アトリエ前方の棚の上・・・
なにやら、小さなモチーフが組まれているのを皆さんご存じだったでしょうか?
スターチス(ドライフラワー)の青紫とアイボリーのミニジョウロ、茶系の色で調和がとれていますね。
そして、こちらのスペースには前回くるみ割り人形があったような・・・
今回はドライフラワーを中心に自然物を加え、渋めの色のガラス器を合わせています。
背景が黒という事もあって、シックで素敵な印象です。
輪切りの木のステージにモチーフ達が集合しているようにも見えますねー。
飛び抜けて彩度が高い物は入れず、ポイントとして薔薇の赤やホオズキのオレンジなど少し落ち着いたアクセントを取り入れる事で、
全体の雰囲気を壊さず可憐な要素も残しています。
これらは吉川講師が季節毎に遊び心を持って飾っているものなので、直接みなさんが描くセットモチーフではありませんが、
ご自分でいくつかのモチーフを組む際は、是非、色合いなど参考にしてみてください。
シックに見えるポイントはモチーフを
・茶褐色などのダークトーンのものにする
・彩度が低めの物を組み合わせる
・アクセントになる色を入れる場合は、他のモチーフよりは彩度が高くても良いが高彩度のものは避ける
などです。
慣れてくれば、モチーフ全体が明るいトーンであっても画面上で色味をコントロールして彩度を下げ、シックな絵に出来るようになりますよ!
2.3個の少ないモチーフを組んでみて、水彩や色鉛筆でスケッチ風に試してみるのも良い練習になります。
画面上でモチーフの色を変えるのは苦手・・・という方は、モチーフ自体をその色合いで組んで見てくださいね!
ちなみに・・・
↑吉川先生のイメージはこんな感じだそうですよ〜!
ハイコントラストにして明暗がハッキリとしています。格好いい印象になりますね!