おもちゃたちのつぶやき

有馬温泉にあるおもちゃの博物館から、おもちゃにまつわるお話や日々の記録をご紹介します

秋の到来

2010年09月28日 | 工作教室から
残暑が続くなか、虫の音が秋の到来を知らせてくれ、
ようやく涼しくなったと思ったら、
いつの間にかすすきの穂が風になびき、くぬぎが木の実を落とし、
六甲山も徐々に秋の装いを整えつつあるようですね。

これからの六甲山は、紅葉の美しい季節となりハイカーで賑わいます。
ハイキングの後に有馬温泉で汗を流すだなんて
羨ましい方も大勢お見かけするようになるのですが・・。
秋の行楽に有馬温泉を散策、その合間にちょっと1時間半
電動糸ノコを使った工作教室体験はいかがでしょうか?

工作教室では、組み木作家小黒三郎さんデザインの
『糸ノコ組み木教室』を毎週末開催しています。
かわいいどうぶつのデザインを電動糸ノコでカットして、
お好みの色に塗って制作していきます。
大人も子どもも楽しめる内容となっています。
ドングリを抱えたリスや、お月見のウサギなど秋らしいデザインや、
新しいデザインも順次入荷しています。
是非チャレンジしてみてください!
詳しくはこちらです。



展示替え

2010年09月14日 | 博物館だより
本日の休館日は、博物館の展示替えを行いました。

5階の展示室では、今では販売されていない『ネフ社の指人形』!
世界に80、日本には10セットしか入荷していないという
貴重な『VITALIの作品図録セット』など新しい収蔵品を加えました。





また、3階の展示室は、『日本の古い紙物のおもちゃ』の展示ケースを作るなど内容を変更致しました。
この紙物のおもちゃは昭和以前のおもちゃも含まれていて、
着物をお召しになった女性の立つ『純日本家屋のドールハウス』や
『紙芝居』『めんこ』など、その時代に実際に遊ばれていたおもちゃたちです。
素朴でありながら、しっかりと描かれた絵は味わい深い表情をしています。

展示替えは、スタッフにとっては普段手にしない収蔵品のおもちゃと
ゆっくりと遊ぶチャンスでもあり、笑い声に包まれた1日でした。