リレーマラソン完走

また今日もいいところで中継終了・・。いつもさあこれからのところで終わってしまうので、スタジオでも消化不良だ。
１２回、今岡選手にサヨナラヒットを打たれ負けてしまったが、やはり最後まで中継はやりたいんですけどねえ。
中継が終わってからは、テレビで中継を見ながら、スコアをつけ、エフエム多摩の準備などをいろんなことをしながら時間を過ごした。もちろんしっかりと応援してたんだけど・・。

今日は大変な筋肉痛。左膝の裏がつったように痛い。階段を登るよりも下るとき、激痛が走る。辛かった・・。
昨日、ついに夢の島で行われたリレーマラソンに出場したからだ。準備万端、タオルや替えのＴシャツなど数枚、その他お風呂グッズ、水や食料などバッグ一杯に持参したら、到着までにへとへとに。でも会場が近づいてくるにつれ、気分は盛り上がってきた～。いくぞ～！！
私たちのチームは８人。チーム名はNさんの芸名から「サンプラザチーム」。私たちはテントを持ってなかったが、同じように６時間リレーに参加のランニング雑誌「クイール」さんのテントを間借りした。その「クイールチーム」にはそのまんま東さんが参加。おお芸能人のご対面。「はじめまして～」と軽い挨拶の後は、株の話や体にいい食べ物の話などで盛り上がっていたようだ。
ゼッケンをつけ、靴にチップ（このチップが全てチームの記録を取ってくれる大事なもの）を結びつけ、ストレッチをして待機・・。

そんなこんなでスタート時間がやってきた。我がチームの１番走者は、元お笑い芸人の野中君。笑いのために芸のために体重を２０キロ以上増やしたというから大したもの。そして、十分笑いが取れる風貌。今はミュージシャンとしてがんばっているらしい。その野中君、スタート地点で、顔がこわばり相当緊張している様子だった。
司会の人が「みなさ～ん、スタートの準備はいかがですか。靴にはちゃんとチップつけてますよね」野中君が自分の靴を確認すると、確かさっきつけたはずのチップがない！！「ちょっとちょっと、チップがチップが・・」と大騒ぎしてももう遅い。あと一分後にはスタートだ。ちょうど野中君の写真を撮ろうとカメラを構えていた旦那が、ああじゃあ俺が代わる、と急遽交代。無事に我がチームも他のチームと共にスタートを切った。私は６番走者。一人夢の島の決められたコース１周（1.8キロ位）を走って、たすきをつないでいく。
色んなチームがいて面白かった。仮装では、ドラえもんの着ぐるみ、カエルのかぶりもの、ショッカーなど、またこういう人たち速いんだわ。何度も抜かされた。

同じコースに２４時間を走り続ける人たちもいた。ペースは全く違ったが、午後一時から翌日の一時まで延々とたすきをつなぎ続ける・・。中には一人で２４時間走り続けていた人もいた。世の中すごいことをやる人たちっているんだなあと感心。でも、走りながら思ったのは、みんなそれぞれ目的、目標は違っても、この大会をすごく楽しんでいるということ。親子や会社の同僚、友達など色々。たすきを渡す時の表情が苦しそうだが、みんなにこやか。必ず次の走者に「がんばって」「よろしく」と声をかけて渡していた。
いよいよ自分の番・・。前の走者がトラックに戻ってくるとドキドキだ。さあがんばって走るぞ！！たくさんの走者が前後を自分のペースで走っている。普段ジョギングをしているときと明らかに違う。自分のペースを乱される。どんどん抜かされる。くやし～でもここでスパートをかけると後がしんどい。ゆっくりとなるべくいつものペースで、息を整えて・・。決して速く走ることはできなかったが、無事に第一回目のたすきをつなげることができた。

休憩時間は３０分ちょっとあるのだが、落ち着かない。何か食べたり、休憩しているとあっというまに自分の順番が回ってきてしまう。
それを７回くりかえし、無事６時間、我がチームは完走した。６０チーム中４７位。去年のサンプラザチームは６０チーム中５８位くらいだったらしいので、今年は大躍進だ。やった～うれしい。
残り２０分、雨が降り始めた。我がリーダーの歌う名曲「ランナー」や「大きなタマネギの下で」が会場にかかる中、みんなでアンカーのシンくんをゴールでお迎えして大興奮。

写真を何枚も撮りあったり（雑誌「クイール」に私たちのサンプラザチームが来月載ります）握手して健闘をたたえあった。

楽しかった。こんな楽しい時間を過ごしたのは本当に久しぶり。また来年も参加したい。「来年は２４時間でしょう」という声もあったが、それは無謀だ。でも、来年のためにまた、これからも走り続けよう。