陰とか影とかシルエットとか、
写真に撮ると色はありませんが色々です。
11月も後半だというのに、今日日中は暖かな日差しでした。
しかーし、予報では明後日からグッと寒くなるそうです。
グッと ってどのくらいか?っていうと、
グッと 手を握ってしまうくらいです きっと。
ワタクシ吉川の他にも寒いのが苦手!というのが居りまして、
例えばアトリエにある植物たちの中でも蘭の皆さんはダメだそうです。
サボテンの皆さんはどうなんでしょう?とおもったら、
以外と寒さにも強い性質の方が多いようです。
というわけで、
蘭の皆さんは株分けしたあと直接日の当たらない窓の下に集めて、
変化の少ない環境にしたまま越冬の準備です。
こうして数ヶ月、じーっと暖かい日が来るのを待って、
来年また花を咲かせるのです。
ワタクシはじーっとしていても花は咲きませんので、
寒いのをグッとこらえて頑張ります。
画材もいろいろありますが、
どれを使って描こうかしら?
とか悩むこともあるかしら?
こちらは透明水彩を使って実物に似せて描いたバージョン。
こちらは色鉛筆を使ってたくさんの色で描いたバージョン。
道具によっても表現の仕方によっても随分と雰囲気のちがう
絵ができますね。
ワタクシ吉川クラスでも、
生徒さんから「こういう風に描きたい!」というリクエストがあった時には
じゃぁ画材はこれ、紙やキャンバスはこれ、というアドバイスをしたりしています。
描く前に具体的なイメージを持つのはとても難しいことですが、
是非リクエストしてみてください。
こんばんは。
本日は透明水彩のタッチや技法などのお話をしたいと思います。
植物などを描く時に緑を使うと思うのですが、チューブのままの色だと強すぎたり、人工的な色になってしまったり...
ということはないでしょうか?
そんな時は緑に少しの赤み(補色)を足してみると少し渋みが加わり、自然な緑になりますよ〜。
わかりやすい例ですと、赤いバラの葉っぱは赤い色素が影響しているため、ビリジャンにローズ系の赤を入れると緑がくすんで、バラらしい派の色になります。
上の表はその一例ですので、参考にしてみてくださいね!
お次は、筆の使い方について...。
下の図にもあるように、水分量を調節するだけでも、様々な技法ができます。
筆の先をしっかり尖らせて線を集積すれば、草が群生しているような表現になったり、針葉樹林なども描けそうです。
また、先に水気の多い部分を広範囲で作っておき、乾ききる前にうえから絵の具を垂らす、たらし込み。
筆を画面につける面積を変化させるだけでも、単位(幅や大きさ)が変わってイキイキとした筆置きになることでしょう。
更に筆の側面(腹)を使って幅の広いタッチや、かすれなどを作っても、面白いかもしれませんね。
みなさんも、ためしてみてくださいね!