5月21日に発売が開始されたマツダの新型ロードスターに早速、試乗させてもらった。結論から云えば、“買い”である。ただ現在の自宅は森の中で、屋根付きガレージがない、従ってすぐには買えない現実が(笑)つい最近、家人がCX-5を購入したので、ディラーのエライヒトにお願いして、峠道での試乗を叶えて戴いた。何が素晴らしいかと云えば、多すぎて難しい。私なりにまとめると、
①Roadsterのあり方=Light Weight Sports Car を徹底的に詰めて、コンセプトが明快なコト。②そのコンセプトを忠実に作り上げる、技術力、パッケージング力、デザイン力。③ホントのクルマ馬鹿=Car Guyたちが作ったクルマだという、彼らの「アツい想い」、が伝わってくるコト。「神は細部に宿る」を具現化しているコト。
個人的に、本当に素晴らしいと思うのは、スポーツカーの楽しみを知り尽くした連中が作りこんだクルマ、ということがビシバシ伝わって来ること。NA-初代ロードスターが出た時、マニュアル車で箱根を走った。それまで、KP61, TE71, AE86 などをラリー車に仕立てて遊んでいたが、「こんなに楽しいクルマがあるんだ!」と、思わず唸ったのを覚えている。箱根の2~3速で回るタイト・ベントがなんとも楽しいのである。「スポーツ・ドライビングの愉しみは、絶対速度ではなく、コーナーを回る時の素直で素早く、ドライバーの意のままに操れる感覚」だと、僕は思う。敢えて例を上げれば、吉田匠師匠も言っていた、特に空冷ポルシェ964での、「低速官能」のような感覚(笑)
スポーツカーの性能を上げようとすれば、高出力のエンジンを載せ、必然的にその重いエンジンを支える為に、ボディー、シャシー、ブレーキも強力にして...となると、クルマは重く大きくなり、よりファットなタイヤが必要になる。でも、これは、超高速域(日本の道路上では非合法)でのはなし。そこを、マツダは「人馬一体」のコンセプトで、ライトウェイト・スポーツカーとしての素養を突き詰めた。加速、減速、コーナリング、そして前後輪の荷重移動、どれをとっても素直でわかり易く、意のままに操る事の楽しさ、スポーツ・ドライビングの喜びを与えてくれる。
paranoidと云える程の軽量化への拘りと、コンパクトなパッケージング。初代NAでBMW, Mercedes Benz, FIAT等、数多のブランドに影響を与えたマツダは、新たなBenchmarkを作ったと云える。それは、大げさではなく、Redefinition of Sports Car だと思う。
褒めすぎているかもしれませんが、私は、Mazdaの関係者でもないですし、利益供与も受けてません。念のため(笑)
①Roadsterのあり方=Light Weight Sports Car を徹底的に詰めて、コンセプトが明快なコト。②そのコンセプトを忠実に作り上げる、技術力、パッケージング力、デザイン力。③ホントのクルマ馬鹿=Car Guyたちが作ったクルマだという、彼らの「アツい想い」、が伝わってくるコト。「神は細部に宿る」を具現化しているコト。
個人的に、本当に素晴らしいと思うのは、スポーツカーの楽しみを知り尽くした連中が作りこんだクルマ、ということがビシバシ伝わって来ること。NA-初代ロードスターが出た時、マニュアル車で箱根を走った。それまで、KP61, TE71, AE86 などをラリー車に仕立てて遊んでいたが、「こんなに楽しいクルマがあるんだ!」と、思わず唸ったのを覚えている。箱根の2~3速で回るタイト・ベントがなんとも楽しいのである。「スポーツ・ドライビングの愉しみは、絶対速度ではなく、コーナーを回る時の素直で素早く、ドライバーの意のままに操れる感覚」だと、僕は思う。敢えて例を上げれば、吉田匠師匠も言っていた、特に空冷ポルシェ964での、「低速官能」のような感覚(笑)
スポーツカーの性能を上げようとすれば、高出力のエンジンを載せ、必然的にその重いエンジンを支える為に、ボディー、シャシー、ブレーキも強力にして...となると、クルマは重く大きくなり、よりファットなタイヤが必要になる。でも、これは、超高速域(日本の道路上では非合法)でのはなし。そこを、マツダは「人馬一体」のコンセプトで、ライトウェイト・スポーツカーとしての素養を突き詰めた。加速、減速、コーナリング、そして前後輪の荷重移動、どれをとっても素直でわかり易く、意のままに操る事の楽しさ、スポーツ・ドライビングの喜びを与えてくれる。
paranoidと云える程の軽量化への拘りと、コンパクトなパッケージング。初代NAでBMW, Mercedes Benz, FIAT等、数多のブランドに影響を与えたマツダは、新たなBenchmarkを作ったと云える。それは、大げさではなく、Redefinition of Sports Car だと思う。
褒めすぎているかもしれませんが、私は、Mazdaの関係者でもないですし、利益供与も受けてません。念のため(笑)