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終生 のほほんな生き様かと思いきや
人生の終盤にきて
ところがどっこいの日々

五輪の名花 ベラ・チャスラフスカさん

2014-10-26 14:36:29 | のほほんの記
昨日の日経の夕刊に 
チャスラフスカさんの記事が載っていました
私の人生で初めて大きな影響を受けた人です
日本の年輩の方はチャスラフスカさんの事を 
ご存知の方も多いと思いますが
若い人は知らないでしょうね 
先の東京オリンピックで活躍した 
器械体操のゴールドメダリストです

父ちゃんは私より7歳年下で 
先の東京オリンピックの時 
幼児だった父ちゃんは 彼女の事を勿論知りませんでした 
ショック 😰 

チャスラフスカさんの 人生のだいだいを 
マスコミ等で 知ってはいましたが
改めて記事を読ませて頂き 
彼女の波乱万丈の人生に 胸がつまりました

私が子供心に感じた信念の人に 
間違いはなく
東京オリンピックの時 彼女はまだ22歳
10歳の私には 
彼女がとてもろうたけて見えました

体育の時間 
なぜ跳び箱なんか 飛ばなければいけないのかと
先生に屁理屈を言い 飛ばなかった私
屁理屈に根負けした先生の頭から
忘れもしません 怒りの湯気が出ていました

チャスラフスカさんの体操の演技を見るまでは
運動が大嫌いで 
納得できなければ 我を通す 
私はそんなとんでもないクソガキでした

それが一転
彼女の演技を目の当たりにし 
魅了されてしまったのです
そのろうたけた存在感に 打ちのめされ
で その時から 私は器械体操の道に
跳び箱ひとつ飛べなかった私が
後に県のチャンピオンに 
スポーツクラブの事業に関わるまでに なりました

スポーツが私の人生に加わったことで 
沢山のよき思い出ができました
語りだしたら 延々と続きます
その私の幸せの原点は チャスラフスカさんなのです
民主化を目指した チャスラフスカさんが 
その信念を貫き 
今現在 “ご無事で”活躍されていること
 僭越ですが とても誇りに思います

今度の東京オリンピックで またお会いしましょうとの 
記者の問いかけに
私はその時は
70歳を過ぎているから 
どうなるか 先のことはわからないわと 
お答えになっていました
私も60歳を過ぎれば 先のことなどわかりませんが
お会いしたいですね

名花よ永遠なれ
ありがとう チャスラフスカさん

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