痛きこと 寂しきこと それでも確実に明日は来る

次から次とやってくる台風が恨めしい
当地はさきほどから雨が降っています
雨被害もはんぱなしです
毅然と立ち向かうしか　なすすべがないのでしょうか


旅に出る前
ネットニュースでチャスラフスカさんの訃報を目にしました
まだ齢（よわい）10歳の私に大きな影響を与えて下さった方です
その時から20代のほとんどをその影響下で過ごしました
生活の糧だった事もあります
以前書いたブログにもその“出会い”を記しています

「また東京オリンピックでお会いしましょう」の記者の言葉に
「この年だもの　先の事はわからないわ･･･」と返されていました
これは新聞記事上での会話　私は映像化し心に記憶しています
私も何故かその時覚悟をしていました
私より先に旅立たれるであろうことの覚悟をです
冷静に受け止めご冥福をお祈りすることができました
でね
恐山の天国の湖面を（はちゃめちゃです）見つめていたら
ジャンプしてにこりと笑って通り過ぎはった
私はまだそっちには行きまへーん

斜陽館（太宰治記念館）

2016/09/02





　　　　
　　　　　
　　　斜陽･･･　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幼き頃の記憶にあり

　　

　　

実は太宰治が好きではありません
小説が嫌いなのではなく　
あまたの関連本を読み　その人間性に若き私は嫌悪感を覚えたからです
どうしても個より先（小説）に進めなくなり40年近い月日が流れています

この斜陽館もツアーに組み込まれていなければ
来ることはなかったと思います
でも結果その場所は私にとって懐かしさで溢れた場所でした
UPした写真の数々
箪笥　竈　梁･･･　マントに至るまで　私が育った環境の中にありました
勿論洋式の造りはありませんが　和の造りは共通する部分が多々あります

ご説明を受けた当時の生活の環境も似通っているのです
似ていると言っても私は戦後生まれです（笑）　
戦後没落した実家ですが“そんな”意識を引きずって生活をしていました
私が15歳で家を出たのは　その事に反発したからです　
時間が経てばすべて思い出になります
思い出とは　心で消化した結果です
斜陽館は温かく懐かしい血を呼び起こしてくれました

抽象的ですが　お許しあれ
PCの調子が悪い　すぐ時空にぶっ飛びます
マントの青年はツアー仲間さん　写真の許可を頂いています

これは旨い

2016/09/01～03

いつも定番のお土産　地酒　味噌　醤油　そして蜂蜜
今回はそれらのどれも購入しませんでした
大人買いし宅急便で送るのが常でしたが･･･

冷静に考えれば　我々も年を取り　そんなに食せるものではありません
お土産の大半を占める地酒も　父ちゃんの肝臓に赤信号がともった今
心を鬼にして買いませんでした　

でもね
今回の旅はツアーで　運転をしなくてもいい父ちゃんは　酒を飲みまくっていました
「もう飲まんといて」と言っても　聞きやしません　

それでも酒の肴になるお土産は何点か購入
いずれも味が濃すぎるが父ちゃんの感想（昔は味付けの濃い料理しか食べなかったのに）
私は大間で購入したまぐろの塩辛が絶品でした
塩辛が大好きなんです
美味しいな　酒も旨しだし　
あんな父ちゃんの事を気にせんと　地酒をお土産に買えばよかった　

　　　

今 飛行船が・・・

スマホだとうまく撮れませんね
空は限りなく青く　飛行船がゆっくりと横切って行きました（ビルに隠れました）

今日はｸｿ暑い！
午後から来客なのに　家の中が汚い
掃除をさぼり　心の寄り道ばかりしています
焦る～　

9月の君を忘れとった o^―^o

津軽平野

2016/09/01～02

車窓より


　　　　　　　　

津軽平野　津軽海峡
この四文字は　深い郷愁となって　心に刷り込まれています
日本はどこも平地の風景は似通っています
やっと来る事ができた津軽です　
車窓より目を凝らし郷愁に浸っていました
でもなんとなくの違和感が
それが何かはバスを降りて判明しました

稲穂の波に空気の通り道がないのです
あくまでも私の印象です
稲の株は整然と緻密に植えられ育っていますが密集しています
こんな光景は初めて見ます
遠くから見ると　麦畑に見まがうほどです
どの田も同じでした
津軽平野の稲穂だけがそうなのでしょうか
海が近いから塩害を防ぐためなのか･･･
でも海に近い他の地の田んぼはそうではなかったし

詳しく調べることは簡単ですが
ふわっとの印象のままで　すり抜けましょう
知らないことが多すぎ　それよりも増して探し物の時間も多すぎる私です
ちょっと人生大変なのです　

手ぬぐい

2016/09/01～03

20代の頃より　手ぬぐい愛好家
旅に出ちゃ買ってくる
今回も買ってきた
余計なお世話の手ぬぐいも　たまにはいいんじゃない　




　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　

五能線の旅

2016/09/01

日本海沿岸に添って走るローカル線
言葉はいりませんね
夕日が沈むところ
綺麗でした




　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

たいま～

お風呂場の電気がつけっぱなし
食べたお皿も出しっぱなし

昨夜遅くに帰ってきましたが
息子はどこかに出かけていて留守でした
外泊
意外ときちんとした息子です
今まではこんなだらしなさはありませんでした
やっと父ちゃんに近づきました
私は膝痛のため早歩きができません
先に帰宅した父ちゃんが　勝ち誇ったように　それらを指摘しました

あっと言う間の三日間でした
私が行きたかった所全てが網羅されているツアー旅でした
我が人生もとっくに後半戦に入っています
残りの人生を急ぐような旅のスケジュールでした
それも
膝痛がなければなんてことはないのですが
私にとっては
楽しみつつ耐えつつ戦いつつの時間でした
耐えつつ戦いつつは　人様にわからぬように
でもトイレ休憩の時長蛇の列が　洋式トイレが意外と少ないのです
和式は完全にアウトです
脂汗の私を見かねたツアーのお仲間の方が
洋式が空いた時順番を譲って下さいました
人様に甘えるのも　迷惑をかけるのも　苦手な私ですが
かように助けて頂きました
素直に感謝し　甘え上手にもなりました

それはそうと
帰りの新幹線のホームで　昔ちょこっとお付き合いをした事がある男性と遭遇
青森県人です
同じ新幹線に乗車するのでしょう
私はすぐにわかりましたが
挨拶はせずに離れました
だって　私の顔は汗と人生の長きで崩れ落ち
体型は横に増殖をしています　それも現在進行形です
とても抱きつく勇気などありません
ちゃんと生きてこなかったことを後悔しました
敵は格好がいいまま
若き頃俳優さんをしていました
無名でしたが　TVのドラマでちょい役で出演していました
ちゃんと人生を歩んで来られた様子が垣間見えました
その事にほっとし　出会った青春の時間に感謝しました

父ちゃんに　その事を言いました
ドキドキしてオロオロして　涙が出そうになりましたから
ただしお付き合いをしていた事は内緒
それ以外の出来事は正直に話ました
「俺も観たことがあるかな」
「あるよ」
人気ドラマのチョイ役さんでした
はぁ～

仏ヶ浦 トルコのカッパドキアを想い出しました

　　　　　　　

父ちゃん　写真を撮りまくっています
私が被写体になる事はまずありません
私の後ろ姿は自分のスマホを渡して撮ってもらいます
そんなふうにして“カッパ”で撮ってもらった写真は　

父ちゃんの気持が表れた一枚でした
すぐ削除！

大間崎

　　　　　　　




大間のまぐろは有名ですが　私は食べた事があるだろうか･･･
勿論当地でも　逞しき漁師さんの腕にしがみついてきただけです
ガチンガチンやった
　　　　　　　　　　ネ！　
　　　　　　　　　　

恐山

この橋を渡り･･･



　　　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　　


父ちゃんは意外と怖がりです
恐山にびびっとった　
私は多くの大切な人を見送っているので　この場では荘厳な気持に至りました
是非一度来てみたかった
思いが叶って複雑な嬉しさがありました

龍飛岬

津軽海峡
　
　　　　
　　　　　　　
　　　　　心で絶唱しまくり

　　
紫の可憐な花が咲いていました

　　　　　　
　　　　　　こん時も歌っとったよ♪～

散歩

　　　　　　　

歩いとった

おはようございます

ホテルの部屋から見える 津軽平野があまりにも綺麗なんやけど

今日も元気で頑張るべ