ふにょい日記

ふにょ・い 2 (形)[文]ク ふにょ・し 思い通りにならない為力が入らなくなる様。[派生] ――げ(形動)――さ(名)

Windowsネットワーク(NetBIOS)が忘れられているような気がする件

2008-07-23 00:10:53 | プログラミング・コンピューター
インターネットはクライアント=サーバ型じゃない」(池田信夫 blog) に『ほとんどすべてのLANはイーサネットというC-Sシステムである。』という記述があって思い出したのが、 Windows ネットワーク (特に共有フォルダ) は、クライアント・サーバ型ではなくて、ピア・トゥ・ピア型ではなかったろうかと言う事です。

上の記事の他の記事からの引用部分に「クライアント・サーバー型システムは、単なるLANとは思想的にまるで異なるわけですよね。」(「ITを使えない日本は、ソ連のように崩壊する──野口悠紀雄が語る」 (ASCII.jp)) と、ありますが、この「単なるLAN」とは、 Windows ネットワーク (とその前身の NetBIOS) のような物の事を言っていると思います。

(恐らく 2008/07/21 時点で上の部分が、「クライアント・サーバー型システムは、単にPC同士がつながるということじゃない。これまでと思想的にまるで異なる大きな変化を生んだわけですよね。 」と手直しされたのではないかと思います。)

上の ASCII.jp の記事の本質は、「インターネット普及前だと、ネットワークの構成方法についての制限が大きかったけれども、インターネット普及後は、ネットワークの構成方法がより自由になったので、それをうまく使いこなせるように、組織や社会資源の配分を適応させないと競争に負けてしまう」という事かなと思いました。

でも、それは、クライアント・サーバー(C/S)型か、ピア・トゥ・ピア(P2P)型かというのは、あまり関係の無い事だと思います。
C/S か P2P かは、アプリケーションの都合に従って決まる物だと思います。

思想について言えば、「C/S か P2P か」と言うよりも、「インターネット前か、インターネットか」と言うべきではないかと思います。


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