壊れてしまったものは、絶対に元にはもどらない。
それが物であっても、物でなくとも。
私はただの物だった。
私の中では、物ではなかったのに。
確かなものとして、ひとつひとつ積み上げて作り上げてきたもの。
怒りも喜びも、さまざまな感情と愛情を持ち合わせて、
近づき遠ざかり、また寄り添おうと。
何度も何度も繰り返してきたけれど、少しも気がついてはくれなかった。
自分だけの感情を押しつけるだけで。
いつしか自分が作ってきた型と、守らなくてはならないものと、
そのための自分の心を守りきるために。
ふりを続けた。
楽な生き方を選んだ。
ふりをつづけるそのことを。
横歩きをしながら、後ろをむきながら、遠くの空を見つめながら、
一緒に歩いているというふりを、そう思い込ませるために。
卑怯な生き方を選んだ。
戦うことや、もう一歩入り込むことを拒み、
一番楽な生き方を選んだ。
何かをすれば、必ず何かが自分にもどってくる。
良いことも、悪いことも。
壊すことはいつでもできると思っていた。
たやすいことだと。
いつでもできることならば、何も今しなくてもいいんだと、
そう思い込んでいた。
壊さないために、何をすべきなのかと。
そして、卑怯にも一番楽な生き方を選らんでしまった。
そして、物になった。
壊れかけた自分を、バラバラにしないように抱きかかえながら。
そのまま、そっと大事にかかえていることができたはず。
うまくやれたはずだった。
あの時、私の一言がなければ。。。
下がっておけば。。。
あやまってしまえば。。。
あきらめれば。。。
ああしなければ。。。
こうしておけば。。。
すべて可能なことだったのに。
しなかった。
コンクリートにコップをたたきつけた。
粉々にはじけ飛んだ。
拾い集めても、もどらない。
今日も、また何事もなかったようなそんな一日をはじめている。
暖かな味噌汁と、炊きたての白いご飯。
黄色の出汁巻き卵と・・・
当たり前の何気ない、どこにでもある家庭の風景。
だれにでも訪れる安寧な時間
私の中にすべての偽り
それが物であっても、物でなくとも。
私はただの物だった。
私の中では、物ではなかったのに。
確かなものとして、ひとつひとつ積み上げて作り上げてきたもの。
怒りも喜びも、さまざまな感情と愛情を持ち合わせて、
近づき遠ざかり、また寄り添おうと。
何度も何度も繰り返してきたけれど、少しも気がついてはくれなかった。
自分だけの感情を押しつけるだけで。
いつしか自分が作ってきた型と、守らなくてはならないものと、
そのための自分の心を守りきるために。
ふりを続けた。
楽な生き方を選んだ。
ふりをつづけるそのことを。
横歩きをしながら、後ろをむきながら、遠くの空を見つめながら、
一緒に歩いているというふりを、そう思い込ませるために。
卑怯な生き方を選んだ。
戦うことや、もう一歩入り込むことを拒み、
一番楽な生き方を選んだ。
何かをすれば、必ず何かが自分にもどってくる。
良いことも、悪いことも。
壊すことはいつでもできると思っていた。
たやすいことだと。
いつでもできることならば、何も今しなくてもいいんだと、
そう思い込んでいた。
壊さないために、何をすべきなのかと。
そして、卑怯にも一番楽な生き方を選らんでしまった。
そして、物になった。
壊れかけた自分を、バラバラにしないように抱きかかえながら。
そのまま、そっと大事にかかえていることができたはず。
うまくやれたはずだった。
あの時、私の一言がなければ。。。
下がっておけば。。。
あやまってしまえば。。。
あきらめれば。。。
ああしなければ。。。
こうしておけば。。。
すべて可能なことだったのに。
しなかった。
コンクリートにコップをたたきつけた。
粉々にはじけ飛んだ。
拾い集めても、もどらない。
今日も、また何事もなかったようなそんな一日をはじめている。
暖かな味噌汁と、炊きたての白いご飯。
黄色の出汁巻き卵と・・・
当たり前の何気ない、どこにでもある家庭の風景。
だれにでも訪れる安寧な時間
私の中にすべての偽り
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