2月26日
まずは成田に行かなければいけない。成田空港第二ターミナルに11時集合なので8時半には家を出なければいけないのである。起きたら8時10分。ちくしょー!9時過ぎに家を出る。
東京駅で成田エアポートなんとかっていう電車に乗ろうと思うが、駅員さんに聞いたら停まっていたNEXに乗せられる。彼のせりふはこうである。
「特急券持ってないの!?いいから乗って!」
ずいぶん失礼なやつであるが、素直に従う。席がないので立っていると、隣にいる外国人夫婦に話しかけられる。
"Do you speak English?"
ここは日本である。それくらい日本語で言え。
「はい」
"Great......."
彼らの話を要約すると、彼らは「立席特急券」というものを持っているが、理解できず、席がないとごねているのである。それは席のない特急券なんだよ、と教えてやると、「妻が疲れているのに・・」とごねる。そして、
"We'll ask the train guy for a seat"
という。train guy では「電車男」だと思いつつも黙っている。それよりも私も電車男に特急料金を支払わねばならないのである。
"Here comes the train guy!"
とだんなの方は言う。電車男が来たのである。でも特急券を確認しているわけだから歩みが遅い。だんなはつまらなくなったのか再び私に話しかけてきた。
"How come you speak English so well?"
それは私が帰国子女であるからである。デトロイトとニューヨークに住んでいた、というと、彼らはコロラドから来たという。コロラドには美しい山々があると言う。それはいいね、と言っているうちに電車男呼ばわりの駅員さんが来る。まずは扱いにくい外人よりも私に話しかけ、特急料金を支払わされる。外人はごねているが国産電車男はNEXの乗務員なのにさっぱりわからない様子である。双方に救いの目を向けられる。そのうえ、だんなの方が、
"She speaks English!"
と言う。無事に説明完了。急に夫婦はそわそわしだし、
"We are a bit nervous. Our flight takes off at 12:00"
と言う。このNEXは10時53分くらいに成田に到着予定である。彼らは無事にコロラドに帰れるのであろうか?
まあそんなこんなで成田到着。一緒に行く友人、T、K、N(いずれも仮名)とここで合流。vodafoneショップで変圧器?を借りる。そしてご飯を食べに。最後の日本食である。持っていたデジカメにXDカードが入っていないことに気づき、急いで購入。のんびりとして、13時くらいにやっとチェックイン、スーツケースを預ける。悲しいことに私だけ引っかかる。ガス式のコテと大きなスプレーが問題のようであるが、まぁ通してもらう。
出国審査に行こうとすると、追いかけてくる人が。地上職員である。13時半出発なのに、何をのんびりしているんだ、と怒られる。これでは先ほどのコロラド夫妻と一緒である。出国審査も優先してもらい、手荷物検査。手荷物検査ではNが愛用のはさみを取り上げられる。刃物禁止。調べてきなさい。
飛行機に乗ると、早速マレー人がたくさん。マレーシア航空なのである。最後の方にチェックインしたせいか、T、K、私は並びの席なのであるが、Nは離れている。Kが客室乗務員に交渉しようとするが、冷たく
"I can't understand you"
と言う。仕方ないから交渉を買って出る。やっと私も役に立てるときが来たのだから。無事に隣の席のサラリーマンらしき若者を追い出し、Nと席を替わらせる。
ところでこのMH0071便はクアラルンプール国際空港行きで、乗り継ぎでコタキナバル国際空港まで行くのであるが、やはり最も心配されたのは飛行機酔いであった。しかしトラベルミンを飲んだおかげで機内食も楽しむことができた。マレーシア航空の機内食は中の上くらいではないだろうか。意外とおいしいのである。マレーシア航空の客室乗務員は、男性は濃い緑色のスーツで、襟に金の刺繍が施してあり、黒の蝶ネクタイ、女性は濃い緑色の民族衣装で、とてもきれいだった。
たいしたこともなく、KL国際空港で両替をし、コタキナバルまでの国内便を探す・・・搭乗ゲートが変更されている!が、何はともあれ、コタキナバルまで行く。空港ではよく英語が通じる。日本語はまったく通じない。
深夜1時半くらいにNEXUS RESORT CARANBUNAIに到着。荷物の整理をし、一日目終了。
まずは成田に行かなければいけない。成田空港第二ターミナルに11時集合なので8時半には家を出なければいけないのである。起きたら8時10分。ちくしょー!9時過ぎに家を出る。
東京駅で成田エアポートなんとかっていう電車に乗ろうと思うが、駅員さんに聞いたら停まっていたNEXに乗せられる。彼のせりふはこうである。
「特急券持ってないの!?いいから乗って!」
ずいぶん失礼なやつであるが、素直に従う。席がないので立っていると、隣にいる外国人夫婦に話しかけられる。
"Do you speak English?"
ここは日本である。それくらい日本語で言え。
「はい」
"Great......."
彼らの話を要約すると、彼らは「立席特急券」というものを持っているが、理解できず、席がないとごねているのである。それは席のない特急券なんだよ、と教えてやると、「妻が疲れているのに・・」とごねる。そして、
"We'll ask the train guy for a seat"
という。train guy では「電車男」だと思いつつも黙っている。それよりも私も電車男に特急料金を支払わねばならないのである。
"Here comes the train guy!"
とだんなの方は言う。電車男が来たのである。でも特急券を確認しているわけだから歩みが遅い。だんなはつまらなくなったのか再び私に話しかけてきた。
"How come you speak English so well?"
それは私が帰国子女であるからである。デトロイトとニューヨークに住んでいた、というと、彼らはコロラドから来たという。コロラドには美しい山々があると言う。それはいいね、と言っているうちに電車男呼ばわりの駅員さんが来る。まずは扱いにくい外人よりも私に話しかけ、特急料金を支払わされる。外人はごねているが国産電車男はNEXの乗務員なのにさっぱりわからない様子である。双方に救いの目を向けられる。そのうえ、だんなの方が、
"She speaks English!"
と言う。無事に説明完了。急に夫婦はそわそわしだし、
"We are a bit nervous. Our flight takes off at 12:00"
と言う。このNEXは10時53分くらいに成田に到着予定である。彼らは無事にコロラドに帰れるのであろうか?
まあそんなこんなで成田到着。一緒に行く友人、T、K、N(いずれも仮名)とここで合流。vodafoneショップで変圧器?を借りる。そしてご飯を食べに。最後の日本食である。持っていたデジカメにXDカードが入っていないことに気づき、急いで購入。のんびりとして、13時くらいにやっとチェックイン、スーツケースを預ける。悲しいことに私だけ引っかかる。ガス式のコテと大きなスプレーが問題のようであるが、まぁ通してもらう。
出国審査に行こうとすると、追いかけてくる人が。地上職員である。13時半出発なのに、何をのんびりしているんだ、と怒られる。これでは先ほどのコロラド夫妻と一緒である。出国審査も優先してもらい、手荷物検査。手荷物検査ではNが愛用のはさみを取り上げられる。刃物禁止。調べてきなさい。
飛行機に乗ると、早速マレー人がたくさん。マレーシア航空なのである。最後の方にチェックインしたせいか、T、K、私は並びの席なのであるが、Nは離れている。Kが客室乗務員に交渉しようとするが、冷たく
"I can't understand you"
と言う。仕方ないから交渉を買って出る。やっと私も役に立てるときが来たのだから。無事に隣の席のサラリーマンらしき若者を追い出し、Nと席を替わらせる。
ところでこのMH0071便はクアラルンプール国際空港行きで、乗り継ぎでコタキナバル国際空港まで行くのであるが、やはり最も心配されたのは飛行機酔いであった。しかしトラベルミンを飲んだおかげで機内食も楽しむことができた。マレーシア航空の機内食は中の上くらいではないだろうか。意外とおいしいのである。マレーシア航空の客室乗務員は、男性は濃い緑色のスーツで、襟に金の刺繍が施してあり、黒の蝶ネクタイ、女性は濃い緑色の民族衣装で、とてもきれいだった。
たいしたこともなく、KL国際空港で両替をし、コタキナバルまでの国内便を探す・・・搭乗ゲートが変更されている!が、何はともあれ、コタキナバルまで行く。空港ではよく英語が通じる。日本語はまったく通じない。
深夜1時半くらいにNEXUS RESORT CARANBUNAIに到着。荷物の整理をし、一日目終了。
train guy の話はマジ爆笑でしたね。