ぐーたらハハのあれこれ

【ワーキングマザー4年生】ぐーたらであるにもかかわらず子育て、仕事、そして趣味に励もうとしている無謀なハハのあれこれ

弁論

2008年07月01日 | 日常
更新もないのに、見てくれている方いるようで申し訳ないです。

見てくれている方に、見て欲しいなと思う記事があるので、更新!!

現在行なわれている「民間委託裁判」で、父母による「弁論」が行なわれました。
その内容を読んで、こんなにも稚拙な委託ってあるんだろうか?と思います。

第11回弁論報告を是非お読みください。


昨年の事ですが、私も行政の計画性の無さには愕然としました。

委託開始の日程だけが決定していて、その他のスケジュール及び内容(委託の条件など)は何も決まってないというか、案さえないのです。
しなければいけない日が目前に迫ると、慌てて説明会が開催され、報告だけされます。
報告だけで納得できる明確な説明も無く、「決定事項なのでご理解ください」とだけ言われる。
何をどう理解しろと言うのか、さっぱりわからない内容ばかりで、理由のわかる説明もない。
ただひたすら、「ご理解ください」だけなのです。
「これが精一杯です。これ以上はできないのです。」と。
決まってない事は、「今後、話し合い「協議会」などで、意見を取り入れます」と言い、しかし、また直前になって「決まりましたので、ご理解ください」と言われるのですね。

「この日にこれをしなければいけない」というのが、あるのならば、その日を追ってスケジュールを立てて進めるのは当然、極当たり前のことであり、また、そのスケジュールに無理があるならば、「この日」の設定がおかしいということになるのに、そうした観念がスポッと抜けているとしか思えない。

お役所仕事とは、正にこういうことを言うのかア~~という感じでしたが、その影響は子どもへといくわけですから、もっともっとキチンと考えて欲しいです。

ちょっと考えれば無理なスケジュールである事は、もちろん、役所の人もわかっていたことなんですよね。
(4月から引継ぎが開始される予定だった2園とも委託開始が1年延期になりました。
簡単に「延期」になったわけではなく、父母の壮絶な頑張りがありました。)
年末・年始・そして年明けは、毎週末どこかで説明会を開催しており、しかし内容を練る時間や父母と話し合う時間など無く、役所の人たちは対応だけに追われていました。

花粉症が酷い

2008年04月04日 | 日常
火曜から花粉症が酷くなっている。
一晩寝れば良くなるかなあと思い寝るのだけど、良くはならず。

昨日は会社に来ても鼻水が垂れて仕事にならない状況で、さりとて鼻にティッシュを詰めるのはまだ早い?ので(私自身はかまわないのだけど・・・)診療室で注射をしてもらった。
鼻水の垂れ具合は良くなったのけど、鼻がツンとするは、次第に目を開けてられないぐらいボーとしてきて、フラフラに。
早退させてもらい、早くに寝た。

今朝は朝から鼻水が酷くて・・・。
今もボーとしている。
熱があるような感じ。


来週、休みをもらうので仕事を休むわけにいかず・・・。


なぜか私はこういう持ち回り?なのよねえ。

2月末の大風邪の時も、他部門と仕事をしていたので休むわけに行かず、結局最後は酷くなって2日休んでしまった。
早くに休んでいたらあんなに酷くならなかったかも。

昔から、旅行などで長期の休みをもらう前に、大変な仕事が舞い込んでアタフタしたり。

仕事が比較的楽な時は、へらへらと休みがもらえて、仕事が比較的大変な時に、体調を崩して這って会社に来る・・・。

そう言う時が印象に残りやすいから、そう思うのだろうなあ、きっと。

ただ単に、今日は家寝ていたかった・・・。と言う話かあ。



30分整理をはじめたお陰で、荷物整理も順調に波にのり、どうにか引越できそう。

後は詰めるだけと言った感じになっている。

明日、詰めはじめてびっくりするかもだ。


その前に、この花粉症をどうにかしないと・・・。

30分整理

2008年03月21日 | することリスト
2月末から大風邪を引き、3月の第二週になってやっと元気になった。

と気がつけば、引越が目の前に迫っていた。

慌てて引越業者に見積してもらって、他にしなければいけないことを考える。
ゆっくり家具を選ぶ時間も無いので、慌てて選ぶ事はしないで後で考えようと踏ん切る。
(新居と共に新しい家具のつもりだったのにいい。-ダイニングテーブルだけオーダーした。到着は6月中旬。)

最低限用意しなければいけないのは「カーテンレール」
寝室にカーテンが無ければ寝る事ができない。

設置工事も必要なので、一緒にシェードも設置をしてもらうことなり、そうすると、リビングのカーテンは選んばないと一緒にシェードが出来ない。

そしてできれば照明。
持っている照明は、寝室と子ども部屋につける予定なので、リビングとダイニング、和室は必要。
(いざとなれば、持っている三つで凌ぐ)


引越に際して、荷物を整理し、必要な物、使ってるものだけど持っていこうと決めていたのに、そんな選別をしている余裕がないことに気がつく。

少し体力も回復したので、『1日30分整理』をしようと決めた。

荷物を詰めるのではなくあくまでも『整理』

が、やってみると、この30分を取るのが難しい。

りーが起きていると邪魔をして出来ないし、30分確保するのが難しい。
寝てからしか時間がなくて、でも寝るのが11時ぐらい。
そこから始めると結局寝るのが12:30にはなってしまう。

でもねえ、しないとそのまま持っていくことになり、結局そのまま開けて収納に入れる事になってしまう。
やらないとねえ。

やっている時は以前からやりたかった整理と、思い切った「捨て」ができて気持ち良い。


まだ、「薬箱」「領収書類」「靴」が終わっただけ。
まだまだです。

お久しぶりです^^

2008年02月22日 | することリスト
「あけおめ」からすっかり更新せず、お久しぶりです~~。


久しぶりの更新にちょっと緊張。

この頃は少し暖かいですが、花粉が心配です。



更新をしていないのに、見てくれる人がいて嬉しいのと同時に申し分けないなあと思っております。
コメントを頂いた方々、ありがとうございました。
とても嬉しかったです^^

何とか元気にやってます。
仕事がバシバシ忙しくなって、家も佳境になりました。

先週はスキーのトレーニングにも行きました。
今は首が回らなくて困ってます。
転んでもいないのに、肩に力がはいっていたからかなあ。
朝になるとふくらはぎを思いっきり攣っていて、痛くて痛くて。
情けない限りです。




自分を知っている人が見ているコメントが入り(私を知っている人が見ていることはあることですが、わざわざ知ってるぞと知らされたということですね。)、でも私はどこの誰か知らないというのはとても変な感じで、記事を思いつかずにいます。

記事の内容ではない現実の事で何かあれば、直接言ってくださいね。
構いませんので。


そのうちまた、何か書ければと思っています。


キナコさん!いろいろありがとう。
とっても嬉しかったです。
もし良かったら、私信くださいね。
ale-cole@goo.jp

新年のご挨拶

2008年01月07日 | 日常
あけましておめでとうございます。


新年のご挨拶はしておこうと、思い立ちました。

年末年始の6日間は久しぶりに静かに過した感じがします。
元旦は、おいちゃんが実家で羽子板をして
「ブチっと言った!ブチっと言った!」と足を引きずり、私は「軽い肉離れねえ~~湿布しておけばあ」なんてもんだったのですが、実家の方々は「救急車を呼ぶ」「救急病院に誰か運転を」「タクシーを呼ぶ」なんて大騒ぎでありました。
(ビールをちょっと飲んだので、腰が重いわたくし。立ち上がる気配もないっす。
 おいちゃんも元旦に病院に行っても検査ができるわけでもないからと行かない事にしました。)

4日に病院に行ったら、やはり軽い肉離れでありました。
が、出先に電話があったので、「もしや大事?入院?」とびっくりし、やはり病院に連れて行くべきだったかと思った次第です。


凄く妙な気分で記事を書いています。

はは

ドコモの「2in1」サービスを「私だったら、こう使う!」

2007年12月17日 | 日常
ブログスタイルさんから連絡をいただきまして、登録おばさせていただきました。
稚拙なブログにありがとうございます~~。

お題目が来たのですが
ドコモの「2in1」サービスを「私だったら、こう使う!」

ソフトバンクユーザーでもOKということで。

仕組みが良く分かってないのですが、もうひとつ電話番号とメールアドレスがもらえるらしいです。
これはいいのか?

面倒くさがりの私に、もう一つの番号とアドレスがあるのはねえ。

で、Aモード、Bモードの切り分けができるそうです。
1台の携帯で、2台分の機能ですね。
Aモード中にBモードの電話がかかってきた時は、着信はするけど、不在表示・着信履歴は表示しないとな。
メールも受信はするけど、受信音はならず受信表示もしないとな。


うーーん、これって・・・・。
危ない匂いを感じますねえ。

とりあえずは、仕事とプライベートで分けて使うと言うのがありますね。

と言っても、私の携帯は仕事で使う事はほとんどないんですけど、おいちゃんの携帯は仕事で使うので、休みの日でも仕事と繋がっている感じになっちゃうんですよねえ。
旅先では切るしかなくなるから、これがあると便利かも。

携帯が普及してから、年がら年中仕事と繋がっていないといけないのは大変。
しばしの間、仕事と離れてBモード。なんていいよね。
そんなところでしょうか。




1.DoCoMo 2in1ライフスタイル キャンペーンに参加している旨
2.ブロガーに対して、案内がきている旨

を明記ということで、貼り付けておきます。

2回投稿って、もう一回考えるのかア~~~。

「悪気はないのだから・・・・」と言われても

2007年12月14日 | 思っていること
以前、こんな記事を書いたっけ。

その時は、「存在を気にするから、相手のことを考えてしまう。相手がどう考えようと関係ないと思えば、どうでもいい」と思った。

*****

人を悪く言う人が言う。
本人に向かって言うので、悪気があって言っているわけではない。
それはわかっていても、言われた方は傷つくし、嫌な感情になる。
集団のなかでムッとすれば感じが悪いし、大人気ないと思われる。
だから我慢するしかない。
「悪気がないんだから、許してやって」と言われる。
一度や二度ならそれでも構わない。
会うたびに重なれば、嫌な感情は増していく。
自分でも抑える事が出来ない感情となっていく。
しかし、「悪気がないんだから」と言われる。

どうすればいいのだろうか・・・。

仕方ない、その集まりには参加しないとするしかないのではないか?
が、参加しなくなった事を快く思わない人もいる。
どう説明すればいいのか。
説明したとしても、そうした感情の沸かない人には理解してもらえない。

その場から逃げ出せれば問題は無い。
逃げ出せない場合はどうすればいいのか。

「悪気がないのだから・・・」で何でも許されるのだろうか・・・。

****

鈍感力という言葉がある。
鈍感でいた方が、人生が楽なのではないかと考える。

相手を傷つけた事に気がつかなければ、何事も無く平穏に過ぎていく。

自分の失敗に自覚しないでいられれば、責任感で落ち込む事もない。

「僕(私)は何も悪くない」

と言われれば、返す言葉も無い。
説明のしようも無い。

「彼も一生懸命だし。辛いそうだよ。」と言われれば、「それはおかしい」とは言えない。
「やることをやってないのに。」なんて言えない。
「やることをやってもらうために、私はもっと辛いんだよ。」なんて言えない。
理解してもらえないから・・・。
「彼の辛さ」だけがクローズアップされる。
「それはおかしい」と言うのは、辛い人に塩を塗っていることになるから、批判されるのは自分になる。
だれも気がつかない。
何も進んでない事に、何も起こってないことに。

「悪気があって、連絡しないわけではない」
「悪気があって、あの返答になったわけではない」
「僕もいろいろ考えて辛いのです。」

別にいいのですよ、悪気があろうとなかろうと、事実はどうなのか、するのかしないのかを知りたいだけなのですよ。

****

仕事は「やってなんぼ」の世界。
だから好きなのかもしれない。

「僕(私)は悪くない」というのは通じない。
やったのか、やってないのかなだけだ。

と思っていたけど、そうでもなかった。

T女史が今一緒に仕事をしている人が正にそんな人で、
重要なメールを数日放っておいて、「気がつきませんでした」とシラーと言うという。
「それが何か問題ですか?」と言った感じらしい。

そのうち、淘汰されるのかもしれないが、そうでもないこともあるわけで、今仕事を一緒にしなければいけないというのは、どんなに大変かと思う。

いないと思うわけにもいかず・・・。

そう言う人と、一緒に仕事をしなくて良い私は幸せだ。

家族狩り(第三部)贈られた手 天童荒太

2007年12月13日 | 
贈られた手―家族狩り〈第三部〉 (新潮文庫)
天童 荒太
新潮社

このアイテムの詳細を見る


永遠の仔を読み、著者の別の本を読みたくて買った本。

とにかく暗い~。
この記事なんて影響受けてる?と思う感じ。

怖い夢とかも見た。
隣で惨殺があるとか・・・。

そこに救いはあるのか?と思っていたら、やっと第四部少しばかり光が射したような・・・・。(読み進めると違うかもしれない)


この第三部には、私が社会について思っていることが、「あ、同じ考えだ」と随所にでてくる。
関心と無関心の間が広すぎるとか。
学生運動の時に刷り込まれた挫折感であったり、政治活動を嫌う傾向にある国民性の理由とか。

子どもを取り巻く環境が大きなテーマなのか、複雑にいろいろなことが絡み合っている。

****

(文中)児童相談センターでセミナーが開かれる。
男性講師(精神医学を専門とする大学教授)が家族療法を用いた診察をしており、そのビデオを用いて話をしている。

確かに現代の若者は、様々な形で自由を知り、古い価値観や因習めいたものから解放されました。けれども彼らの多くは、自分で考え、行動して、そうしたわけではないんです。世界の人々や、
歴史的な人々の行き方と比較して、独自の価値観を得たのではない。世界経済の影響などで変化した社会の枠組みを、便利だから、受け入れているに過ぎないんです。生きる意味を真剣に問い詰めないまま、就職し、結婚し、家庭を持ち、親となる・・・本当に精神的な自立を果たしているとはいえない状態です。そうした親は、自分の人生を肯定してくれる場所として、家族を求める危険性があります。
皆さんのなかで、こんな言葉を、お子さんに向かって言われた事がありますか。『だって、あなたはお母さんの子でしょ』『それこそ、おれの子だよ』」


 言ったかも・・・ 
うっ、こんな記事書いたばっかじゃん。


どうしてそれが悪いのかと、疑われる方も少なくないでしょう。……(略)愛情の証明や、子どもの誇りや励みになる場合もあります。けれど、気をつけなければいけないのは、子どもには容易に反論できない絶対性があるがゆえに、所有の観念や、帰属の意識のなかに、子どもを縛り付けることがあるんです。……(略)親はみずからの言葉を意識しつつ使うようにしないと、まずます危険な時代に入ります。


って、親の言葉次第で、子どもの非行や、暴力(家族殺し?)に繋がっていくと言う、怖いお話。

親の言葉に造られる背景があるわけで、それが今の「何でもサービス」で捕らえる社会現象であったりする。

私たち世代は「サービス」と言うのが当たり前にあるので、子育てで子どもに対しする「おむつを換える」「食事をさせる」しいては「躾」までも、やってあげている「サービス」として捉えてしまう。
だから、言う事をきかない子であれば「こんなにサービスをしているのに」と虐待へと走ってしまう。

『愛してほしくないの?』と子どもと取引をしている状態になりかねない



まあ、下手に怖がるのもなんではありますが、第三部までは存分に怖がらせてくれるお話であります。







冷蔵庫のカビ

2007年12月10日 | することリスト
8日土曜日もせっせと?小掃除をすることに。

と言っても、先週の冷蔵庫の続き。


先に野菜室を取り出して、ゴシゴシ。

次に冷凍庫を取り出して、中身を冷蔵庫に仮置きして、箱を洗い・・・。

そして冷蔵庫の外側、パッキンなどを拭く。

何気なく、裏返して見て

ぎゃ====

真っ黒なんです。
なじぇ~~~って感じで黒いものがついている。
爪楊枝で掘り堀して取るが、根っこがあるらしく黒いシミが残るでス。

こんな感じ


ちょっとよくわからないですねえ。


うわあ~~、こんなです。

食べ物を入れておくので、カビ取りはまずいだろうしと、キッチンハイター系をシュッシュトしてしばらく置いたけど、ほとんど取れず・・・。


どうしたら取れるんでしょうねえ。

お知恵をお貸しください・・・。


保育をきちんと考えない国

2007年12月07日 | 保育園の事
区では行革プランと行って、何でも民間委託を進めようとしている。
もっとも民間委託すべきは区役所本体じゃないかと思うけど・・・。

特に子どもに関する部署の人たちは、子どもの事を考えているわけでもなく、専門家でもないんだから、子どもが大きくなって仕事をしたい主婦やリタイアした人などが働く場所としては打ってつけだろうと思う。
(その方がよっぽど経費削減になるはず)


それはさて置き、民間委託の中でも特に進めようとしているのが、保育園で、昨日、今後進める12園が発表された。


当該園として既に活動していた保護者としては、実際に自分の園がとなると、委託に対して異議を唱える事の難しさ、異議どころか健全な委託化を進めることの難しさを痛感していて、一つの園ではどうにもならないもどかしさもあり、12園+既に発表されている4園を合わせ16園になることで、何かしらの大きな力となればと淡い期待を抱いたりする。

が、恐らく何事も起こらずただ委託が進むだけなのだろう。

なぜなら、委託をされる事を入園する前に知らずに入園し、引継ぎから委託開始までをかぶらないといけない園児の保護者でさえ、ほとんどが無関心なのだから(委託の大きな問題は、一晩で保育士が入れ替わり、その後運営が軌道にのるまで時間がかかり、その間子ども達が不安定な心理状況になることだと思う。)、引継ぎも委託開始も子どもがかぶることもない保護者や、委託されることを承知で入った保護者には関係ない話になるだろう。


区は、この委託に対して、待機児童の解消、保護者の保育ニーズに対応するためと言っているが、16園の発表と共に待機児童解消方法も、また新たな保育ニーズの対応方法も公表していない。
(そんなものないのだから、発表もなにも無いだろうなあ)

行革プランとして、官から民へは社会の大きな流れであるからと説明している。

そんな説明で、保育と言う大事なことを簡単に変えていいのだろうか。

私が当該園として活動した中でも、周囲の委託に関する考えが大きな壁となっていると感じた。

なぜ私立じゃだめなの?

もちろん、すべての私立がダメなわけではないだろう。
そして、私立に通わせている保護者に取ってみれば自分の園をダメといわれた様で嫌な気分になるに違いない。

このように言われるなら、私は言いたい。

なぜ公立じゃだめなの?


今回、委託を受けてくれる事業者探しをしてみて、ここならと思える園は少なかった。
ここならと思う園は既に、数年先の委託請負の計画がある。

それを見ても、16園もどうやって委託事業者を探そうと思っているのか不思議でならない。
この12月にプロポーザル募集をする予定だった2園に対しても、6月に発表して「12月募集に応募しよう」と思う事業者の数が見込めないのはちょっと考えればわかることだ。
恐らく、既に委託が始まっている園の募集の時に申し込んだ株式会社などを宛てにしているに違いなく、それらの株式会社などは、選定の時「よくない批評」を受けている園なのだ。
そんな園に気軽に保育を受け渡そうとしている。
また、16園もの数を数年で委託するということは、株式会社などに売り渡すのと一緒だと考えても良いのではないかと思う。

今ある我が園も見て欲しい。
どの人が見ても「こんな園があればいいねえ」「こんな園はそうはないよ」と言う。
「贅沢だ」とまで言われた事もある。

確かに贅沢だと思う。
りーが無認可からこの園に移ったときは、そのありがたさに涙がこぼれた。
無認可の先生たちだって一生懸命育ててくれたから、それをダメだと言いたくない。

それでも、今の園では掃除のためと言って檻に入れられることもなく、熱があって公園に連れて行かれることもなく、テレビを見させられることも無く、おしっこ臭い部屋でもなく、おまるが部屋におかれることもなく・・・・・。


保育ってこうあって欲しいと思う園がそこにあった。

委託されれば、そう言う園になってしまうと言っているわけではない。

が、こうあってほしいと思う園をなぜわざわざ壊さないといけないのか、私には理解できない。


保園は一部の世帯が受けられる特別な行政サービス。

と言う認識。

子どもは母親が育てるもの。

と言う認識。

子どもは環境にすぐなれる。

と言う認識。


がある限り、どんどん保育は悪くなっていくだろう。

親自体が保育はサービスと思っているのだら、それも仕方ない。


社会の流れだからと言って、安易に官から民へ受け渡し行く・・・。
そうすればそうするほど、保育の事を考えない仕組みが出来上がっていく。

国が保育を放棄する。
そんな国で少子化が改善されるとは到底思えない。

何でも合理的に、サービスとしてやっていった方が、今の時代にあっていくのだろうか。


虐待が増え、ニートが増え、家族殺しが増え・・・・。


自分の家族だけでも幸せに過したい。
そう思うようになってしまう。

なんだか、悲しい。


どっぷり考えないといけなのではなく、もっとあっさりと浅く気軽に保育や行政や政治を考えられればいいのにと。
生活の一部として、考えられればいいのにと・・・・。

無関心と関心の間が広すぎる。