皆さんこんにちは!
お待たせ致しました、
前回、記事に載せた北八ヶ岳 シラビソの森を描いた動画をアップしました〜!
↓下記のYouTubeリンクから視聴出来ます。↓
https://www.youtube.com/watch?v=7PyG-EVHxr0
実際の制作時間は30分ほどですが、10倍速に編集してあります。
ぜひ見てみてくださいね〜!
完成はこちら!!↓
皆さんこんにちは!
お待たせ致しました、
前回、記事に載せた北八ヶ岳 シラビソの森を描いた動画をアップしました〜!
↓下記のYouTubeリンクから視聴出来ます。↓
https://www.youtube.com/watch?v=7PyG-EVHxr0
実際の制作時間は30分ほどですが、10倍速に編集してあります。
ぜひ見てみてくださいね〜!
完成はこちら!!↓
もうすぐGWですが…外出自粛は続くでしょうし、ですので今年は山はお預けです…
家で過ごすのももう飽きた!なんて方もいるかもしれませんが、こんな時こそ皆さんの素敵な思い出を絵にしてみてはいかがでしょうか?
という訳で、山に行けない私は今までに行ってとても良かった山や、好きな風景を沢山描いています。
今回は北八ヶ岳のシラビソの森を透明水彩でスケッチしてみました。
前景の木々から描き始め、徐々に濃度を薄くし空気遠近法を使って奥行きを出しています。
これは昨年の5月なのですが、北八ヶ岳の山には雪があり、まだまだ残雪期なんです。
色がのっていない部分は雪の白、ということです。
静かな針葉樹の森はとっても綺麗でした。そんなことを思い出しながら描いています。
今回は、制作過程の写真は撮っていないのですが、動画を撮りました!
30分程度の動画なので早回しに編集して、近々皆さんにお届けしたいと思っています。
どうぞお楽しみに!
アトリエの窓際は陽が当たって、ぽかぽかしています。
そのおかげか植物も元気ですよー。
新しく仲間入りしたかわいい多肉の寄せ植えも少しずつ成長中です。小さいので、色鉛筆などで描いてもよさそうですね。
こちらの多肉は私が自宅から株分けして持ってきたものなんですが・・・・。
なんと花が咲きました!黄色の可愛い花です。先端からぽこぽこと出てきている様子が面白いなぁと、しばらく観察していました。
しかし、自宅にある親株には全く咲く気配がありません。なぜ・・・
さあ、みなさんが忘れているかもしれない、ハスです!今年もちゃんと越冬して新芽が出てきました!良かったです・・・。
これから初夏に向けて葉が生い茂ってくれるといいですねー!
今年こそ花は咲くのでしょうか!?
今回は、ベランダの植物をスケッチする事にしました!
描くのはコレ!
蔦です。名前は知りません。ただの蔦です。へデラのお化けみたいな…とでも言っておきましょう。
まず、描き始める前に、植物を観察しましょう。よくよく見ると色々な発見がありますよ。
なにやら葉脈がはっきりしていて特徴的です。あとは…強い緑!質感はテカテカしています。
おや…?葉は緑なのに茎に赤みがあります。上部の若芽の方に行くにつれて茎の色も淡く黄緑色になっている事がわかりました。
これは重要なポイントです。「単純な緑ではない」という事ですね。
まずは下描き。
今回は着彩に透明水彩を使うので、鉛筆は中硬度(B〜F)くらいがおすすめです。
あまり柔らか過ぎると鉛筆の色で画面が汚れたり、ボソボソした質感になってしまいます。
また、葉の固有色は絵の具で出せば良いので、画面が汚れないように下描きしましょう。
手前に張り出してきている葉の辺や茎は、少し筆圧を強めにすると、線だけでも立体的に見えます。
線の太さを一定にしてしまうと平面的になってしまうので注意しましょう。
下塗り。
いきなり緑色の絵の具で、というのも間違ってはいませんが、この蔦の葉の中にどんな色が隠れているのかな…と想像してみましょう。
一枚の葉も表面は薄い膜で覆われて層になっていたりしますし、葉がまだ芽吹いたばかりの時は、強い緑ではなく淡い色だったでしょう。
というわけで、薄く黄色をのせていきます。
透明水彩の場合、明度の高い色や彩度の高い色からのせ、徐々に明度や彩度が低い色に移行して行くと色がくすまず、綺麗に仕上がります。
少し気を遣う画材ですが、慣れるととても楽しいですよ。
乾ききる前に次の色を水気を多くしてのせました。垂らしこみという技法です。
また、へこんでいる所や側面は少し緑を濃くしました。
滲みが面白いのでそれを楽しむのもいいですね。スケッチなので気楽にいきましょう。
乾ききっていない箇所を何度も何度も筆で擦ると紙が痛んできてしまいます。
滲みをしない時は下の色が乾いてから次の色をのせましょう。
液だまりが乾くとその端の部分が細い線のように濃くなります。(ハードエッジ)
線を引かずともピントが合った感じが出たりしますが、嫌な場合は後で水で少し撫でるか、
乾燥段階にテッシュなどで少し液だまりの水分を調節すると良いです。
少し細い筆に切り替えました。葉脈を意識して描いていきます。
細い筆の先端だけを使うのではなく、筆の腹を使って幅の広い面で描いてみるのも、葉にはいい効果があります。
先端ばかりでは線の集積になってしまいますし、繊維質の素材に見えてきたりします。
描くものの形や質感に合わせた筆置きはどんな感じかな?と色々試してみてください。
茎に赤みを入れました。赤を入れる事によってより緑が映えてきます。
バーントシェンナ、アンバー、イエローオーカー、そのあたりと、紅寄りの赤を少し混ぜています。
茎の下地には薄く黄緑が入っていますので、その上に重なるとより複雑な色味が出てきます。
葉の葉脈の部分を避け、周囲に色を置きました。
下地の明るい色を残す方法です。後で白がたくさん入っている色で描き起こしても構いませんが、
この手法も覚えておくと便利です。
茎は、長細い円柱形態なので光が当たっている部分は明るく、下面は暗く。
最後に整えて完成です。
今回は、スケッチとしての着彩をしてみました。
スケッチは気負いせず取り組めるのがいい所。皆さんも、あ、きれいだな〜と思った植物をぜひ描いてみてくださいね。
最後に、私が使っている透明水彩のパレットをご紹介します。
小ぶりのサイズですが、部屋数が多くて便利です。山や森、植物などを多く描くので緑や青などが多いですね…。
チューブに入ったままだとかさばりますが、パレットに入れて固めてしまえば持ち運びも楽ですよ。
こんにちは!
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
外出自粛になりご自宅で制作している方もいらっしゃるかと思います。
でも何か描きたいけれど外に出られないのでスケッチ出来ない・・・という事で・・・
大人の塗り絵を作ってみました!
山に行くのが好きな私は、山ではペンでスケッチをしています。今は自粛中ですが・・・
そんなペン画を今回は色鉛筆で塗り絵として描いてみました!
1、元のペン画です。
2、前景である、笹原から色をつけました。
ある程度ペンで陰影が付いているので、比較的色をつけていきやすいかと思います。
また、光源がどこにあるかを設定すると、より空間や風景がリアルになりますので試してみてください。
今回は、右上に太陽がある設定です。
3、幹の部分に強めに茶色を入れていきます。また、ふんわりと後ろの尾根にも色をつけました。
空気遠近法を意識して、手前に比べて少し薄く塗っていきます。少し距離が出てきました。
4、前景の部分に色を重ねていきます。ペンのタッチを頼りにして、タッチが重なっている部分は影なので、
草の色も濃くすると立体的になりますよ。緑も一種類ではなく色々な緑を重ねてみましょう。
黄土色や茶色なども植物を描く時に混ぜると効果的です。
ペンで描かれていない、下草を色鉛筆を立てて描くとより質感アップ。
5、中景のあたりにも色を入れていきます。物が重なっている所などは影が落ちますが、
安易に黒を使わない事が綺麗に仕上げるコツです。グレーでも筆圧を強くすれば明度が落ちて暗くなってくれますよ。
空も、「青」でなければダメなんてことはありません。アトリエに丁度いい藤色の色鉛筆があったので薄く塗ってみました。
6、全体に色がのり、バランスが取れてきました。空の色は薄曇りの設定にしましたので、先ほどの藤色、グレー、白などを塗り重ね、
ふんわりとさせるためにティッシュでこすってみました。パステルではないのでそこまでボケませんが、少し優しい風合いになります。
7、完成!
さらに細かい部分を描き込んで完成です。
遠景の山は緑と青、そしてグレーを重ねて霞んでいる感じを出しました。
下のURLから塗り絵がダウンロード出来ます。
塗り絵はここです↓
ぜひプリントアウトしてみなさんも試してみてくださいね!
月曜、水曜クラス担当の大窪です。
アトリエにもお知らせのハガキを掲示しておりました、4/4(土)〜の開催予定でした個展「青い、青い山」は、
新型コロナウイルス感染拡大防止と、東京都の外出自粛要請を受けまして延期と致しました。
再度、日程等が決まりましたら、改めてお知らせ致します。
先が見えない日々が続きますが、皆さまもどうかお体に気をつけてお過ごしください。