月と空の浜辺

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フィロソマ 正に悪夢・・・

2009-01-13 19:23:28 | Game
前回記事
フィロソマ

フィロソマをクリアしました。
何というか・・・一言で言えば、王道B級SF作品?(~o~)


まずゲームとしての出来なのですが・・・一言で言うと微妙過ぎですね(-_-)

STGの割に、戦闘距離が短く、殆どの敵は「素通りしつつ弾を撃って消えるだけ」です。
自機よりも移動速度が速く、見えてから迎撃しようとしても、すぐ画面外に消えていきます。

多くのSTGでは、「何か新種の敵が来た」と、身構えて対応しようとし、武装をチェンジしたりするのですが、このゲームの場合、一瞬で通り抜けていき、武装の切り替えの暇もありません。
チャージショットとかどこで使えば良いのだろうか・・・(笑)

基本的に「死に覚え」をしての「決め撃ち」でやっていくしかなく、戦術性は乏しいと言わざるを得ません。

またそのように後手、後手に回るデザインなので、ボムでのごり押しが、最も効率がよいと言うシーンも多く、STGなのか疑問も出てきます。

私がボムシステム搭載のSTGが好きではないのもありますけどね。
使わなくても普通に進むバランスなら構わないのですが、正直厳しい。


全体的にエネミーキャラの耐久力が高く、自機の性能が低いバランスになっています。
交戦タイミングは一瞬なのに敵の耐久力が高い。

STGの基本戦術は「敵出現と同時に瞬殺」することで、こちらへの被害を減らすことなのですが、耐久力が高いため、

倒しきれずに相手に発砲される>避ける>素通りされて攻撃不能領域に逃げられる。

一方的に撃たれまくって逃げ回る事に・・・。


設定的に、他のSTGのような「一騎当千のワンオフ機体」ではないからか、爽快感の薄いバランスです。
特に後半ステージの敵の堅さはとてつもなく、ボムの乱発でごり押ししました(~_~)



さてSTGとしての出来はかなり微妙でしたが、問題のシネマティックなシナリオの方はと言いますと・・・。

ええっと、ベタと言うか、お約束過ぎると言うか・・・。
「王道」と言うよりは、「色々とパクりました」な内容です。
(王道とは、お約束を守り、その上で独自の面白味を出せている優秀なシナリオの事)

後半のエネミーのデザインとか、どこかで見た感じの物が大量に出ますし、特にR-TYPEの有名な雑魚敵、そのまんまな敵が何体か普通に出てくるのは、ある種の清々しさを感じました(-_-)


一言で言うなら「ホラー」なのだろうか。
ただのパニック映画かも知れませんが。

主人公達は、生体反応を察知し、救出作戦へと出撃するのですが、どんどんやられていく、と言うパターン。
エイリアン系って奴ですね。

ポイントとしては、主役機ストレガには戦闘補助AIとして「アリス」という物が搭載されています。
ルイス・キャロルの(不思議の国とか、鏡の国とかの)アリスですね。

そのバックアップコンピュータであるアリスが、段々と狂って行くシーンが中々ホラー。
本来「自分の思うように動くべき道具」が、自分の意志と無関係に動き出す、って中々怖いですよね。

懐中電灯で言えば「電池が入っていなかったのに光がついた」みたいな感じ(何)


後半のシーンとか、部隊の一人、カレンという女性パイロットの通信で「アリスが・・・!!アリスが、アリスが・・・いやあああ!!」と言って正体不明なまま墜落していたり、中々怖いですね(~o~)

どうでも良いけど、カレンという名前のパイロットって、基本的に死亡したり、それより辛い最期を迎える代名詞ですよね(こら)


何とか地獄から脱出した主人公機も、母艦に着艦する寸前に、アリスが「ザザ・・・ミッション・・・コンプリート」と壊れた声で言って、機体の裏側に「何か」が取り憑いている絵で終わるとか、いかにも・・・(~_~)


なんか難易度によって、エンディングがより詳しくなるそうですが、私はまだやっていないですね。
ステージセレクト出来るので、最高難易度でやれば良いのだろうか(^_^)

今度、一応プレイしてみようと思います・・・。

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