横浜 鶴見アトリエアリス〜制作風景〜日々のスケッチ

横浜 鶴見アトリエアリス 一般絵画教室の制作風景や作品を紹介しています

newモチーフ

2011-02-19 17:03:00 | Weblog
今週からまたアトリエ常設もチーフが新しいものに変わりました。

2010年度8つ目のモチーフは
水玉と貝とサボテン・・・など

モチーフに物語性はあるのか?
共通点はどうかな・・・
どれを描いたら面白いか・・・

いろいろなことを考えます。

モチーフ自体に物語性や共通したテーマがある場合
それに沿って描きやすい面もありますが、頼りすぎると描き手のイメージが乏しく
なってしまいがちです。

特別なことが無い所から
見つけ出す
とか
作り出す
のが絵を描く醍醐味だったりもしますね♬

何の変哲も無いものや事から 美しい や 劇的 なことが見えたら
もう半分は出来たようなものですね。
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晴れ

2011-02-15 13:34:56 | Weblog
昨晩舞った雪はきれいでしたね

本日のアトリエは玄関前の雪かきでスタート♪
北側の日のあたらない道路に面しているため滑りやすいので水とブラシとスクレーパーで通路復活!

丁度終わった頃に生徒さんご来校~

何年かに一度は雪かきでアトリエが始まりますが
久しぶりでした

皆さんお足下お気をつけてお越し下さい
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デッサンとは!?

2011-02-08 17:24:47 | Weblog
本日も火曜日午前クラスはこの盛況振り!
ま、その分(という訳ではありませんが)午後クラスはゆったりムードでしたが♬

さて、最近良く指導の際にでてくる話題を書こうとおもいます。

「デッサン」とは・・・?
一般的なイメージでは、鉛筆や木炭で描くモノトーンの絵画
という印象をお持ちの方も多いでしょう。
確かに絵画技法の分類として絵の具を使わないものをデッサンと呼びますが、
もっと深い意味があるのです。

例えば、鉛筆でリンゴを描いているとしましょう。
常々、陰影は暗いけれど黒くはないですよ・・・とお話していますが、
「だって先生陰が一番黒く見えますよ」
確かにその通り、光の強さによって私にもそう見える時があります。
で、見える通りに描くとだいたい立体感は描けません。

見えた通りに描いているのに・・・?

そもそもアカデミックな絵画の中で高級なテクニックの筆頭は立体感や奥行きが見えること。
2次元の紙に3次元の世界を見せるのが難しいところです。

リンゴを立体的に描こうとした場合、
まず光の方向を確認、そして光っている所の隣の一番自分に近いところを濃く(リンゴの場合たいていは一番手前に膨らんでいるところ)
回り込みはバックの色とトーンに近づける(バックが白なら白に近く)
結果的に陰影は接地面をのぞいて薄くなっていきます。
 
理論でいえばこれで立体的なリンゴが描けます。
ここで大切なのは初めに 立体的に描こう と思って見ているということ。
例えば重さを出そうと思ったら上記の手法は当てはまらないかもしれません。

デッサンとは 白黒の絵のことでも見たままを描くのでもなく 描き手が どう見たか ?
その為に何をしたか その答えが デッサン と言えるでしょう。
印象派の巨匠として知られるクロード・モネの言葉に デッサンとはものの見方である というのがあります。


例えばそれぞれ個性のある役者さんにどんな役を演じてもらうかを決めて、舞台を作るのが監督です。
絵を描く時も似ています。
たくさんのモチーフの何を生かして何を魅せたいか。監督の気分で(画家でもいいのですが)あたりを見回せば
絵が描きたくなるかもしれません♪


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