もしも 明日が

晴れた 今日
今日 生きていれば
私の父 92歳の誕生日だった

母が 朝から
今日お父さんの誕生日だ と言った
亡き夫の誕生日を 覚えていた

毎日の仏壇のお茶替えは忘れているけれど

で 私は 久しぶり
朝早い時間 神社参りへ行った
昨日 本当に 全てが嫌になった日
思わず 御神籤までひいてしまった

その御神籤は 自分がひくものではなく
100円をいれると出てくるというもの

まず 表面を読んだ
問題が解決するという
幸運期に入るという文面だった

さて なんだろう
大吉だった

神さまが いつなんどきでもお助けくださいますよ
と
朝から 優しい言葉をかけられたような


昨日 母のこと これからのことを
姉達と話し合う日

後悔先に立たず
2対１ 二人を観て感じたこと

ヒートアップしたら負けなのはわかっていたのに

うわべだけ
私に 寄り添っているふう

母が デイサービスへ行っている間

何も解決することなく
私が スッキリすることもなく

部屋の片づけを三人でして

姉達は 帰っていった

私は 虚脱感と 絶望感におそわれた


孤独感 あー そうそう孤独感だ

同じ腹から生まれてきたけど

最初から 一人で産まれてきたわけだし


もー あきらめよう
さて 私は もう 考えないことにした

勝手にやるし 勝手に
もう あの二人には お伺いもやらないし

グレーに徹することにした

母のことは 当たり前にやる

でも もう あの二人は 知らない