです。





しくみの部分は、ハンガー!


とてもほほえましいのですが、題名を見てびっくり!
「弱肉強食」
おおお…。
「ホタルをたくさんとばせた」というコメントつき。
なるほど、なるほど…。

すばらしい作品をありがとうございます。
しばらく、工房で飾っておきますね。




居場所

2009年08月27日 | ALIMALIからのご紹介
 こんにちは、マキシムです。
僕たちは知っていましたよ、西田館長がこの博物館のどこかにいらっしゃる事くらい・・・。



・・・なぁんて。

これは、工房に残された館長のメモ。
今年5月にミュージアムショップ・アリマリは、博物館1階に移転してまいりましたが、それまでは博物館隣のビルの1階にありました。
その頃は館長もお元気で、有馬、岡山、奈良、京都・・・など、いつも車で忙しく移動していたのですが、山の上に位置するスタッフ専用の駐車場は、博物館から歩くと8分くらいかかります。
館長は、1日に何度も車を使用していましたので、その度に山を登ったり降りたりするのは、時間のロスですし、きっと何より面倒だったに違いありませんが、
旧アリマリの横にある駐車スペースに許可を得て、車を置かせて頂いていた時期がありました。
しかしそのスペースはお向かいの商店さんのものですので、いつも停めっぱなしでご迷惑をお掛けしてはならないわけで・・・。
そこで館長はよく、自身の車にこんなメモを貼り付けていたのです。

「隣のおもちゃ屋のアリマリにおります。」

それが、今頃になってどこからともなく出でくるとは。
やはりこのメモの通り、アリマリに居てくださっているのでしょうか。
そして、“摩訶不思議図鑑”の売れ行きを見て、ニヤッとされているのでしょうか。

館長、今後もアリマリに沢山のお客様をお連れになって、楽しくお過ごしくださいませ。
僕たち大歓迎でございますよ。




テディメモリー

2009年08月26日 | ALIMALIからのご紹介
こんにちは、マキシムです。
今日もアリマリから楽しいゲームをご紹介します。
ドイツ・ラベンスバーガー社製“テディメモリー”。



カードがクマの形をしている神経衰弱ゲームです。



表にはそれぞれ可愛らしいクマが描かれており、お子様だけでなくテディベア好きの大人の方にも好評です。
ルールはいたって簡単。
計24枚のカードを裏向きに置いて、プレーヤーはその中から、カードを2枚づつめくり、ペアのカードを見つけ出していく・・・最終的に、よりたくさんのカードを持っているプレーヤーの勝ち。
このように誰もが一緒に何度でも楽しめるゲームというのは昔から変わりませんね。
そして、この商品の優れた点は、小さなお子様の手にも持ちやすい厚紙で丈夫に作られている事です。

アリマリでは、定番人気の商品です。


  ドイツ・ラベンスバーガー社 “テディメモリー” 1,890円


ホップステップ!

2009年08月25日 | ALIMALIからのご紹介
 こんにちは、マキシムです。
今日の有馬は、早くも秋を感じさせる涼しい気候でした。
そういえば、蝉やカエルの鳴き声もだんだん聞かなくなってきましたね。
ちょっと淋しいです・・・、という方に。
アリマリではまだまだ夏の気分で楽しんでいただける商品がありますよ。
“ホップステップ!”というドイツのボードゲームです。
カエル好きな方にはたまらない、カエルだらけのゲーム。
ルールはとっても簡単。
①各プレーヤー、それぞれの色のボールをハスの葉っぱ中に置きます。
②最初のプレーヤーから順に、自分の色の玉を机でワンバウンドさせて、中央のマス目に入れていきます。


狙いを定めて・・・



③この時、マス目の縦、横、斜め、いずれかに3個の玉が連続で並べられたら(色は取り混ぜでOK)、そのプレーヤーはカエルの女王様からご褒美のキスがもらえます(得点チップ)。



斜め3個揃うかも!!



キスはおあずけ・・・。


④更に連続した3個の玉を全て同じ色で並べることが出来たプレーヤーには、チップ2枚。
このようにして、チップを何枚獲得できるか!?
という、三目並べが進化した楽しいゲームです。
子ども向けゲームかと思っていたら、大人のほうがムキになって盛り上がりそうですね!
立派なセットなのですが、お求め安いお値段なのもオススメポイントです☆


   ドイツ・ラベンスバーガー社 “ホップステップ!” 3,150円


面白いとしか言いようが無いゲーム!?

2009年08月22日 | ALIMALIからのご紹介
 こんにちは、マキシムです。
本日、当博物館で開催されました“ゲームで遊ぼう!”で使用しましたこのゲーム、“DOMEMO ドメモ”。
商品箱に付いている帯には自信たっぷりに、こう記されています。



「面白いとしか言いようが無いゲームです(本当かどうか試してみませんか?)」

モノクロの箱に真っ赤な帯がついていて、インパクトが強すぎますッ!!
クルッと側面を見ると、「駆け引き、嘘、戸惑い、迷い。(大丈夫。ただの面白いゲームですから)」



もう一方の側面には、「恋が生まれる(かもしれない)ゲームです。」と・・・。
何とも興味そそられる言葉です。

実際に遊んでみましょう。
博物館男性スタッフ1名、女性2名で試してみました。
さて、恋は生まれるか・・・?



ドメモは28枚のタイルのみを使う、数字当て推理ゲームです。
イタリアのゲームの巨匠、アレックス・ランドルフが考案し、ヨーロッパでは伝説となっているようです。
タイルには1から7までの数字が書いてあります。
それぞれ、1は1枚、2は2枚、3は3枚、4は4枚・・・あります。
プレーヤーは、裏向けたタイルの中からお互い7枚のタイルを取り、自分の数字が自分に見えないように相手に向けて置きます。
自分の持っている数字は何なのか?
相手の発言から推理し、先にすべて言い当てた人の勝ち!というシンプルなルールです。
相手が嘘を言って惑わす場合もありますので、言葉の裏を読んだりして、いかに相手の心を読むかが勝利へのカギになります。
「この子は絶対嘘なんてつけないわ」と思っていたら大きく裏切られる羽目に・・・!!
性格診断されちゃいそうな面白いゲームです。

僕は、嘘もつけないバカ正直な性格の為(本当ですよ)、最下位に終わりました・・・。
さてさて、恋の行方は・・・?

是非お試しあれ。

       “DOMEMO ドメモ” 1,890円


       



ゲームで遊ぼう!

2009年08月22日 | 博物館だより
 こんにちは、マキシムです。
今日は、“世界のボードゲームを広める会・ゆうもあ”の方々をお招きして博物館5階で開催致しました“ゲームで遊ぼう!”というイベントの様子をお伝えします。
ゆうもあのメンバーの方は、沢山の楽しいボードゲームを持っておられます。
その中から、ご参加いただく方の人数や年齢に合ったゲームで一緒に遊んでいただいたのですが・・・。
お話仕立てで進めていきますので、みるみる間に皆さんを楽しいゲームの世界へ誘います。



子どもはキャッキャッ言って喜んでいますし、大人はじっくり考えすぎて悩んでいますし・・・楽しい光景です。



そして、初対面の方でもゲームを通して会話が弾みます。
子どもの遊ぶものだと思っていらした方も、“大人も楽しめるのね。”と、気に入っていただけたご様子です。



そうなんです、当店で扱うほとんどのゲームが、“3歳から99歳まで”とか、“6歳から99歳まで”などと表記されているのですよ。
実際僕たちスタッフも過去にゲーム大会をして、大いに盛り上がり、その後購入したことが何度とあります。
何かしらユニークなルールがあって、ゲームが思わぬ展開をしていくので、プレー中はまるで気が抜けませんよ。

ゆうもあの皆様、ご参加下さった皆様、お陰さまで僕たちスタッフも楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。

お詫びと訂正

2009年08月22日 | 博物館だより
本日は、皆様へのご連絡に間違いがありました事をお詫び申し上げます。
当HPにて「8月23日(日)開催」と告知しておりました“ゲームで遊ぼう!”という企画は、正しくは8月22日(土)、本日開催でした。
楽しみにされていた方、誠に申し訳ございませんでした。

明日は時計教室

2009年08月22日 | 工作教室から
毎回ご好評いただいている時計教室。
皆さまからの熱いリクエストにお応えして追加開催となりました。

こちらは以前制作していただいた作品の一例です。



たくさんの端材を使ってオリジナル時計をつくりましょう!
定員にまだ余裕がございます。皆さまのご参加をお待ちしています。

僕の大好きな・・・

2009年08月16日 | ALIMALIからのご紹介
 こんにちは、マキシムです。
僕は、以前から当ブログでもご紹介しております、製本屋“美篶堂”さんの手製本の技術に惚れ込んでいました。
美しい文房具を購入しては、眺めたり実際に使用するなど満足していました。
しかし先日、西宮阪急百貨店で行われた美篶堂さんが教えてくださる「製本教室」に参加してからは、作ることにもどっぷりハマっていました。
すっかり美篶堂さんのファンでした。
そしてこの度、僕のような美篶堂さんファン待望の「手製本の作り方」が詰まった本が誕生したというので、早速アリマリでも置かせていただくことに。
表紙から素敵☆



内容は、濃厚。うれしい限りです。
プロの職人さんが使用する、かっこいい道具も掲載されています。
そして、作る工程を丁寧に細かい部分まで、全て写真と解説つきで惜しみなく教えてくださっています。



この通りに進むかどうかは、あなたの腕と集中力しだい・・・!?
頑張ってみたくなる一冊です。

 美篶堂  “はじめての手製本 製本屋さんが教える本のつくりかた”  2,100円