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足羽山の風

足羽山の花。福井・足羽山やその周辺を歩きながら,自然と親しんでいます。

渡りをする蝶 アサギマダラ

2014-09-27 | 動物
アサギマダラ(浅葱斑)
(タテハチョウ科アサギマダラ属 / 2014.9.26 足羽山(福井市))

足羽山でアサギマダラを見かけた。中程度の大きさで、アゲハなどと比べると力の無い感じで、ひらひら、ふわふわという感じで飛んでいた。
羽も逆光からみると白いところは光が透けて見えるような薄い感じがする蝶である。
よくヒヨドリバナの花に来ている。

この蝶が注目されるのは、こんなにか弱そうなのに驚くほど長距離を移動することである。
捕獲して羽に記号をマークして放したものが、遠く離れた場所で再捕獲されている。数百キロはあたりまえ、遠くは台湾まで飛んで行っている。
信じがたいですね。

巨大スズメバチの巣

2014-09-24 | 動物
巨大スズメバチの巣
(2014.9.24 足羽山(福井市))

藤島神社口の不動尊の背後の断崖に、巨大な蜂の巣が見えた。
スズメバチの巣だろうが、これだけ離れた距離だとこわさは感じない。
それにしてもきれいな形である。

モンキアゲハとアベリア

2014-09-21 | 動物
モンキアゲハ(紋黄揚羽)
(アゲハチョウ科アゲハチョウ属 / 2014.9.21 足羽山(福井市))


足羽山の自動車道沿いに30メートルほど、アベリア(ハナゾノツクバネウツギ)が植えてあるところがあって、長期間にわたって花をつけている。あまり花期が長いのであまり季節感がないほどである。
今日は、その花に大きな黒いチョウがいくつも群れていた。モンキアゲハのようだ。
黒い羽に大きな白い紋が二つある。白い紋なのに紋黄とは?と思ったが、黄色っぽいものもあり、白いものも標本にすると黄色みが出てくるらしい。現場でなく、標本を見て名をつけたのだろう。
日本に分布するチョウとしては最大級の種類であるだという。


オオヨシキリ

2014-06-18 | 動物


オオヨシキリ(大葦切)
(2014.6.18 足羽河原(福井市))

足羽河原を歩いていたら、水辺の小木のあたりから、ギョギョギョゲーといった力いっぱい大きな鳴き声が遠くまでひびいてきた。
オオヨシキリである。写真をとって後で見ると口を大きく開けて鳴いている。
その鳴き声から行行子(ギョウギョウシ)という呼び方があるというのは図鑑で見た覚えがあるが、実際に聞くのは初めてである。特徴的な鳴き声で一度聞いたら忘れないだろう。

イカル

2014-02-01 | 動物
イカル
(スズメ目アトリ科イカル属 / 2014.2.1 足羽山(福井市))
1ヶ月半ぶりの足羽山。今日はおだやかな天気。
この季節は木の葉が落ち、下草も枯れて見通しがいい。鳥を見るのにはいい季節である。
歩いていたら、突然この鳥が正面の枝にとまり、あわててカメラを向けて数回シャッターを押したら飛び去った。その前に露出をプラス補正していたままだったので、白っぽくなってしまった。

この特徴的な姿はイカルであろう。足羽山では初めて見た。

小さなキツツキ コゲラ

2013-10-28 | 動物
コゲラ(小啄木鳥)
(キツツキ科アカゲラ属 / 2013.10.23 足羽山(福井市))
足羽山にいる小さなキツツキである。太い幹や大枝に止まるので見えやすく時おり見かける。幹をコココとつついて音を出す。
今回はあわてて良い写真が撮れなかった。また撮れたら入れ替えます。
(同じネタは1回しか掲載しないことにしています)

キジバト

2013-07-20 | 動物
キジバト(雉鳩)
 (ハト科キジバト属/ 2013.7.19 足羽山(福井市))

足羽山ではあまり鳩は見かけないのだが、よく公園や神社仏閣などに群れているハトはドバト(堂鳩)で、もともとカワラバトという種が飼育され改良されたものが逃げ出したもの。多数で群れとなり、糞の害などが問題となっている。

こちらは、ドバトではなくキジバト。いわゆるヤマバトはこれである。キジのような色合いで首のまわりの模様が特徴。ドバトよりややスリム?
2羽でつがいにはなることはあるがそれ以上の群れにはならないという。
山野にいるものだが、最近は人里近くにも進出しているという。

モリアオガエルの卵塊

2013-06-16 | 動物
モリアオガエル(森青蛙)
(アオガエル科アオガエル属 / 2013.6.16 足羽山(福井市))

久しぶりの足羽山、今日は晴れて少し暑い。
アジサイがきれいだが、取り上げるときりがないので省略。

「池」のところへ行ってみると、水面上の木の枝に泡が固まったようなリンゴほどの塊がついている。モリアオガエルの卵塊である。
モリアオガエルは普段は池ではなく森の木の上などに住んでいる。しかし、オタマジャクシは水の中でしか生きていけないので、卵は池の上に張り出した枝に産みつけられ、オタマジャクシが孵ると、池の中に落下する。足羽山にまとまった水面はここしかないので、足羽山のモリアオガエルは全部ここに集まってくることになるのだろう。
貴重な池である。

記事のタイトルは キジ

2013-03-02 | 動物
キジ(雉)
(キジ科 / 2013.2.26 足羽川河川敷(福井市))

足羽川、つくも橋下流の川沿いに、キジが歩いていた。
以前も遠くに見かけたことはあったが、このように近くに現れたのには驚いた。

隠れる場所もなさそうな河川敷だが、どのように生きているのだろうか?

シジュウカラ

2013-02-05 | 動物
シジュウカラ(四十雀)
(シジュウカラ科 / 2013.2.5 足羽山(福井市))

今日も午前中は好天。雪もほとんど消えたので足羽山散歩。
シジュウカラの写真が撮れた。
山に限らず、住宅地の庭木にもよく見られる小鳥である。
よく見ると首の後ろあたりは黄色がかっている。

Wikipediaでは「市街地の公園や庭などを含む平地から山地の林、湿原などに生息する。通常は渡りを行わないが、寒冷地に分布する個体や食物が少ない時には渡りを行うこともある。非繁殖期の秋季から冬季には数羽から10数羽、ときに数十羽の群れとなり、シジュウカラ科の他種も含めた小規模な混群も形成する。
和名は鳴き声(地鳴き)に由来する。さえずりは甲高いよく通る声で「ツィピーツィピーツィピー」などと繰り返す。」とある。

ヤマガラ

2013-02-01 | 動物
ヤマガラ(山雀)
(シジュウカラ科 / 2013.2.1 足羽山(福井市))

久しぶりに足羽山を散歩。
何羽かの小鳥が枝を飛び交っていた。ヤマガラである。
山地から平地にかけて生息する小鳥。シジュウカラの仲間で頭の部分の模様は似ている。この場所でも、シジュウカラと一緒にいた。
わりと人を恐れないのか、よく近くまで飛んでくる。

Wikipediaでは「雑食で、昆虫、クモ、果実などを食べる。主に樹上で採食し夏季は主に動物質を、冬季は主に果実を食べる。」だそうだ。

ルリビタキ

2012-04-27 | 動物
(瑠璃鶲)
(スズメ科ツグミ属 / 2012.4.9 福井市足羽)

先日、足羽山のふもとで見た小鳥。写真を撮っておいて拡大してみると、尾が青い。
どうやらルリビタキのメスのようである。他でルリビタキを見たことがあるのだが、そのときは全身がきれいな青で、オスだったようだ。
野鳥は、季節や雌雄、長幼などで色や模様が多様な場合があり、少数の画像しか載っていない図鑑では判断に苦しむことが多いのだが、ネット上には多くの情報があり、多種多様な画像が見られる。紙の図鑑とはまた違った効果が発揮される。ただ、内容的には専門家が書いたとは限らず、気をつけるべきだろう。

足羽山のサル(2)

2012-04-21 | 動物
昨年9月足羽山でサルに遭遇し、写真を撮って公開した。

過去記事:足羽山でサルに遭遇

その後特に情報は無かったのだが、最近、そのサルの記事が新聞に出ている。

「野生のサル、戻ってきた 足羽山公園遊園地」 中日新聞 2012年4月1日
 福井市山奥町の足羽山公園遊園地に1匹の野生のサルが現れ、話題になっている。
 同遊園地によると、昨年秋にひょっこりと姿を見せた。雪深い冬の間は姿を消し、3月中旬に再び現れるようになったという。(以下略)

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20120401/CK2012040102000142.html

私の目撃地点は記事の遊園地のちょうど下にあたるので同じサルだろう。だいぶ堂々と現れているようだ。前の記事でも書いたがどうも完全な野生のサルとは思えない。人を恐れる様子がない。誰か飼育していたサルを放したりしたのではないか?と思うのだが。

足羽山でサルに遭遇

2011-09-15 | 動物
足羽山でサルに遭遇
(2011.9.15 福井市足羽山(門前町))
先日、福井市内の足羽山を歩いていたら、ニホンザルに遭遇した。
門前町方面へ降りる道路で、上方斜面の木の上で何か物音がした。
よく見るとサル(ニホンザル)であった。
驚いて立ち止まって見ていたら、何と道路に出てきて横断し、ガードレールを越えて下に降りていった。

市内の独立した小山であり、野生のサルが生息していたり他の山系から移動してくるとは考えにくい。
足羽山にある自然史博物館でも、生息する哺乳類としてサルの情報はないようだ。

検索してみるとその10日ほど前に、山上での猿目撃情報があった。
「今度は大きな猿目撃!」
http://kinomeya.van-create.com/diary/1329.html
おそらく同じサルであろう。

人がいるのに平然と道路に出てくるなど、人に慣れているような気もする。
飼育されているサルが逃げたという話もないようだが・・・。