月と空の浜辺

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Dead Space クリアしました

2008-10-27 22:47:53 | Dead Space
前回記事
Dead Space 正に Doom 3 の再来


Dead Space クリアしました。
クリアデータのセーブタイムで[09:22:30]です。
ロード時間や、リトライ(?)の時間など、ロスタイムを含めれば、前評判通り丁度10時間になるかな?


何度か書いていますが、このゲームは既存作品のアイデアを利用しています。
基本ベースは、Doom 3 っぽい世界観デザインに、Biohazard 4の操作性。
そしてテレキネシスによる「物を引き寄せたり、飛ばしたり」する、Half Life 2 のグラビティ・ガン(重力銃)の要素。
俗に言うバレットタイム・・・F.E.A.R.などのスローモの効果を、狙った敵にのみ与えるステイシス(止まって見える、の意)。
また無重力を表現する、上下あべこべの戦闘を特徴とした PREY など、目に見える基本部分だけでも、多くのゲーム作品の名前が思いつきます。
これらの素材を上手く料理している感じですね。



「あぁ・・・太陽がいっぱいだ・・・」


逆に、このタイトル故の個性はないのですが、真空状態での表現は面白かったと言えます。
酸素ボンベの残量に気を取られるのは当然として、真空故に音が聞こえず、室内戦での突然の不意打ちにも、対応が遅れる。

音が聞こえない・・・敵が、怖い。

この要素は、他では中々味わえません。
自分の足音と呼吸音。発砲している銃の音は聞こえど、敵の出現の音は遠く聞こえてしまう。

また真空故に火炎放射器は使用できず、この状態で小型のエイリアンの大軍が現れると厳しい等。
武器の作動状態にも影響があるなど、面白かったと思います。


少し欠点だと思ったのは、初期装備のプラズマカッターが強すぎる、または他の特殊武装が比較的弱めなせいで、武器選択の面白みが薄れている気がします。
プラズマカッターは、工具という範囲を飛び越え、プラズマピストルとも言うべき性能ですね。
他のゲームで言う、ハンドキャノン(デザートイーグル)ポジションになっています。

デッドエンド(はまり)防止とは思いますけれど、ちょっとリアリティが薄かったですね。



全てをやり終えたアイザック。
ただ、虚しい・・・。

どことなく Doom 3 の主人公に似ているかな?


ゲームエンジンが具体的に何なのか、私は知らないのですが、質感の表現や、ライト及びシャドウの効果は、D3のエンジンに似ている気がします。
独自の改造エンジン、と言う噂ですが・・・。


さて物語最後の結末(と言うより落ち?)は、呆然とした人が多いのではないでしょうか。
個人的には蛇足に思えました。
ホラーゲームっぽさを出したのかと思いますが、余り作品全体のバランスを考えると微妙だったかな・・・。

でも、パッケージを伏線と捉えれば、色々考えられて面白いのかも知れませんね(^_^)




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2 コメント

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Unknown (えびはら)
2008-10-28 23:15:33
 確かにこの手のゲームで初期装備が強いと言うのは・・・ありますよね、クリーチャーの気持ち悪さや強さもそうですが手持ち火器をどう有効活用するかと言うことに注意を払うのもこの手のゲームの演出だと思いますしね、慣れてくると

「いやー、結構余るもんだね」

という風になりますが。
返信する
アイテム管理 (Rui)
2008-10-30 07:36:49
このゲームでは、最近多い「ヘルスの自動回復」機能をやめ、今までのヘルス回復アイテムを使うタイプになっています。
また弾薬や酸素ボンベなど、その他の消費アイテムなども共有のインベトリ(アイテム輸送可能枠)に入れられるので、持ちすぎると新たに発見したアイテムを持てない、などのアイテム管理も出てきますね。

少ない弾薬や、有効な武装の使い分けとかは、サバイバルホラーに不可欠と思いますが、このゲームでは武装面はそんなに選択の幅はなかった感じですね。


ゲーム難易度は、イージー、ミディアム、ハード、インポッシブルと存在し、インポッシブルは一度クリアすることでアンロック出来ます。

私は難易度ミディアムでプレイしましたので、最終的には、アイテムがかなり余りました。
恐らく、インポッシブルでプレイすることで、アイテムのバランスが良くなる設計なのだと思われます(常にアイテム不足の焦燥感の演出面)
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