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マレーシア旅行記②

2006-03-03 01:49:38 | fairy's murmurs
2月27日

さてさて2日めの朝を迎えたわたしたち。部屋の中を見渡してみるとウェルカム・フルーツが!ほえ~南国っぽい~。







お部屋の外観。















南国は今までにハワイしか経験がないのでこーゆうお花とかにいちいち感動するのである。部屋のまえで隣室の二人と待ち合わせ、朝食を食べに。






朝食はプールサイドのレストランでビュッフェスタイル。ミーゴレン、ナシゴレンなどのマレー系朝食から、おかゆ、ピータンなどの中華系、パンやシリアルなどのコンチネンタル系まで豊富にそろう。見渡してみると日本人のグループもちらほら、中国系もちらほら、欧米人が一番多い。彼らは実によく食べる。

朝食を堪能したところで部屋に戻り、準備をしてからコタキナバル市内へ。一日市内観光の予定である。オプショナル・ツアーなどは組んでいないので、まず市内へタクシーをつかまえるところからである。こういうとき、グループの中で英語ができるのが私だけというのは若干大変である。
何はともあれきれいなマレー産車"PROTON"のタクシーに乗り、コタキナバル市内へ。コタキナバルとカランブナイ半島は車で40分くらいである。道はとても広く、制限速度の表示などは見当たらない。運転手さんはにこにこ笑っておしゃべりしているようで、時速は130キロくらい出ているのである。片言ながら英語、マレー語でみんなたくさんの話をする。私は一番気になっていることを聞く。
"Does everyone speak English here?"
気になる答えは・・・!!
"Not really"
がーん。そしてそれは身をもって知ることに。とりあえずコタキナバル市内のCenterPointというショッピングセンターに止めてもらい、中に入る。日本の百貨店などと違い、狭い空間に大量の商品が並んでいる。表記はマレー語、中国語、英語。とりあえず目に付いた雑貨屋でジュースを飲むことに。Sarsiというシップのようなにおいのする炭酸飲料、マンゴージュースやライチジュースなど思い思いのものを買う。1RMであった。(1RM=32円)そこのかわいい店員さんと写真をとってもらう。若干恥ずかしそうに、喜んで応じてくれる。サンダルを持っていかなかったわたしは、サンダルを買いたくなる。サンダル屋で見ると9.90RMということである。わたしとNはそれぞれサンダルを買う。
Center Pointの前に出ると、タクシーの運転手がたむろしている。"Taxi?"と聞いてくるが、それはいらない、といい、彼らのおすすめのレストランを聞いてみることに。東南アジア独特の浅黒い肌に、黒いサングラスをかけた怖そうな男性たちだったが、4人ぐらいで真剣にどこを勧めるか相談している。口々に、Ocean seafoodがいいとか、あっちだ、こっちだと大騒ぎである。そして彼らとも写真をとってもらう。
彼らおすすめの店に行くと閉まっている。しかたないからそこにいる人にまたまたお勧めの店を聞くと、Centerpointのフードコート、といわれてしまう。CenterPointの前の人たちに店を勧めてもらった手前、そこには戻れない。しかたないから自分たちで探すことに。
と、私たちの目に飛び込んできたのはフィリピノ・マーケットである。ガイドには近づくなと言われていた、フィリピンからの不法移民のマーケットなのである。ご飯の前にちょっと寄ってみることに。NとKがそこでココナッツ・ジュースを買うが、私は衛生面からみて遠慮した。しかしおいしそうである。一口もらってみるとものすごく冷えていておいしい。
飲みながら私たちは昼食の店を探す。地元の人がたくさんいる日本で言えば定食屋みたいなところに落ち着いた。Mi supを頼み、ほか3人はNasi Ayamを頼む。2リンギくらいである。10人ぐらい店員がいるが、英語ができるのは2人だけのようだった。食べ物はものすごく美味しい。おまけの手作りケーキまでいただき、私たちは店をあとにした。
昼食後、町をうろうろすることになった。コタキナバル市はとても狭い町で、市内はすべて歩いて移動できる。地元の生地屋みたいなところで民族衣装を発見。ここでも店員のうち英語ができるのは一人だけで、私たちを見た瞬間その店員が呼ばれた。民族衣装を思い思いに試着したりして、私は1着買った。
次に観光センターに行った。ここの人はさすがに英語に堪能である。お勧めの観光スポットを聞くとSignalHillに行けと言われた。そちらに向かって歩きだし、途中ファーストフード店で休憩した。







さすがに暑く、熱帯性気候でハワイなどと違いじめじめとしているので、消耗が激しい。おなかもすいたのでNasiLemakを注文するが、これは大変辛くて耐え切れない・・・。













Signal Hillに行くのには多少迷い、警察があったので道を聞くが、どうも英語が通じない。しかたないから地図を見て適当に移動。山道を歩いていると、野犬がいる。危険である。こわごわとついていくと目的地に着いた。ちょうど夕暮れの時間で、ものすごくきれいな景観であった。ちなみに野犬は自分が人間のつもりなのか、私たちを犬だと思っているのか、すれ違っただけだった。
歩きつかれた私たちは、通りがかりのタクシーを拾った。運転手の彼は中国系マレー人で、ものすごくなまりの強い英語で横に座ったKに話しかけている。彼の話の内容は「自分は英語も中国語もマレー語もできて、実はちょっと日本語もできるんだよ。」という自慢なのであるが、Kにはさっぱりわからない。大声で「俺わかんねえんだけど、こいつ何言ってるの」などと言っている。通訳係は無論わたしなのであるが、私だってアメリカ育ち、なまりの強い英語はあまり得意ではない。しかし、運転手は突然車をとめ、「ここで乗り換えてくれ」という。どうやら協定か何かあるらしく、私たちの目的地、タンジュンアルには行かないようである。乗り換えたタクシーはひどいタクシーで、Nが大変酔ってしまった。




タンジュンアルには屋台村のようなところがあって、私たちの目的は夕食をここでとることであった。屋台で宴。ジャパン・マネーを学生でも使えるのである。サテ(マレー風焼き鳥)一本0.4RM、ナシゴレン1.2RMなど、日本では何も食べれないくらいの値段で大量のものが食べれる。そしてすごく美味しい。私の日給(約12000円~25000円)でサテが400本~800本食べれるのである。すばらしい国である。ジュースもすごく美味しい。生のジュースなのである。私たちは店の人が困るくらいたくさん注文をし、おなかいっぱい食べたが一人10RMにも満たなかった。
帰りにはましなタクシーに乗り、再びホテルに戻った。ラウンジでパイナップルジュースを飲みつつ次の日の相談。そして部屋に帰り、サッカーを見ながら寝落ちしてしまったのである。

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4 コメント

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Unknown (talloo)
2006-03-04 02:30:30
すげぇ楽しそうだ~

私も旅に出たい。
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南国~ (ケンタウロス)
2006-03-05 02:43:28
ん~いい感じですね。英語が出来るって

いうとさらに得なんだろうな。出来る人

にはわからないんだろうけど。



海外は一度しか行ったことがないけど、あ

んまりいい思い出はなかった…。赤道付近の

島がたくさんある国。



やっぱり日本人は京都?か!



でも、海外いくと「何かした」感あります

よね。常に家でお寝坊と夜更かしが贅沢の

私でございます。
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>たろくん (あさ)
2006-03-05 02:50:35
たろくん忙しそうだもんね~。なかなか旅には出れなそうだね。



楽しかったよ~。お土産買ってきたから明日の練習にはおいでね~。
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>ケンタウロスさま (あさ)
2006-03-05 02:54:19
英語ができると得かっていうと、正直、通訳係なので最後のほうはめんどくさくなってました(笑)しかも現地の人も片言の英語なので聞き取りづらいんです。



赤道付近の島がたくさんある国・・・?フィリピンとかですか?余談ですが、エクアドルって何語が忘れたけど「赤道」って意味なんだって。



日本人は京都って意見にはかなり賛成します!京都は去年の寒い時期訪れましたが、いいですね~。東京の百貨店とかでも京都物産展なんかやってると必ず行っちゃいます(笑)
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