すぐそこに。

テニスとヴァイオリンの2大趣味を中心に毎日を楽しく過ごしています。

さゆり

2005-11-28 20:59:42 | big books
さゆり〈上〉

文藝春秋

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来月公開の映画、「SAYURI」の原作です。

前に映画を見に行ったときに予告編を見て、「うわ~見たい~」と思いました。で、我慢できずに原作読んじゃった(笑)
キャストはチャン・ツィイー、渡辺謙、役所広司、桃井かおりなど。ハリウッド映画です!チャン・ツィイー「LOVERS」の時に初めてスクリーンで見ました。あの映画はいまいちってゆうかだいぶ面白くなかったけど、チャン・ツィイー綺麗でした!今度は芸者になって登場するのです。面白そう~。

話も歴史好きな人ならおもしろいと思います。昭和初期の売れっ子芸者の生い立ちと戦争に巻き込まれていく様子を時間を追って描かれた作品です。でも、映画化で、どこまでやるんだろう?上下本だし、時間を考えたら適当に端折るのかしら~。気になります~。

白夜行/東野圭吾

2005-11-20 01:54:02 | big books
白夜行

集英社

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東野圭吾の本の中で一番好きな小説「白夜行」についてです。分厚いです。読み始めるまでにけっこうな勇気?を必要としました。

亮司と雪穂というふたりの主人公の関係からしてここで書いてしまうとネタばれなので書きませんけど、この小説の不思議なところは、この二人の心理の描写がまったくないところなのです。言動だけが感情を含まず冷静に書かれていて、読者がその気持ちを推測するしかないのです。それだけにすごく切なくなるというか、悲しくなるお話でした。

でも、すごく好きな本です。ぜひご一読を。


生協の白石さん

2005-11-15 22:23:39 | big books
生協の白石さん

講談社

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前々から気にはなってたんですが、やっと本が出たので購入しました。

大学生協のひとことカードに書かれた要望に白石さんが答えているだけの内容なのですが、なぜかものすごーく笑えるのです。
でも、こういう受け答えをできる人ってものすごく頭いいんだろうなぁと思います。
わたしもなぜか人から笑われることが多いのですが、どうもばかにした笑いのようです(涙)ぜひこういうウィットに富んだ?受け答えで人を笑わせることができるようになりたいです。

のだめカンタービレキャラクターブック

2005-11-02 00:39:36 | big books
「のだめカンタービレ」キャラクターBOOK

講談社

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買っちゃいましたー♪

今回のしおりは峰くんでした。きよらはもう持ってるので、カップル成立♪

これ、楽しかったです。今までまんがに登場したキャラ全員を収録してて、もう忘れかけた人とかも出てきました。ユッコちゃんとか。

他にも、ぷりごろ太の漫画とか、のだめ語辞典みたいなものがあったり、あとは音楽史の年表?みたいなものがついてました。

おすすめです。

言葉遊び。

2005-10-19 01:34:22 | big books
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER

講談社

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すごく人気がある作家なのに、あたしの周りではあんまり話題にならない作家です。勉強関係の本か漫画しかほとんど読まない私にとって、唯一シリーズで持ってる作家さんかもしれません。

まず、他の作家にはないドライさが魅力ですねー。いちおうミステリーという分類なんです。いちおう、探偵?役みたいなのもいます。
でもね、そんなのどうでもいいんですよ。犯罪の手口とか、動機に重きがおかれてないミステリー。「犯罪が起こりました、犯人はきっとこいつなのかな、でも、動機なんて犯人にしかわからないじゃないですか?」みたいな。あぁうまく表現できませんが。

あとは題名の絶妙さが好き。「封印再度 WHO INSIDE」とか。シリーズで持ってると意味わかるのかな。



ブラックジャックによろしく(12)

2005-09-22 19:33:32 | big books
ブラックジャックによろしく 12 (12)

講談社



ブラックジャックによろしく(12)を読みました。

毎回すごく医療のあり方について考えさせられます。今回は精神障害者とそれらの人々を取り巻く環境について深く考えさせられました。

まいまいさまやほにゃらさまとちがって、レビューはあまり上手じゃないのですが、もうちょっとがんばってみます(笑)

正直なところ、今回の主人公の行動には疑問を持ちますが、報道や社会の精神障害者に対する心無い対応との対比という意味では、理解できます。実際、精神障害者に対する知識を持たないまま、偏見を持っている人が大半なのが現状でしょう。

医療としての精神障害治療と、行政としての精神障害者の社会参加を分けて考えるべきだと思いました。

なんかちび論文みたいになっちゃいました。個人的にはちょっと前の新生児医療篇ではかなり泣いてしまいました。読んで損はないと、思います(結局こんなまとめ方ですみません)

オーケストラ楽器別人間学

2005-09-01 20:03:15 | big books
ずーっと読みたかったんですが、地元の本屋にはなかったので、今日新宿の三省堂書店まで出張って買ってきました!

「オーケストラ楽器別人間学」

で、さっそくバイオリンのとこ読んでみる。
まあ、一言で言うと、「陰影に富んだユニバーサルの人」だそうです。
陰影・・・ユニバーサル・・・・
つまり、管楽器とちがって、弦楽器、とくにバイオリンは人数が多く、みんなに合わせられる社会性?みたいなのがあって、平均的で、そつがなくて、誰と接しても人当たりがいいらしい。

まぁ、当たってるのかな、と思いましたけど・・・

で、この本、期待してたとおり面白く、「サックス奏者がどんなデートをするか」とかものってます。個人的にツボだったのは「フルート奏者」のとこと「トロンボーン奏者」のとこです(笑)ちなみに浦島太郎を「トロンボーン奏者」と分析するセンスもすばらしい!
でもトロンボーン奏者にはトラウマがあるので(バスドラムのときです)トロンボーン奏者に釣りに誘われても出かけないことにします。(笑)