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マレーシア旅行記③

2006-03-05 12:03:10 | fairy's murmurs
2月28日


ホテルのプライベートビーチ。
















前日一日炎天下のもと市内観光をしたわたしたち。しかし、ここはリゾートなのである。観光も楽しいが、主の目的はあくまでリゾート、せわしない日本で傷ついてしまった心と体を癒すことなのである。

というわけで、二日目は朝食後、再びタクシーに乗り、コタキナバル市内のフェリーポートまで。
途中でモスクの前に止まり、写真をとる。

船に乗って沿岸の島々をアイランド・ホッピングしようというのである。フェリーポートは大変古い建物であった。早速船を申し込む。ここの船は、同じ島に行く人が7人集まったら出発する、という仕組みである。私たちはマヌカン島、サピ島に行く予定で、3、40分待ち、ようやく出発した。

船は海の男といったふうなおじさんが運転している。船に乗り込む前にわたしたちはそれぞれシュノーケリング用のゴーグルとフィンを一組ずつ10RMで借りた。のちにこれが大変な事態を招くことを知らずに・・・・。

まぁ気を取り直しマヌカン島へ。長いビーチで、欧米人や中国人がたくさん海水浴を楽しんでいる。カランブナイと同じく、やはりリゾート地なのである。シュノーケリングをすると、たくさんの魚が浅いところまで泳いでいる。シュノーケリングをしていると時間が経つのがすぐである。船のおじさんは14時にはサピ島に行くために迎えに来てくれることになっていたため、ビーチサイドで昼食をとることに。バーベキューランチがあったので値段を聞いてみると一人60RMとのこと。日本円で1800円、さすがにリゾート地では物価は高い。違うレストランに行ってみるとすいていて安かったのでそちらに入る。ナシ・アヤムとサテとジュースというすっかりおなじみになったメニュを食べる。何回食べてもおいしいね。男らしい中国人を目の当たりにする。日本人の男子ももっと潔くしなきゃね。


そしてサピ島へ。船頭のおじさんはだいぶ調子に乗ってきて、大きな波のところにわざと船を寄せてわたしたちに歓声を上げさせてくれる。調子のいいオヤジである。サピ島は島々のなかでもさんご礁のきれいなビーチとして有名らしく、さらにシュノーケリングをする。イソギンチャクのところにカクレクマノミを見つけた。俗に言う?ニモである。

海岸でNがKの愛称を呼ぶと、Kは反応しないが地元の人その1が反応した。彼の名前とKの愛称が同じなのであった。そして私たちに自分たちがたむろしているベンチで座るように促した。5人ぐらいの現地の若者たちと一緒にベンチに座る日本人美女二人。危険な構図である。Kの愛称と同じ名前の男性を指差し、「彼はジャパニーズ・ネームを持っている」と冗談を飛ばす彼の友人。「ナカシロっていうんだ」ナカシロという名前を彼はどこから手に入れたのだろう。不思議な男である。ナカシロは私たちに突然持参していたフォトアルバムを見せる。ラフレシアの写真や、山や海の風景写真である。一枚一枚、彼の丁寧な説明が加えられる。あまり興味はなかったが調子を合わせてみていると、ナカシロの友人がきて、「俺にも見せてくれ。彼は俺たちにはこの写真を見せてくれなくて、自分のゲストにしか見せないんだ」といって写真を見出した。Nは突然、「あたしは逃げるよ」と言い残し、去ってしまった。私も、この機を逃してはならぬとばかり、彼女を追いつつ、ナカシロとその友人たちに「ありがとう」と言い、立ち去った。Nとその後協議した結果、ナカシロの目的はその写真を私たちに売りつけることだったのではないかという意見で一致した。ナカシロは25歳だということであったが、いつまでその商売を続ける気なのであろう。1年以上まえの日付の入った写真なんて誰も買わないだろうに。

時間も差し迫ったので私たちは美しい島サピ島をあとにした。例によって調子のいいオヤジの操縦の船に乗った。ここでKが使ったシュノーケル用のゴーグルが壊れたということで弁償させられる(ぼったくり)。

陸に上がってからは疲れ果ててホテルに帰ることも考えるが、えらいからもう少し遊ぶことに。Kの先導により、マレーシアに来てから甘いものを食べていなかった私とNの女性陣は、ここで甘いものを要求。しかし時間的にもう夕方。Tが「ご飯を食べに行きましょう。そこで甘いものを食べることは約束しますから」と折衷案を出し、それに従うことにした。



ビーチサイドのボードウォークにあるレストランに入った。例によってマレー料理を食べる。そしてアイスクリームを食べる。甘いものが大好きなわたしであるが、実はアイスクリームはそれほどでもない。しかし暑い天候のせいか、すごくおいしかった。

その後タクシーに乗り、検問(不法移民のフィリピン人の摘発が主目的のようであった)を通過し、わたしたちはホテルに戻った。ホテルに戻ってからはホテル内のスパに入り、日本ではありえないがすっぴんでそのままホテル内のバー、Darlin'Darlinであそんだ。
2人づつに別れ、ビリヤードでエイトボールを楽しんだ。近くの席の白人グループ(推定アメリカ人)に私はすごく応援された。私がポケットするたびに"Hooray!"とか言ってくれるし、「あっちのポケットを狙いなさいよ!」とかすごく熱のこもった応援である。しかしありがた迷惑感が30パーセントくらいあった。そして舞台ではライブをしていたので、ほかのお客とともに踊ったり、それを眺めたり、インターナショナルな夜遊びをした私たちであった。

再びマンゴスチンを食べながらサッカーを見ながら就寝。

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