『而今:しきん』 「ただいまを生きる」
「真実の得道と云うは、従来の信心を放下して直下に他に随ひゆけば、即まことの道人となるなり。是れ第一の故実なり」
今が過去になり、未来が今になり、今を生きる。
<最近の完読書>
春朧(上・下) :高橋治
菊蘺(きくまがき) :宮尾登美子
人妻鬼 :門田泰明
薔薇盗人 :浅田次郎
別れてのちの恋歌 . . . 本文を読む
私は自分の人生の最後の瞬間を左右してくれるものが欲しかった・・・・そう言う以外、方法はない。私の身体は宙に浮き、すでに自分が生きて存在している、という実感が失われていた。私にあは明日も昨日もげんざいもなかった。目に映るものといったら、恐ろしいほど茫漠とした荒野の風景だけだった。
上手い!それがまず感想。
絡み合う、感情と状況とストーリーに久々にのめり込んで読みきってしまった。
. . . 本文を読む
「それがわかったら、二人で余生を歩くしかないだろう。生も現実なら死も現実だ。やがて死がくることはわかっているが、生から死に移る、とは僕は考えてはいない。こうして生きている現実だけが完全であり、死から生に移れないのと同じく、生から死に移ることはできない。現在ただいまだけを視てくれ」
「現在ただいま、とおっしゃられても、よくは解りません。それは、たとえば、剣の世界から悟入して、そのようにお考えになられ . . . 本文を読む
『モナリザ・スマイル』
『グリーンフィンガーズ』
『スナッチ』
『ドクター』
『うちへ帰ろう』
『ミルドレッド(輝きの季節とき)』
『ターニング』
『インテリア』
『フライド・グリーン・トマト』
『姉のいた夏、いない夏』
『リトルマン・テイト』
『ボーイズ・ドント・クライ』
『シンドラーのリスト』
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『こぼれ種』 :青木 玉
『道順は彼女に訊く』 :片岡義男
完璧にもう一人の自分を作り上げる
ある日突然、もう一人の自分として生きるために
『あなたがほしい』 :安達千夏
総てをパーフェクトに理解してくれる男性
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==読書==
『手とぼしの記 :宮尾登美子」
『でも女 :群ようこ』
『天皇家の忍者(しのび) :南原幹雄』
==映画(DVD,VTR)==
『マイ・ビューティフル・ジョー』
『オペラ座の怪人』
『ザ・エージェント』
『かなしみよこんにちは』
『ハスラー2』
『21グラム』
『めぐり逢い』
『レジェンド・オブ・フォール』
『ウィーク・ツウ・リメンバー』 . . . 本文を読む
『ひとりぐらし :藤堂志津子』
『あなたには帰る家がある :山本文緒』
『和が老後 :佐藤愛子』
『向い風 :住井すゑ』
『心身自在 :アンドルー・ワイル 訳=上野圭一』
『ツイてる! :斉藤一人』
DVDを観るせいか、仕事をためすぎるせいか、読書量減ってます。
そして・・・・夜は活字を追うのが嫌です。
酔っ払らっているせいもあるけど、細かい字がね。そろそろ . . . 本文を読む
"Yes,today is a very goodo day to die"
(今日は、死ぬのにとてもよい日だ)
今日は死ぬのにとてもよい日だ。
あらゆる生あるものが
私と友に仲良くしている。
あらゆる声が私の中で、
声をそろえて歌っている。
すべての美しいものが
やってきて私の目のなかで憩っている。
すべての悪い考えは、
私の中から出て行ってしまった。
今日は死ぬのにとてもよい日だ。
私の土 . . . 本文を読む
偶然を装い、完璧を用い、追い詰めていく。
追い詰めていくものは、本当は自分自身の心。
心を病んでいる人間の脅威。
絡み合う人間関係と、絡み合う犯罪。
久々に友達に勧められて読んでみた、サスペンスだがなかなかの読み応えだった。 . . . 本文を読む
”人は生まれるところを選ぶことは出来ない。そのような人間として生まれるのかも選べない。気付いたときには拒否なしに存在するというののを育てるのは、あるときからは自分自身であろう。それは大きな、不安な仕事である。だからこそ、この世の中に、仮に一時でも、自分を背景ぐるみ全肯定してくれる人がいるかもしれない、という想像は、泉を見るような安らぎを与えてくれる。”
自分の中にあるものを、崩壊させたいと願う時 . . . 本文を読む
「インファナル・アフェア 無間序曲」
”生きるためにすべてを捨てた”
自分が選んだ道は、本当に正しかったのだろうか。
選択の誤りは・・・
失ったものは・・・
そして生きていく場所は。。。
こちら . . . 本文を読む
「ロレンツォのオイル 命の詩」
あきらめない
子供に対する、親の愛の深さ
探求することに、
見出す光がある
実話
自分を自分たちをしんじることによって、
大きな発見があり
大切な命を救いだすことができる。
今の医学に・・
深い深い愛情。
取り巻くひと総ての大きな愛。
それ以外の何ものでもない . . . 本文を読む