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テニスとヴァイオリンの2大趣味を中心に毎日を楽しく過ごしています。

マレーシア旅行記④

2006-03-09 22:35:52 | fairy's murmurs
さてさてもう帰ってきてからだいぶ経つのですが、とりあえずこれ終わらせないことには気がすまないので。

4日目は夕方まで、ホテル内で過ごすことにした。これぞリゾート。

朝8時半に部屋のまえで待ち合わせ・・・の予定で、がんばって8時におきたわたし。30分で一生懸命準備を済ませ(といってもすっぴんですごしていたので水着着てそのうえに洋服着ただけ)いっしょうけんめ荷造りもした。

しかし!8時半になっても起きて来ない隣室のふたり。もー!と怒っていると、しばらくして二人が「すみません!」と謝りながら入ってた。どうも、呼びに言ったらまだ寝てたので、「あささんが激怒している」と言ったらしい(笑)

うお座のわたしはお水が大好き。前の日から、ホテルのプールに入るのを楽しみにしてた。でもふたりの寝坊のせいで、とりあえず朝ごはんに行くことに。

楽しみにしていたプール。→











「ねー、プールはぁ?」
と騒ぐわたしだったが、残りの3人はいまいち乗り気ではない様子・・・。11時からスパの予約をとっていたのであまり時間がなかったのである。

プールサイドでお花の乗ったジュースを飲む、というあたしの今回の旅一番の目的はどうなるの?!と騒ぐと、あれば誕生日も近いしおごってあげる、というので、プールサイドのバーのメニューを見に行く。しかし、どれもフルーツは乗っているものの、お花は乗っていない。肩を落とすわたし。

しかたなくプールとジュースはあきらめ、みんなと一緒にホテルの周りを歩くことにした。まずはプライベートビーチへ。まだ朝が早い所為か、波が高いせいか、泳いでいる人はいない。

そして戻ってくるとなぜか大きなチェス版が庭に。


そして戻ってくるとなぜか大きなチェス版が庭に。











このホテルでは乗馬もできるので、馬を見に行く。


大きな松ぼっくりも発見。

庭を散歩するのもとても楽しかった。
















そして時間が迫ったのでスパに行く。Nと二人でスパに入っていたのだが、散歩しすぎて時間があまりない。このあとはThe Welcome Treatという2時間半にも及ぶフェイシャルエステとマッサージのフルコースが待っているのである。

スパはあわてて上がり、ラウンジへ。このスパのラウンジの美しさには特筆すべきものがあるが、残念ながらスパ内はカメラ撮影禁止なので、ここには載せられない。ぜひNEXUS RESORT CARANBUNAIのホームページに載っている写真を見てほしい。

ラウンジで待っていると、TとKが呼ばれて行ってしまった。しばらくして私とNも呼ばれ、マッサージ開始。マレー美女にマッサージしてもらうのである。

寝台には穴があいていて、そこに顔をうずめてうつぶせに寝る。洗面器にお湯が張ってあり、そこにお花が入れてあってほのかにいい香りを漂わせる。このお花をジュースにも乗せてほしいものである。全裸の背中に大きなバスタオルがかけられ、まずは背中からマッサージ開始・・・・・・と、多少雰囲気にも酔う私に突然激痛が!!!

そう、昨日の海水浴で日焼けしている背中を、マレー美女は力を込めてマッサージし始めたのである。背中の下のほうは焼けてないので痛くない。下から上へ徐々にマッサージするのであるが、背中の半分くらいまで来たころからびくびくしている。そして本当に痛くて、声も出せずに身もだえしてしまうのであった。

マレー美女は言った。

「ココ、イターイ?」
私は必死でうなずいた。
「ダイジョーブー」
彼女は日本人になにか恨みでもあるのであろうか。痛いかと聞いておきながら、やめてくれないのである。彼女がわたしの背中を開放して足に移ったとき、わたしは心のそこから安堵したのであった。まあその後はあまりの心地よさに寝てしまったので、次に起きたのは"Excuse me?"と話しかけられ、うつぶせから仰向けに替わったときで、それも朦朧としたまままた寝てしまい、さらに次に起きたのはフェイシャルで顔に冷たい霧のようなものをかけられているときであった。それも気づくと寝ていて、"Are you okay?"と話しかけられ、すべてが終わったと気づくまで起きないわたしであった。

ラウンジに戻ったが、TとKはもう部屋に帰っていて、チェックアウトまでにご飯を食べたかった私たちは、施術後の休憩もそこそこに、部屋に帰っていったのであった。

荷造りをしていると、ふと腕時計がないことに気づいた。きっとボルネオ・スパに忘れてきたに違いない。ボルネオ・スパに電話をした。

"Good afternoon, madam, how can I help you?"
"I think I forgot my watch at your locker"
"Huh? Your wallet?"
"No, my watch"
"Sure, I'll look for it and call you back later"

というものの電話はいっこうにかかってこない。しかも、4時半にチェックアウトなのに時刻は4時20分である。しびれを切らした私は再度電話をかけたら「なかった」と言われた。なら電話かけて来い。余談であるが、この腕時計は日本に帰ってきてから見つかった(笑)

無事にチェックアウトを済ませ、わたしたちはバスで空港へ。途中、なぜかみやげ物やに寄る。日本人観光客向けの店らしく、街中の3倍ぐらいの値段でものが売られている。わたしたちはもう十分にお土産を買っていたので、最後のご飯を食べるべく食べ物やに行った。Nasi Ayamを4人前頼む。そうすると17.5RMだという。4人で割り切れない・・・・?メニューを見てみると、Nasi Ayam1.5RMと書いてある。4人前だと6RMのはずである。聞いてみると、それはご飯だけの値段なのだと言い張る。しかし、Nasi=ごはん、Ayam=鶏肉である。絶対に違う。でもその後英語をわからないふりするその店員に、わたしたちはあきらめた。しかし、食器を返すとき、Nが、「このぼったくり!」と日本語で言いながら返した。店員は意味がわからず、"Thank you"と言っていた。

そして再びバスに乗り、コタキナバル国際空港へ。19時50分のフライトだったが、18時くらいにはついていたので、スーツケースを預け、空港内のみやげ物店を物色したり、本屋でマレー料理の本を買って、コタキナバル市内でよく見たKFCへ。鳥をよく食べるせいか、マックよりKFCが多かった。KFCでチキンとコーラを食べるが、先ほどのNasiAyamの方がおいしかったし安かった。

クアラルンプール国際空港では最後のリンギットを使うためジュースなどを買い、深夜12時ぐらいに成田へ向けて飛び立った。マレーシア出国のときにひとつ騒ぎ?があった。

じつは、行きの飛行機で配られる入国カードの半券(出国カードになる)を、行きのKL~KKの間でなくしていた私。そのときは、

"I lost my departure card"と言ったら、
"Okay, okay, you can go"
とか言って、ENTERED SABAH(コタキナバルはサバ州なのです)というスタンプをポンっとパスポートに押してくれたのであった。だからもういらないのかと思って探さずにいたのである。

"Departure card, please"
と帰りの出国審査官に言われて、あわてた。(この出国審査官、超イケメンだったのだ)
"I lost my card during my way from KL to KK. The immigration guy (なんて言って言いかわからなかった。これでは入国審査男である)said 'okay, okay, you can go', so I didn't even look for it"

イケメン係官は表情も変えずに横にあった白紙のイミグレーションカードを手に取った。そして、私のパスポートを見ながら、出国カードのところにだけ私の名前と、JAPANと書き、びりっと切り取って、
"Here you go"
と手渡したのだった!即席出国カードの出来上がり。しかも彼はそれを作ることで精一杯だったのか、あろうことかせっかく作ったそれに、彼本来の仕事である出国スタンプを押すことを忘れてしまったのである!
というわけで、皆さん、私は3月10日現在、公文書偽造の罪に問われないか心配しているとともに、マレーシアを出国できていないのではないかと悩む日々を送っているのである。

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2 コメント

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Unknown (T氏)
2006-03-13 21:08:29
え、時計見つかったんですか??

あの騒ぎは一体・・・



マレーシアからの追っ手にぜひとも気をつけて。

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>T氏 (あさ)
2006-03-13 23:00:51
見つかったよ。ごめん。

てゆかほんとは、帰ってきてスーツケース開けたらすぐ見つかったんだけど、恥ずかしくて言えなかったの。(えへ



マレーシアからの追っ手は今んとこ来ないね。時効はどれくらいで成立するのか、ぜひK氏に聞いてみよう。
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