木曜日。梅雨。

とても、梅雨らしいお天気ですねえ。

わたし、梅雨きらいじゃありません。むしろ好き。
もちろん遊びに行ったりするときは快晴のほうがいいけど。

実家の庭には大きな紫陽花の木があります。
柿の木の下に植わっているそれは、この時期になると青からピンクへの
きれいなグラデーションで咲くのです。

庭師さんもびっくりするくらい大きく育った紫陽花なのですが、
わたしがうちの庭に数ある花の中でも紫陽花が好きなのには理由があります。

うちのママはいわゆるジューン・ブライド、つまりパパと６月に結婚しているのですが、うちの紫陽花はそれを記念におじいちゃんが植えたそうです。
わたしが子供のころ、おじいちゃんはその紫陽花の花についているかたつむりを一緒につかまえて遊んでくれました。（なんでかたつむりって紫陽花に多くつくんでしょうね？なんかかわいくないですか？）
さらに水彩画が趣味だったおじいちゃんは、たくさん紫陽花の絵を描き、それが我が家の音楽室にたくさんかかっています。

紫陽花はおじいちゃんとの思い出のお花なのです。超おじいちゃんっ子だった私が、梅雨が好きなのも当然なのです。

ただ、嫌いなのは、通勤の満員電車にぬれた傘。
人のも迷惑に思うし、自分も迷惑なんじゃないかと気になります。

で、思うのですが、よくお店とかで、雨の日は入り口に傘用ビニール設置してるじゃないですか。お店の床がぬれないように。
あれ、電車にも導入したらどうですかね。
ホームとか改札に設置しておいて、みんなぬれた傘をそれに入れてから電車に乗るの。

もちろん主目的は「みんなの服がぬれないようにすること」。
だけど、ほかにもメリットがあったりして。
たとえば、ぬれた傘で階段の床がすべる→晴れた日にもまして、かけこみ乗車は危険になる。けど、ビニールを設置すると、その手間のためにかけこみ乗車はしなくなる、そして床がぬれにくくなってすべらなくなる、と二重に駆け込み乗車による怪我を防ぐことができます。（雨の日限定）。

どうだろう。あたしは自分の服がぬれないんならなんでもいいんだけどね。