NetBSD 5.1 をインストールした時のメモ。
インストーラーの画面については、 http://d.hatena.ne.jp/nyanobsd/20080527/1211944501 に日本語での解説があるのでそれを見ながら作業した。
最小構成("Minimum installation")でインストールしたら、それ以降どうやったらいいか分からなかった。
フルインストールでも大した物が入らないので、結局自分で入れる事になる。
CD-ROMからインストールした後、NetBSDのインストール後の初期設定を見ながらやってみた。下記の内容もほとんどおなじ。
ようは、ユーザーを作って、ネットワークの設定を /etc/rc.conf に書く。
■ユーザーを作る
# groupadd asakurah
# useradd -g asakurah -G wheel -m asakurah
# passwd asakurah
■ネットワークの設定(IPアドレスを直接指定する場合)
サーバーなら、IPアドレスを直接指定するのがよさそうなのでそうする。
ifconfig -a でネットワークインターフェイスの名前を調べる(ここではsip0だとする)。
わかったら、 /etc/rc.conf に次のような感じで設定を書く。
-----------------------------------
hostname=myhost.exsample.org
ifconfig_sip0="inet 192.168.100.10 netmask 255.255.255.0"
defaultroute=192.168.100.1
sshd=YES
# これで ssh が使えるようになる
rtclocaltime=YES
# rtclocaltime で、ハードウェアに設定した日時をそのまま現地時間として扱う?
-----------------------------------
ifconfig_<ネットワークインターフェイスの名前>="<ifconfigのパラメータ>" の行でアドレスを設定する。
/etc/resolv.conf にネームサーバーを書く(とりあえず自宅内のルーターで構わない?)
-----------------------------------
nameserver 192.168.100.1
-----------------------------------
■ネットワークの設定(DHCPでとって来る場合)
/etc/rc.confに次の行をちょい足しするだけ!
-----------------------------------
dhclient=YES
-----------------------------------
DHCPの設定についてより詳しくは→ http://www3.fr.netbsd.org/ja/docs/network/dhcp.html
■再起動したらpkgsrcのソース版を入れる
良く分からないけど、pkgsrcソース版はNetBSDのインストーラーでインストールされないっぽい?ので手動で入れる。
pkgsrcのバイナリ版だけを使うなら要らないけど、バイナリ版に無くてソース版にはある物もあるみたいなので。
FTP で pkgsrc のソースをダウンロードする。
# ftp ftp.jp.netbsd.org
user: anonymous
password: anonymous
ftp> cd pub/pkgsrc/stable
ftp> get pkgsrc.tar.gz
ftp> get pkgsrc.tar.gz.SHA1
ftp> quit
ダウンロードした物が正しいかチェックする
# cat pkgsrc.tar.gz.SHA1
SHA1 (pkgsrc.tar.gz) = ec2a468959c226f8fe748d81d4286bdc49d660f3
# sha1 pkgsrc.tar.gz
SHA1 (pkgsrc.tar.gz) = ec2a468959c226f8fe748d81d4286bdc49d660f3
(上記は例)
目視で同じか確認する(他に方法はないのか後で確認する)
ダウンロードしたファイルを所定の場所に移動して展開する(通常は /usr 以下に展開する?)
# mv pkgsrc.tar.gz /usr
# cd /usr
# tar xzvf pkgsrc.tar.gz
展開したら、bootstrap を実行する
# cd pkgsrc/bootstrap
# ./bootstrap
成功したら、使えるようになる。
ソース版の pkgsrc の使い方は、
# ls -ld /usr/pkgsrc/*/<欲しいソフト名>
で見つかったディレクトリに移動して、そこで make install して成功したらインストール完了。
依存関係は、 pkgsrc の方で解決してくれるらしい。
シェルに csh や tcsh を使っている場合インストールしたら rehash コマンドを実行して、
シェルが持っている実行ファイルの在り処の情報を更新する。
pkgsrc についての NetBSD の記事→ http://www.netbsd.org/docs/software/packages.html
ソース版の pkgsrc の使い方→ http://www.ki.nu/software/packages/pkgsrc.html
■ 変更履歴
[2011-01-30 13:23:50] ユーザー作成の所で passwd するのを追加。ソース版 pkgsrc の導入を追記
[2011-01-30 13:29:45] resolv.conf に書き込む内容で間違って項目名と値の間にイコールを入れていたのをスペースに置換
[2011-01-30 13:45:47] 一部の言葉の修正とインストール後の rehash について追加
インストーラーの画面については、 http://d.hatena.ne.jp/nyanobsd/20080527/1211944501 に日本語での解説があるのでそれを見ながら作業した。
最小構成("Minimum installation")でインストールしたら、それ以降どうやったらいいか分からなかった。
フルインストールでも大した物が入らないので、結局自分で入れる事になる。
CD-ROMからインストールした後、NetBSDのインストール後の初期設定を見ながらやってみた。下記の内容もほとんどおなじ。
ようは、ユーザーを作って、ネットワークの設定を /etc/rc.conf に書く。
■ユーザーを作る
# groupadd asakurah
# useradd -g asakurah -G wheel -m asakurah
# passwd asakurah
■ネットワークの設定(IPアドレスを直接指定する場合)
サーバーなら、IPアドレスを直接指定するのがよさそうなのでそうする。
ifconfig -a でネットワークインターフェイスの名前を調べる(ここではsip0だとする)。
わかったら、 /etc/rc.conf に次のような感じで設定を書く。
-----------------------------------
hostname=myhost.exsample.org
ifconfig_sip0="inet 192.168.100.10 netmask 255.255.255.0"
defaultroute=192.168.100.1
sshd=YES
# これで ssh が使えるようになる
rtclocaltime=YES
# rtclocaltime で、ハードウェアに設定した日時をそのまま現地時間として扱う?
-----------------------------------
ifconfig_<ネットワークインターフェイスの名前>="<ifconfigのパラメータ>" の行でアドレスを設定する。
/etc/resolv.conf にネームサーバーを書く(とりあえず自宅内のルーターで構わない?)
-----------------------------------
nameserver 192.168.100.1
-----------------------------------
■ネットワークの設定(DHCPでとって来る場合)
/etc/rc.confに次の行をちょい足しするだけ!
-----------------------------------
dhclient=YES
-----------------------------------
DHCPの設定についてより詳しくは→ http://www3.fr.netbsd.org/ja/docs/network/dhcp.html
■再起動したらpkgsrcのソース版を入れる
良く分からないけど、pkgsrcソース版はNetBSDのインストーラーでインストールされないっぽい?ので手動で入れる。
pkgsrcのバイナリ版だけを使うなら要らないけど、バイナリ版に無くてソース版にはある物もあるみたいなので。
FTP で pkgsrc のソースをダウンロードする。
# ftp ftp.jp.netbsd.org
user: anonymous
password: anonymous
ftp> cd pub/pkgsrc/stable
ftp> get pkgsrc.tar.gz
ftp> get pkgsrc.tar.gz.SHA1
ftp> quit
ダウンロードした物が正しいかチェックする
# cat pkgsrc.tar.gz.SHA1
SHA1 (pkgsrc.tar.gz) = ec2a468959c226f8fe748d81d4286bdc49d660f3
# sha1 pkgsrc.tar.gz
SHA1 (pkgsrc.tar.gz) = ec2a468959c226f8fe748d81d4286bdc49d660f3
(上記は例)
目視で同じか確認する(他に方法はないのか後で確認する)
ダウンロードしたファイルを所定の場所に移動して展開する(通常は /usr 以下に展開する?)
# mv pkgsrc.tar.gz /usr
# cd /usr
# tar xzvf pkgsrc.tar.gz
展開したら、bootstrap を実行する
# cd pkgsrc/bootstrap
# ./bootstrap
成功したら、使えるようになる。
ソース版の pkgsrc の使い方は、
# ls -ld /usr/pkgsrc/*/<欲しいソフト名>
で見つかったディレクトリに移動して、そこで make install して成功したらインストール完了。
依存関係は、 pkgsrc の方で解決してくれるらしい。
シェルに csh や tcsh を使っている場合インストールしたら rehash コマンドを実行して、
シェルが持っている実行ファイルの在り処の情報を更新する。
pkgsrc についての NetBSD の記事→ http://www.netbsd.org/docs/software/packages.html
ソース版の pkgsrc の使い方→ http://www.ki.nu/software/packages/pkgsrc.html
■ 変更履歴
[2011-01-30 13:23:50] ユーザー作成の所で passwd するのを追加。ソース版 pkgsrc の導入を追記
[2011-01-30 13:29:45] resolv.conf に書き込む内容で間違って項目名と値の間にイコールを入れていたのをスペースに置換
[2011-01-30 13:45:47] 一部の言葉の修正とインストール後の rehash について追加